人は辛さが限界突破すると幸せだった頃を思い浮かべるみたい。
あー俺はあの時、幸せだったんだなぁ。
すごい幸せだった。
そっか。
もう二度と俺は欲しいものが手に入らないんだな。
何があろうと絶対俺は幸せになれないんだ。
だから、今必死に藻掻いてるんだなぁ。
酒が美味い。
もう手に入らないならさー良いじゃんね?
苦しむ必要無いんだよ。
苦しく無いよー幸せだったんだもん。
だからもう、終わりにしようよー苦しむのー。
後悔しなくて良いんだよ。僕は幸せでした!
ありがとう!
その先を望んだら駄目だよー。
今度はー僕の番だよ。
頑張らなくて良いし泣かなくていい。
だって僕は幸せだった。
戦う理由も生きる理由もいらない。
僕は生きてるけど死んでるんだから幸せを望んじゃだーめ。
もうおしまい!
良い人生でした。楽しかったよお母さん。
生きてて良かったよお父さん。
僕は生きるんじゃなくて死ぬんでもなくて、戦います。
戦って死にます。
その為に僕を殺して戦うんです。
きっとそうすれば強くなれるよ。いつか。
感情を捨てて、ただ戦うのが残りの僕の人生です。
生きる為に戦います。
これが僕の戦いです。
誰も巻き込んじゃぁいけないから、一人で戦います。