1月24日、AKIBAカルチャーズ劇場であった「idolカップリング〜ソロピク編〜#2」に行ってきました。

11月に続いて二度目のこの企画、今回、鹿沼亜美ちゃんと一緒に出演したPixMixメンバー(ソロピク)は桐島十和子ちゃん、武内愛莉ちゃんの年下の2人でした。2人が亜美ちゃんと同じステージに立つのは4年ぶりとのことです。ピクミクのステージ・デビューはONEPIXCELのライブで、最初に会った時に小学6年生だった愛莉ちゃんが高校2年生になったと聞いて「大きくなったねぇ…」と思わず母になる亜美ちゃん。

亜美ちゃんをMCとした前半の企画コーナー、今回は対応力テスト。「テーマで出される『ピンチ』の瞬間を切り抜ける対応力を試す即興劇!」ということで、3人がそれぞれエチュード風にどう対応するかを再現するという内容でした。設定は次の3つ。
* 友達と約束した日に寝坊した時
… 素直に謝ってスタバを奢ると言う十和子ちゃん、電車の遅延をよいことに寝坊したことを言わない愛莉ちゃん、仕事の相手らしい電話に二日酔いを理由に平謝りする亜美ちゃん。ちなみにリアルでは2人は遅刻しないそうで、朝が弱いのは卒業したあのメンバーとのこと。
* 好きな人がバスでのってきた時
… バスから降りてしまう十和子ちゃん、恥しそうに「おはよう」と言って、あとは何気ないふりを装う愛莉ちゃん、挙動不審で話しかける亜美ちゃん。それぞれにシャイなようです。
* 電車のドアで服が挟まれた時
… 助けを求める十和子ちゃん、なんとかしようと服を引っ張る愛莉ちゃんに対して、何もなかったかのようにドアの前に立つ亜美ちゃん。
全体的に、ひたすら可愛い2人と大人の振る舞いを見せる亜美ちゃんの対比が見られた企画でした。
11月の企画ではこひめちゃん、美咲ちゃん、亜美ちゃんが、結構ガチで勝負している感じでしたが、メンバーの組み合せのせいか、今回はゆるっとした雰囲気の企画になりました。
その後、3枚のトランプを引いてパフォーマンス順を決めたのですが、1枚だけがジョーカー(出演順は最後)になっていて、罰ゲームがついているという趣向。結果、出演順は十和子ちゃん、亜美ちゃん、そして、ジョーカーを引き当てたのは愛莉ちゃんでした。
罰ゲームは、仰向けになって足を抱え、こちらを向いている類人猿(亜美ちゃんはゴリラと言っていましたが、もしかすると…チンパンジー…)の写真を見て台詞をつけるというもの。愛莉ちゃんは照れながらも「僕もあの子と遊びたいなぁ…」と可愛い台詞で切り抜けました。

ライブコーナーの最初は十和子ちゃんのブロック。
大きな襟のついたレースの上着に白いワンピースを合わせた清楚な衣装が、とても良く似合っていました。選曲した3曲はいずれも80~90年代の歌で、1曲目はアイドル定番の「赤いスイートピー」。80年代アイドルはリアルタイムで見ていた世代ですが、タイムスリップしてもこのままデビューできそうだと思いました。
スタンドマイクが準備されて、2曲目に歌ったのが「碧いうさぎ」。オリジナルと同じ振付は手話を取り入れたもので、清楚で無垢な雰囲気にピッタリでした。3曲目の「揺れる想い」も爽やかで良かったです。

次が亜美ちゃんのブロック
ONEPIXCELのラストライブと同じ衣装で登場し、厚底ブーツでキレキレのダンスを見せてくれました。
1曲目は、今っぽいリズムを効かせた曲を大人っぽく、時折、ちょっとコケティッシュな表情も見せながら歌い、どなたかが亜美ちゃんに特典会で「いい女になった」と伝えたそうですが、まさに「いい女」っぽくて良かったです。曲名を知らなかったので、本人に特典会で聞いたら、マカロニえんぴつが私立恵比寿中学に楽曲提供した「愛のレンタル」とのこと。
2曲目はタンポポの「王子様と雪の夜」で、その夜のREALITY配信では「ななみんきっかけでハロプロファンの方が亜美のライブに来てくれているので、ハロプロ曲を歌うのは緊張する」と言っていましたが、この曲を亜美ちゃんが歌うと、オリジナルのクリスマスっぽいキラキラ感よりも普段着の「彼女感」が出て、これも良いと思いました。
3曲目が「Girls Don't Cry〜Final Call」のメドレーで、ONEPIXCELのファンとしてはうれしい選曲。グループ曲を1人でやる難しさはあったと思いますが、歌もダンスもバッチリ決まっていて、ソロでやる形が見えた気がしました。メドレー音源の編集はマネージャーとのことで、現場で見ると優しそうな人ですが、音楽的センスもある人だと思います。
3曲それぞれタイプは違っていても、みんなちゃんと鹿沼亜美の歌になっていたと感じました。マルチな活動ももちろん応援していますが、これからも様々なステージで歌って踊って欲しいなと思いました。

最後が愛莉ちゃんのブロック
白いブラウスにミニのジャンパースカートを着て、白のベレー帽をかぶった可愛く上品な装い。スタイルの良さが衣装を引き立てていました。
1曲目は、前回のこひめちゃんに続き事務所の先輩・斉藤由貴さんの曲で、今回は「MAY」をカバー。アイドル時代の斉藤由貴さんは、ふわっとした透明感がある人だったので、愛莉ちゃんにピッタリ。
その後が「再会」「Best Friend」とJ-pop寄りの選曲でした。この日は緊張していたようでしたが声がきれいなので、ソロで歌うのに慣れたら、オシャレな曲や切ない曲も似合いそうです。
最後に全員でステージに登場した時には、「『ピクミクは歌うまグループだから、(ONEPIXCELも)頑張らないと』と言われてきたんだから、自信を持って歌っていきな」と、2人に対して先輩らしく背中を押す亜美ちゃんの姿も見ることができました。

 

追記

亜美ちゃんがYouTubeチャンネルでバックステージも含めた様子を動画でアップしたので、掲載しておきます。グッドボタン、コメント、チャンネル登録してください。

そして、ピクミクの楽屋の方でも。

 

 


セットリスト
【桐島十和子ブロック】
1.赤いスイートピー(松田聖子)
2.碧いうさぎ(酒井法子)
MC
3.揺れる想い(ZARD)

【鹿沼亜美ブロック】
セトリ
4.愛のレンタル(マカロニえんぴつ)
MC
5.王子様と雪の夜(タンポポ)
MC
6.Girls Don't Cry〜Final Call(ONEPIXCEL)

【武内愛莉ブロック】
7.MAY(斉藤由貴)
8.再会(LiSA)
MC
9.Best Friend(Kiroro)