このたび、小規模事業者持続化補助金の採択を受けて、健康サロンの事業開始のために補助金対応をしているところですが、色々と障害となることが出てきており、補助金申請の書き方について勉強になることが多々あります。

今回は、補助金全般の話として申請書への経費の書き方などについてご紹介したいと思います。

  補助金申請には経費の書き方が最も大事

私も補助金申請にあたって、採択されることだけを考えて、事業内容やその書き方にこだわっていました。


いざ採択されると、大事なのは事業を始めるにあたって、必要な経費がいくらで、それの何割が補助金として貰えるから成り立つということになります。


そのため、申請書を書くなかで、実は最も大事なのは経費に何を積むかがとても重要で、あとで変更が出来る事項と、変更が出来ない事項があるため、よく考えて書く必要があります。


小規模事業者持続化補助金では、商工会議所の職員や中小企業診断士が添削などをしてくれるのですが、誰もその経費の考え方などを教えてはくれません。


公募要領を隅々まで見れば分かるのかもしれませんが、流石に全て把握するのは不可能に近いです。


そのため、補助金の申請の経験がない素人には補助金申請時の経費の書き方に間違いが出やすい気がしますので、小規模事業者持続化補助金の場合であれば何度も添削してくれる商工会議所に確認を取ることが大切です。


  消耗品は経費には含まれない

私が採択後に経費内容で指摘を受けたのは消耗品という言葉を使ってしまっていたことです。

消耗品が対象外だと知らず、タオルなどの消耗品一式と書いていました。

この消耗品一式には、タオルだけでなく細かい看板や棚などなど、まだ細かく何を買うか決まっていなかったので、ある程度まとめたものして消耗品として記載していたのですが、名目としては消耗品とタオルしか固有名詞が書かれていなかったため、その項目丸々、対象外として補助金が貰えないとの指摘でした。

話を聞くと、消耗品一式のなかで、イメージしていた棚などで新たに申請し直すのは出来ないとのことです。

私の場合、消耗品と書いた経費が大きく、補助金の3割を占めてしまってました。

そのため、この部分の補助金が入らないと手出しがかなり増えてしまい、開業が危うい状況となってしまいました。


  申請書へは必要な経費は全て細かく書いておくべき


商工会議所の助言は全て信じてはいけない

今回の経費の書き方については、申請書の提出前に商工会議所に見せたときは、消耗品と書きなさいと言われており、施術の様子を映すカメラなども経費として書いていましたが、それは対象外になる可能性があるので、違うものを積んでおきなさい、と直されておりました。

今思えば、カメラよりも消耗品が対象外になることを教えてほしかったです。

むしろカメラと書いておいた方が良かったのでは?とも思います。

また、補助金上限以上を対象経費に書いても意味がないので、書かなくて良いとも言われました。

必要な経費は出来るだけ書いておくべき

結局、申請した事業計画書に書かれていない経費(名前が無いもの)をあとから足すことが出来ないため、はじめから対象外とされる可能性を感が、事業に必要なものは細かくでもいいので、補助金の上限を超えても全て書いておくべきであるということが分かりました。

そうしておけば、対象外と言われても、他に書いている商品の価格を上げたり、個数を増やして再申請可能となるため、補助金上限をもらうことが可能になります。

  我が家の補助金申請の今回の対処法まとめ

上述の内容をまとめます。


申請書への経費の積み方

補助金の上限を超えていても、必要な経費は申請時点に積んでおくことが後々のことを考えても良いということです。


我が家はそれがもう間に合わずに問題が発覚してしまったため、補助金を出している事務局に相談しています。


申請後に対象外の経費が発覚した場合

事務局には、3割ほど補助金が入らないと事業開始が難しいことと、消耗品と書いているが消耗品でないものがあることなどを説明し、何とかならないかと相談しました。

事務局の回答は、申請書に書かれていない項目は足せないため、今ある項目の価格を上げるなり、数量を増やすことで何とかうまくやって欲しいとのことでした。

どこまでの価格を上げることが可能なのかはよくわかりませんが、私の場合はチラシの印刷費の枚数を倍にしたり、施術椅子の価格を3倍にしたりしました。

それでも、昨日採択されたという結果が届きましたので、すでに申請書に書かれている経費項目内であれば個数や値上げ幅の限度はなさそうです。

皆様の補助金申請の参考になればと思います。



















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