先日、あまり手に入らない3個入りの白い恋人をもらう機会があったので、久しぶりに白い恋人を食べてみました。

白い恋人は自分で買うことはほとんどなく、道民ならもらうこともあまりありません。

そのため、食べる機会がそもそもないのですが、偶然もらった白い恋人を食べて、やはり美味しいな感じました。

今回は3個入りの白い恋人を食べてみての感想などをご紹介いたします。


  石屋製菓㈱の白い恋人について


白い恋人とは

まずは、誰もが知る白い恋人についてです。


白い恋人は石屋製菓㈱の代表的なお菓子になります。


商品名の由来は、ある年の師走に創業者がスキーを楽しんだ帰りに「白い恋人たちが降ってきたよ。」と何気なく言った一言によるものから来てるそうです。


そして、白い恋人と言えば、北海道お土産の鉄板となっていまして、土産品の単品売り上げでは赤福餅(三重県)に次いで全国2位となっているようです。



白い恋人の特徴

白い恋人のチョコレートをサンドするクッキーは、ラング・ド・シャというフランス伝統の焼き菓子で、サクサクと軽い食感が特徴となっています。

これは、オーブンの温度調節などの細やかなチェックを怠らない事で、きれいな焼き色を作り出しているようで、ラング・ド・シャが焼きたて熱々のうちに「白い恋人」のためにブレンドされたオリジナルのチョコレートを挟んでいるとのこと。

サクサクとした食感に加えて、ちょうど良い甘さと食感のチョコが安定した人気を作っているのでしょうね。

この挟まれているオリジナルチョコレートもまた美味しいんですよね。


パッケージについて

意外と知らないパッケージへのこだわりなのですが、発売当初から変わらずパッケージに描かれているのは、北海道の秀峰「利尻山」ということです。

スイスの山並みのようなその風景にヨーロッパ風のお菓子づくりを目指していた想いから、北海道への愛を重ねたデザインにしたようです。



  3個入りの白い恋人について

こちらの3個入りの箱入の白い恋人は、札幌の大通店でしか買えないと聞いております。


何十年かぶりに白い恋人をもらって、原材料を見てみると、やはりクッキーにはショートニングが入っておりました。

45年ほど変わらない原材料で作られていると聞いておりましたが、そんな昔からショートニングがあったのかは少し疑問が残ります。

少し添加物など健康に気を使ってもらうと一段人気が出ると思うのですがね。


3個入りの箱は白い恋人がきっちり入る大きさでして、とてもかわいらしいです。


石屋製菓㈱は環境への意識が高く、パッケージもすべてエコなもの(ペットボトルの再利用品など)を使うようにしているようです。

このおかげで賞味期限がだいぶ短くなってしまったようですが、そのおかげで転売防止ができ、良い面もあるとのことです。

白い恋人は、海外に数倍の価格で転売されていることがあったらしく、それは長い賞味期限があったからだそうで、安い船輸送などにも耐えられていた背景があったとのことです。

そのため、賞味期限が短くなることでそれができなくなるとのことらしく、素晴らしい考えた方だと感動しました。

私なら売れ行きが上がるなら、転売されても気にはしないのですがね。


今回久しぶりに白い恋人を食べてみましたが、他ではなかなか真似できない食感と味でした。

やはり美味しいな改めて感じることができ、北海道の良さを感じました。

ぜひ、お土産などに限らず食べてみて頂ければと思います。