元々がどんくさいタイプ。
思考はトロいし、行動もゆっくり。
自分に自信などあろうはずもなく。
いつも何かに怯えながら暮らす小動物のよう。
子どもの頃はそれでも何とかなっていた。
年齢を重ねるにつれて、『何とかならないこと』が増えてくる。
仕方がないので、『地道に努力すること』で凌いできた。
そんな毎日が続いていたある日。
ある人に出会う。
その人の言葉に力をもらった。
勇気をもらった。
大丈夫ですよ。
そう言われると、本当に大丈夫な気がした。
そして、不思議なことに大抵の場合『何とかなった』のだ。
出会ってから20年以上経った現在。
相手は年上だけど、普段は完全にタメ口。
たまに、ばるたんが『上から目線』で話すこともある。
かなり厚かましくなったばるたん。
でも、ごく稀に『自信のないばるたん』が顔を出す。
そんな時。
必ず言ってくれるのだ。
大丈夫ですよ。と。
「大丈夫!」でも「大丈夫だよ。」でもなく、「大丈夫ですよ。」なのだ。
配偶者の人の大丈夫ですよ。は、ばるたんにとっては魔法の言葉である。
ご近所の銀杏。
サイレントヒルは晴れているけれど、ばるたんの心は曇り。
思考は停止に近い状態。
身体も思うように動かない。
仕事中の配偶者の人に愚痴ったら
そんな時もあります。
と返してくれた。
ちょっち元気出た。
(〃'∇'〃)ゝ