１２月２０日、KT Zepp Yokohamaであった「矢島舞美・中島早貴・鈴木愛理クリスマスFCイベント2021～team℃-uteではじけるぞーぃ！～」夜公演に行ってきました。
久しぶりにメンバー３人が揃うイベント、しかも、事前のSNSなどでガッツリ歌って踊ることが告知されていたこともあり、楽しみにして現場に行きました。ハロ関係のイベントではこのところお馴染みになったKT Zepp Yokohamaですが、この日は開演前に流れるBGMがずっと℃-ute曲で、入場してからそれだけで気分が上がってきました。
イベントが始まり、３人が登場して１曲目から「Kiss me 愛してる」。
なっきぃの「セイ！カモン！」もちゃんとあって、その感覚は予想していた「懐かしさ」や「感動」というよりも、もっと自然で、グループが解散して４年半経っていることを忘れるぐらいにしっくり馴染むものでした。
やっぱりなっきぃのダンスが目を引くし、愛理ちゃんは℃-ute時代の歌い方になっているし、舞美ちゃんはあらゆる意味で変わらなくて、さっそく最後の歌詞でキメる「愛してる」をすっ飛ばすし…
「世界一HAPPYな女の子」の後、最初のＭＣで今回のイベントについて、来年がハロプロキッズの２０周年に当たることもあって「なっきぃが海外留学に行く前に、３人でイベントをやろう」ということになったと紹介がありました。３人で話しているうちにガチで歌って踊ることになり、昔ついていたスタッフもイベントのために集まってくれたそうです。
そして、給水タイムの時には、舞美ちゃんがさっきの分の「愛してる」を言って帳尻を合わせる。
このパフォーマンスの「やらかし」やMCの絶妙なユルさで、はっきり思い出しました。「伝説」の℃-uteは歌が上手くてダンスがキレキレでカッコいい「アイドルが憧れるアイドルグループ」ですが、リアルタイムで応援してきたファンからすると、ユルさ、ちょっと変な面白さ、ヲタ受けや内輪ネタも含めたアットホーム感、子ども時代から一緒に育ったメンバー同士の絆もひっくるめて、全部℃-uteの魅力だったことを思い出しました。
次のパートは「メリーキュリスマス！」の掛け声に続いて、「クリスマスっぽい楽曲を集めた」という「ぴったりしたいX'mas!～白いTOKYO～会いたいロンリークリスマス」のメドレー。この３人で「会いたいロンリークリスマス」が聞けたのは感激です。
ダンスがカッコいい「人生はSTEP!」に続いて、「心の叫びを歌にしてみた」ではコールが入っていたところで手拍子がピタッと揃う客席もさすがでした。
次のMCに入るや否や「…ちょっとブランクきてるかも」となっきぃ。当時はジャンプもＯＫで、ファンの運動量も凄いなと思っていたという話に。今のハロ現場はジャンプも声出しもできなくなったという話から「声が出せるようになったら、経験したことのないメンバーはどう思うんだろう？」という、先日うちのヲタ仲間がしていたのと同じ話をする℃-uteちゃんたち。結論は「うれしいんじゃないか」とのご意見でした。
また、最初に３人でクリスマスイベントをやるという告知が出た当時は、トーク中心のイベントで「３曲ぐらいは歌って欲しい」という感じだったのが、話をするうちに本気で歌って踊ることになり、１日だったところが２日の日程になったとのこと。選曲にあたっては「５人でやりたいからやめた曲も沢山ある」とサラッと言ったのが泣かせました。
また、リハが１日しかなかったのでスタジオで自主練をしたところ、それでも足りなくてカフェで確認することになったそうです。ところがカフェが閉まっていたので近くの公園で練習し、歌って踊っていたら、自転車を押した人が微妙な顔で通って行ったとのこと。
今回はなっきぃに新しい歌割が多くいったようですが、ブランクがあっても歌もダンスもきっちり決めてくるなっきぃはさすがでした。同時に「ちさまいの声が重要」「二人の声で再生されるね」「５人いてこその℃-ute」と３人で言い合うのも良い感じでした。
「１０年ぐらい前、最初に武道館を目指していた時期にリリースした曲」と紹介して「アダムとイブのジレンマ」「Crazy 完全な大人」の２曲を。そして、かつてのコンサートを彷彿とさせる「まっさらブルージーンズ」「Midnight Temptation」「超WONDERFUL!」の鉄板の３曲で会場と一体になった盛り上がりの中で、本編が終了しました。
アンコールは３人で列車のようにつながり「なっきぃちゃんはどうしたんでしょう〜♪」と歌いながら出て来て「愛はまるで静電気」を披露。可愛い℃-uteも健在でした。
最後のMCで一人ずつ感想を言うところで、最初に話した愛理ちゃんがソロになった後、「℃-uteにいた時の自分の方が輝いていたんじゃないか」と悩んでいたことを告白し、舞美ちゃんが変わらない優しい口調で「愛理はいつでも輝いてるよ」と言って、愛理ちゃんの涙腺が崩壊。
他の2人も解散後、それぞれに１人で活動することへの不安や悩みがあったとのことで、他のメンバーが頑張っている姿に勇気をもらったり、℃-uteでの活動が背中を押してくれた、そして、いつも応援してくれるファンがいることが大きかったという話にグッときました。
最後は「凛としてまた逢おう」という歌詞の「凛」でイベントを締めくくりました。
会場の出口でもらったポストカードはやっぱり５人の℃-ute
３人が一緒にステージにいることがとても自然で
耳に馴染んだ曲でペンライトを振ってる自分もとても自然で
魅せて、笑わせて、最後は泣かせるのだから、ホントに℃-uteときたら…
セットリスト
１．Kiss me 愛してる
２．世界一HAPPYな女の子
MC
３．ぴったりしたいX'mas!（プッチモニ）
４．白いTOKYO（ZYX）
５．会いたいロンリークリスマス
６．人生はSTEP!
７．心の叫びを歌にしてみた
MC
８．アダムとイブのジレンマ
９．Crazy 完全な大人
10．まっさらブルージーンズ
11．Midnight Temptation
12．超WONDERFUL!
ENC
１．愛はまるで静電気
MC
２．凛
