私が今までで食べた中で1番美味しかったラーメンといえば、帯広の三平ラーメンになります。

帯広には、インディアンカレーのようにソウルフードがたくさんありますが、三平ラーメンも帯広のソウルフードの1つです。

三平ラーメンは、本店と南町店、大通店など帯広市内にいくつか店鋪がありますが、その関係性は謎が多いものの、各店舗でオリジナルティがあります。

かつて帯広の西18条に三平ラーメン林というお店がありましたが、そこの味噌ラーメンがどの三平ラーメンよりも美味しく、私の中で日本一美味しいラーメン屋さんでした。

私の人生でまだあの味を超えるラーメンには出会えておりません。

あのアナウンサーの安住さんも、わざわざ帯広の住宅街にあった、その三平ラーメン林を食べに来ていたくらいです。

そんな三平ラーメン林の原点となる、本家三平ラーメンはインスタントでも販売されており、お店で食べるよりは格段に味が落ちますが、ぎりぎり三平の味を再現しています。

なかなか全国的に販売されておりませんので、帯広に帰った際には、よく買って帰ってきたものです。

今回はそんなインスタントの三平ラーメンについてご紹介したいと思います。


  帯広の三平ラーメンについて


三平ラーメンの歴史


前述のとおり、三平ラーメンは帯広市内に何店舗かあるのですが、今で言うフランチャイズ的な体制なのかと言うとそうではなく、暖簾分けなのかと言うとそうでもないらしいです。

ある方が三平ラーメンの謎を調べていましたので、それを参考に可能な範囲で解説いたします。

三平ラーメンの原点

かつて帯広にあった三平ラーメンキネマ店本店が三平ラーメンの原点らしく、今帯広に残っている三平ラーメンたちは、それから派生をしていったらしいです。

帯広の駅前通りにある「ラーメン館本家三平ラーメン」というのが、その三平ラーメンキネマ館本店の店長であった方が、経営しているため、原点の味であるということになるようです。

私の好きな三平ラーメン林は、キネマ店本店から派生した南町店からさらに派生したラーメン屋さんで、本家よりも大分オリジナルティが入ったラーメンだったということになるようです。

札幌にある「味の三平」との関係性は、色々な説があるため、三平ラーメンの原点となっているかは不明のままだそうです。


  ラーメン館本家三平ラーメン

帯広発祥のスーパーである、ダイイチなどに売られている、ラーメン館の本家三平ラーメンは、ネーミングのとおり、原点となる三平ラーメンキネマ館本館の味を再現しているものになります。

原材料を見ると、やはりインスタントなので、そこそこ添加物が入っていますが、仕方なしです。

麺は、そこそこ太いというイメージでしたが、山岡家からみると、思ったりより太くなかったと感じるようになりました。

調味料に関しては、こんな金ピカな包装に入れなくても良いのになと思います。

食べかけの写真で申し訳ありません。

すりおろしたにんにくと、モヤシを入れることでさらに美味しくなり、三平ラーメン林に少し近づく事ができます。

久しぶりに三平ラーメンを堪能しましたが、純連が原点となる札幌ラーメンの味噌ラーメンは甘さが強く、あまり好きではないものの、旭川の業者からスープのレシピを教わったという噂の三平ラーメンの味噌味は、格段に美味しいと感じます。

店鋪で食べたほうが三平の美味しさを感じれると思いますので、帯広に立ち寄った際は、ぜひ帯広のソウルフードである三平ラーメンを食べてみてください。

おそらく南町店が今では1番美味しいのではないかと思います。

なかなかインスタントは、売られているお店が少ないですが、オンラインでも売られているようですので、もしよろしければ、帯広のソウルフードを堪能してみてください。