帯広といえば、インデアンカレーと誰もが言うほど、知らない人がいない有名なカレー屋さんがあります。

地元に住んでいるときは、あまり食べたことがなく、ましてや鍋を持ってテイクアウトするなど、ケンミンショーだったかのテレビを見て知ったくらいでした。

家族に食べさせたくて、3年前ほどに帰省したときに初めて鍋を持ち込んで、札幌に持ち帰ったことがあります。

今回は2回目のテイクアウトにチャレンジでしたが、2回目ということもあり堂々とテイクアウトすることが出来ました。

今回は、インデアンカレーのテイクアウトの方法とインデアンカレーの魅力的な味についてご紹介したいと思います。

  インデアンカレーについて


会社概要

社名

株式会社藤森商会

創業

1899年(明治32年)

本社

帯広市西7条南9丁目70番地

業務内容

ご宴会・お食事のふじもり、カレーショップ インデアン経営


会社の歴史

1899年(明治32年)

創業

1956年(昭和31年)

有限会社 藤森商会設立

1968年(昭和43年)

インデアンカレー1号店オープン

1969年(昭和44年)

インデアンカレー西1条店オープン

1974年(昭和49年)

インデアンカレー東3条店オープン

1978年(昭和53年)

ふじもり本店ビル新築オープン

1988年(昭和63年)

インデアンカレーセントラルキッチン稼働

1989年(平成元年)

インデアンカレー西21条店オープン

1990年(平成 2年)

インデアンカレー長崎屋帯広店オープン

1993年(平成 5年)

インデアンカレー札内店オープン

1994年(平成 6年)

インデアンカレー音更店オープン

1994年(平成 6年)

インデアンカレー新セントラルキッチン稼働

1997年(平成 9年)

インデアンカレー長崎屋西帯広店オープン

1997年(平成 9年)

株式会社 藤森商会に組織変更

2000年(平成12年)

インデアンカレーみなみ野店オープン

2002年(平成14年)

インデアンカレー西18条店オープン

2004年(平成16年)

インデアンカレー釧路愛国店オープン

2007年(平成19年)

インデアンカレー芽室店オープン

2009年(平成21年)

インデアンカレーまちなか店オープン

2009年(平成21年)

インデアンカレーMEGAドン・キホーテ西帯広店オープン

2011年(平成23年)

インデアンカレー新セントラルキッチン稼働

2011年(平成23年)

インデアンカレー釧路あさひ町店オープン

2016年(平成28年)

インデアンカレー東5条店オープン

2023年(令和5年)

本社移転


インデアンのこだわり

インデアンのカレールーは1種類と思っている方が意外に多いですが、インデアンではメニューによってルーを作り分けています。


それもベースになるスパイス類を配合する初期の段階からすでに違う行程がふまれており、ルーの種類は大きく3 つに分かれていて「ベーシックルー」、「インデアンルー」、「野菜ルー」があります。


もちろん「インデアン通(つう)」のお客様は「インデアンカツ」などで味の変化を楽しまれているようで、インデアンでは地元北海道で獲れた食材をできるだけ使用するようにしているようです。


さらにインデアンの外装や店内のインテリアは各店舗によって雰囲気を少しずつ変えているのが特徴で、変わらないのは映画スターのポスターが貼られています。


そのため、各店がオープンした年代によってポスターの俳優の顔ぶれも様々なのですが、何故カレーショップにハリウッドスターのポスターなのかというと、それは先代の社長が1968 年にインデアンショップ第一号店をオープンする時に、他の店にはない斬新でインパクトのあるインテリアにしようと、自分の趣味の洋画鑑賞から映画俳優のポスターを飾ってみたことが始まりだそうです。


インデアンの店鋪情報

・東5条店・札内店・西18条店・西21条店・まちなか店・長崎屋帯広店・MEGAドン・キホーテ西帯広店・芽室店・みなみ野店・音更店・釧路愛国店・釧路あさひ町店


インデアンのキャッチフレーズ

「帯広で2番目においしい店」

(一番おいしいのは妻と母の料理だから)


ということで、インデアンのカレーは高級レストランのように特別の日に選ばれるものではないという考えを持って作られており、この謙虚さや、家族愛がまた味の深みに繋がっており、多くの人に支持されているのではないかなと最近良く思います。


  インデアンカレーのメニューについて

インデアンカレーには、前述のとおり、1種類と思われがちですが、いくつかメニューがありますので、ご紹介いたします。


インデアンルー

牛肉をふんだんに使用し、数十種類のスパイスで熟成されたカレーになります。


辛さも控えめでお子様から大人の方まで安心して召し上がれる十勝の定番カレーとなっています。


安くて美味いインデアンのカレーとなり、私はイチオシです。


価格

・インデアンルーのみ

店内¥528(税込)

持ち帰り¥518(税込)

持ち帰りルー¥410(税込)


・ハンバーグ インデアンルー

店内¥726(税込)

持ち帰り¥712(税込)

持ち帰りルー¥604(税込)


ベーシックルー 

ビーフのエキスが溶け込んだルーに玉ねぎを加え、旨味と甘味をひき出したシンプルなカレーになります。


どんな具材にもマッチして、美味しさを引き立ててくれるようです。


価格

・エビ ベーシックルー

店内¥748(税込)

持ち帰り¥734(税込)

持ち帰りルー¥626(税込)


・チキン ベーシックルー

店内¥726(税込)

持ち帰り¥712(税込)

持ち帰りルー¥604(税込)


・カツ ベーシックルー

店内¥814(税込)

持ち帰り¥799(税込)

持ち帰りルー¥691(税込)


・シーフード ベーシックルー

店内¥869(税込)

持ち帰り¥853(税込)

持ち帰りルー¥734(税込)


野菜ルー

ぶりなじゃがいもと人参、玉ねぎが入ったカレーです。雄大な北海道と道産子の素朴な優しさを感じさせる味です。


・野菜ルーのみ

店内¥528(税込)

持ち帰り¥518(税込)

持ち帰りルー¥410(税込)


  インデアンカレーでのテイクアウトの流れについて

今回は東5条店に立ち寄りました。

11時開店のところ11時半に着いたものの、駐車場は満杯状態でした。

お盆だからからもしれません。

お店の入口は、店内で食べる人とテイクアウトの人が混ざって並んでいました。

テイクアウトの場合は、店内で食べる人よりも回転が早く、店員さんから店内召し上がりか、テイクアウトかを聞かれます。

テイクアウトだと告げると、注文内容を聞かれるので、〇〇を〇〇人前と伝えると整理券を渡されて、テイクアウトする鍋を持っていれば、鍋を店員さんが店内に持っていってくれます。

店員さんもテイクアウトの人は、インデアンルーの注文が多いことからメニュー表を持って聞いてこないので注意が必要ですね。

そして、その後すぐにテイクアウトの人は支払いのために店内に入ることが出来るようになります。

店内に入ってメニューの看板を見ることが出来るので、テイクアウトの場合は事前に調べておくことが大事です。

店内はこの時間でも席は満杯でしたが、開放感のある配置なため、のんびり食べることは出来そうです。

店員さんは、お持ち帰りに慣れているため、手際よく鍋にルーをよそってくれていました。

1人前はお玉何杯分なのかなと見ていましたが、よく見えず分かりませんでした。

インデアンのすごいところは、鍋でのテイクアウトに慣れていることから、カレーのルーがこぼれないため、しっかりとラップをつけて輪ゴムで封をしてくれます。

その後、インデアンカレーのレジ袋で包んで渡してくれるため、安心して車に積んで運ぶことが出来ます。

 

  インデアンカレーのルーの多さと美味しさについて


ルーの多さ

我が家は今は3人暮らしですが、5人前を注文してみました。

鍋に入っていた5人前のカレーのルーは、注文通りの妥当な量に見えましたが、インデアンのカレーのルーは味がしっかりしていることからルーをたくさん使わなくてもご飯が進むのが特徴です。

そんなこともあり、私と妻はカレー1杯食べたうえで、子供は4杯のカレーを食べていたので、5人前頼んだものの6人前くらい食べ応えがあった結果となります。

女の子ということもありますので、すべての家族で参考になるわけではないと思いますが、ルーは注文した量よりは、決して少なくないと思います。

ルーの美味しさ

今回も楽しみにしてインデアンカレーを食べましたが、期待を裏切らない濃厚でコクのある、しっかり煮込んだ味で満足のいくカレーでした。

これが410円なら、お土産でも喜ばれますし、買わないと損な感じがしますね。

また、店内で熱々のインデアンカレーもまた美味しいので、帯広に来る機会がありましたら、ぜひとも帯広のソウルフードであるインデアンカレーを食べてみて下さい。














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