6月30日は夏越しの大祓の日でした。

6月末と12月末は半年分の邪気を払うための大祓を行う風習があります。

札幌では、北海道神宮を始め、豊平神社、手稲神社、札幌村神社、新琴似神社などに茅の輪が設置されます。

その茅の輪をくぐることで、半年分の邪気を払ってもらえることになるため、ぜひ時間があれば茅の輪のある神社に出向いてみると良いと思います。

今回は、新琴似神社の茅の輪の設置期間と茅の輪くぐりのやり方についてご紹介いたします。

  新琴似神社について



概要

明治二十年(1887)五月二十日、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が新琴似の地に入殖し、入地後ほどなく中隊本部の東方、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定め、小規模ながら、天照皇大御神・豊受大神・神武天皇の三柱の神を奉斎する神祠が営まれ、開拓の守護神として御鎮斎されたのが、新琴似神社の創祀である。

御祭神

・天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)
・豊受大神(とようけのおおかみ)
・神武天皇(じんむてんのう)


  2023年の茅の輪の設置期間


今年は茅の輪の設置が遅く、例年は6月25日から7月5日くらいなので、北海道神宮には6月24日土曜日に、新琴似神社には6月25日の日曜日に行ってみましたが、まだ設置されておりませんでした。

その後、妻が6月26日に新琴似神社に行ってみてるのですが、その日もまだ設置されておらず、一粒万倍日と寅の日であった6月28日に流石に設置されているだろうと思い、訪れてみると設置されておりました。

このことより、2023年は6月27日から6月28日設置されたようです。

終わりがいつまでかは分かりませんが、土日の7月1日か2日には行ったほうが良いですね。

  茅の輪のくぐり方について


茅の輪のくぐり方はもしかしたら色々あるかもしれません。

くぐっている間に心で唱える詩もあると聞いていますが、新琴似神社は特にそこまでは書かれておらず、くぐり方だけ指定されておりました。

左回り→右回り→左回りで終わりですが、毎回一回りごとに一礼をすることになります。

私は右回りの前に一礼を忘れてしまってくぐってしまったため、やり直しとして、2回、茅の輪をくぐらせてもらいました。

これで今年もあと半年は安心して過ごせる気がします。

今年は時間があれば、北海道神宮での茅の輪もくぐりに行こうかなと思っていることころです。