この時期に梅が採れることに驚き、前回記事にさせていただきましたが、また今週もさらに大きくなった青梅が店頭に並んでいたので、購入しました。
前回の梅に関する記事を参考に載せておきます↓
今回は、6月に採れる和歌山県産の青梅での梅干しづくりをご紹介いたします。
購入した和歌山県産の青梅
この時期の梅は匂いが甘いことを前回の記事でも伝えましたが、梅干しに適している品種ではないのかなと思い、調べてみました。
和歌山のウメ(和歌山県ホームページより)
和歌山県の梅は、平成21年時点で栽培面積(5,620ヘクタール)、出荷量(68,800トン)ともに全国1位で、県を代表する特産物だそうです。
県内では、みなべ町と田辺市で多く栽培されています。
梅は青梅として出荷されるとともに、梅干しとして加工されており、品種は青梅、漬け梅兼用種の「南高」が中心となっています。
和歌山で栽培されている主な品種
南高(なんこう)
皮が柔らかく果肉が厚く、干し梅としては最高級品種で、和歌山県(みなべ町)で誕生した和歌山を代表する品種であり、ジュース用、梅干し用とどちらにも適した品種となります。
古城(ごじろ)
6月上旬から収穫が始まります。
果肉が厚く種が小さく、梅ジュースや梅酒用に適しているとのこと。
6月に販売されている梅は梅酒作りに適している古城か?!
和歌山県庁のホームページから、特に梅の品種が購入したパッケージには書かれていなかったのですが、この時期に出回っている梅は、梅干し作りではなく、梅酒作りに適した古城という品種の可能性がありそうです。
梅干し作りに向かない古城梅?で梅干しづくりにチャレンジ
この時期に手に入る和歌山県産の青梅は古城梅である可能性が高く、どおりで室温で熟させているときに、秋に買う梅よりも甘い匂いがすると感じたわけです。
とはいえ、梅酒作りをする予定はないため、古城梅で梅干し作りをしてみることにしました。
梅が黄色くなるまで室温で3日ほど放置をして
これが1日経ったあとの梅です。
ここまで黄色くなれば梅干し作りを開始して良いと思います。
水に1日漬けたあと、自然塩と砂糖を眩して常温で放置
水に半日ほど漬けてから、梅の重さに対して13%の塩と、その塩の半分の砂糖を梅にまんべんなくふりかけます。
ストックバッグやジップロックの中で行うのがよく、塩の力で梅酢が出てきますので、ストックバッグやジップロックも厚みがあるものを使わなければ穴が空いてしまうので注意が必要です。
大体厚みは、安いもので0.04ミリのストックバッグがダイソーで売っておりますが、漬物や梅づくりには向いておらず、穴が空いて汁が出てきてしまうので、0.06ミリの物を使うことをお勧めします。
2日間太陽に当てて完成
普通の梅干しづくりでは、3日間太陽に当てることになっていますが、やはり梅干し用ではない梅のため、だいぶ萎んでしまい、2日間で止めました。
古城梅?で作った梅干しのお味
それでも、自然塩とミネラルシュガーで漬けた梅干しなため、味は梅干し用の梅で作った梅干しと何も変わらず、自家製ならではの美味しさでした。
結果として、梅干し用の梅での梅干しのほうが身が厚いため食べごたえはありますが、味はどちらも同じで美味しい梅は作れるということが分かりました。
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