11月23日、パシフィコ横浜国立大ホールであった「アンジュルム 2018秋『電光石火』」夜公演に行って来ました。
第一に「アンジュルム、良い曲が多いなぁ!」と実感させるコンサートでした。
「乙女の逆襲」でスタートしたセットリストは、後期スマ~アンジュのシングル曲を中心に、無敵の10人のアンジュルムが全曲フルコーラスでやったもので、「これは、映像になったら永久保存版だな」と思いました。会場内にはカメラがかなり入っていたので、BR・DVDはもちろん、放送も含めていろいろ出てきそうです。
初期スマ曲ももちろん好きなのですが、今のアンジュルムはカッコイイ系にシフトしていて、個人的にはそこが気に入っているので、今回のセットリストは特に刺さりました。こうして聞いてみると、スマイレージも後半は既にカッコイイ系に徐々に移行していたので、「アンジュに改名していきなり」ではないと改めて気づきました。
「無敵の10人」と書きましたが、1年以上メンバーチェンジなし(しかも、直前の追加が即戦力のふなっき、かむちゃん)ということもあって、完成度がとても高く、プラチナ期後半の娘。や解散前の℃-uteを思わせるレベルと勢いを感じました。メンバーが「この10人のアンジュルム」という言葉に特別の意味を込めるのも納得です。
メンバーにもサプライズだった「友よ」の銀テープ発射で見せたふなっき、りかこの涙はそんな「区切り」への思いもあったのだろうと想像しています。
でも、卒業と加入があるグループというコンセプトをとった以上、完成したところを壊して作り変えるプロセスは必要になり、楽しみでもあるところです。卒業・加入がネタとしてメディアに取り上げてもらいのやすいのは、今回のコンサートについての記事を見ても明らかなので、戦略としてはありでしょう(そればかりだと、正直「完成度」を求めるファンとしては辛い面もあるのですが…)。
新メンバーは昼に発表があったので、事前にSNSで確認してから入りました。夜公演では顔見世だけでしたが、二人とも中学3年生ということで、初々しくて良かったです。オーディション組の伊勢鈴蘭ちゃんはふんわりした優しい顔立ちの子だと見ましたが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうね。北研はノーマークなので、太田遥香ちゃんもあわせて、ここから始まるストーリーに期待したいと思います。「12人のアンジュルムはもう始まっていて、今回がそのスタート」というリーダーの言葉もありました。
今のアンジュは全員、歌割があって前に出てくればエース級、それ以外の時はパフォーマンスをがっちり支え、いわば「攻守ともに揃っている」状態だと思います。
アンジュ一推しはかみこですが、非常に良かった(^^) 少しウエーブがかかった髪も美少女ぶりを引き立てていましたし、持ち前のクリアな声に加えて、歌に迫力が出て来たと感じました。歌唱力が伸び、存在感が出て来たとなれば、「エース推し」の私の中では急上昇です。
また、今回、特に目が行ったのは凱旋公演にもなるかっさーでした。ニコニコ楽しそうにパフォーマンスする笑顔がとても良かった。かっさーも新メンバーと同じ中学3年生ですが、アンコールで一人一人が感想を述べるところで、新メンバーが入って最年少ではなくなると言い、「和田さん、私はがんばります!」と、あやちょに向かって述べた決意表明も良かったと思います。
あと、アンジュ現場がメインではない立場から感心したのは客席のコールの統制がとれているところ、それに、メンバーの煽りに答えた女性ファンの声の大きさ(つまり人数の多さ)も印象的でした。アンコールは、昼公演は21歳の誕生日を迎えたタケちゃんコールだったようですが、夜は最初、いくつかのコールの声が入り混じる中、自然に「ももな、タケちゃん」コールに整理されていく様子が見事で、ヲタクルム凄いなと思いました。
セットリスト
1.乙女の逆襲
2.七転び八起き
3.地球は今日も愛を育む
4.出すぎた杭は打たれない
5.ミステリーナイト!
6.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のため今日まで退化してきた人間
7.次々続々
8.キソクタダシクウツクシク
ダンスパフォーマンス(剣舞)
9.忘れてあげる
10.君だけじゃないさ…friends
11.寒いね。
12.無双Strong!
13.泣けないぜ・・・共感詐欺
14.マナーモード
15.Uraha=Lover
16.友よ
ENC
1.46億年LOVE
2.タデ食う虫もLike it!
今回買った日替わり写真は、ここ一発の歌割を任されると、パンチの効いたボーカルを炸裂させてビシッとキメるふなっきです。
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