分かりにくいとご指摘いただきましたところを加筆しました音譜

 

 

幼稚園受験、小学受験、中学受験、(大学受験)

私学志向のご家庭にはターニングポイントを迎えるタイミングが何度か訪れますビックリマーク

 

 

夫の実家付近は大阪の中でもディープな地帯です。

闇金映画のロケ地やVシネマの撮影場所になるようなロケーションというとわかりやすいでしょうか。

夫が実家を継ぐということは予告されていませんでしたが理解していましたので、いつかその場所に住むことは覚悟はしていました。

しかし、それが現実になった13年前、子供たちをとりまく環境を知るにつれ、その覚悟の何倍もの努力が必要なことを実感し、もう一度見知らぬところに嫁ぐ気持ちになったことを思い出します。

 

 

小学校や習い事、塾など、調べて見学して問い合わせながら何とかわが家の希望の子育てに近い環境を整えることができました。

 

 

しかし、エスカレーター式の学校を出て外部受験を選択した次女の第一志望不合格により、わが家の子育ての選択肢に登場してこなかった学校が突如浮上しました。

 

 

元々、第一志望B校がダメなときは元いた私学Aの外部受験クラスに進学予定でした。

私はその学校が大好きでしたし、娘ものびのびしたその学校の良さも理解していました。

 

 

ところが、第一志望校Bの不合格を知ったとき、不覚にも気持ちが揺らいだのです。

第一志望の志願者順位5番以内常連だった娘が、あの私学でいいのか、と。

校風が好きだというだけで娘の将来を決めてしまってよいのか、と。

たぶん、この地域ではたくさん受ける第2~3志望くらいの学校の位置づけの学校です

 

 

私が大好きだった私学Aの選抜クラスは非常に高い実績もあり、学校全体の雰囲気も良く生徒主体の活気もあり私学らしい私学でした。

それなのに、その学校でいいのかと気持ちがぐらついてしました。

気持ちがぐらついている自分にもショックでした。

 

 

そのとき浮上した学校Cは、それまで一度も見学も行かず過去問も触れていないほど魅力を感じていなかった学力至上主義の進学校でした。

この学校出身の友人知人が多数いたことと、ホームページを読み込んだところ、ココはないわーとなっていた私学らしくない私学でした。

私には魅力的ではありませんでしたが、地元では女子トップ校として知られている伝統校です

 

 

第一志望に落ちたというそんな間際なのにもかかわらずこの学校が浮上するということは、その学校を受験していたからです。

最難関校を受ける子はほぼ受ける学校でしたので、模擬試験のつもりで受けるようにと塾からのススメで受けていました。

受験シーズンの1校目でしたので、程よい緊張感を持ち臨み、予定通りに最上位の□□コースで合格していました。

 

 

第一志望B校の不合格の知らせはすでに塾の教室長の耳にも入っており、進学先を早急に決める必要があり面談していただくことになりました。(娘のことを記事にするために追い回して撮影していた部隊はいなくなりました)

私はかねてから万が一のときには大好きだった私学Aに進学させると言っておりましたので、先生方もそれはご存じでした。

しかし、面談で再度それを伝えたところ、C校の⬜︎⬜︎コースに合格していて行かない人はいませんよ!!と反対されました。

とっさに、以前から申してますが私あのC校が好きではなんです!と答えてしまいました。

学力は高いのですが私学らしい良さを感じないというのが何よりもネックでした。

 

 

すでに塾に到着するまえから揺らいでいた気持ちが再び揺らぎ始めた瞬間でした。

厳しい口調で叱ることもあると有名な教室長でしたが、娘の成績が常に塾で1位だったためか私はそれまでそのように感じたことは一度もありませんでしたので、その日ばかりは教室長の厳しい口調には驚いてしまいました。

 

 

翌々日…、その私学らしくない私学Cの手続き終了の日でした。

 

 

面談から帰宅し親子で資料を集め、調べれる限りのことを調べ、この突如浮上してきた学校Cに進学することを決めました。

 

 

第一志望には落ちてしまっているし、調べたこともなかった学校に入学するということで不安なことを挙げればキリがありませんでした。

しかし、進学すると決めたからにはこの学校を選んで良かった!と思えるような生活を送ろう!!と親子で決意しての新しいスタートでもありました照れ