講孟余話に出てきた吉田松陰の人物像 | 何かをやりたいけど整理できていない方へ、行動を起こすヒントを伝えるブログ

講孟余話に出てきた吉田松陰の人物像

こんにちは

やっと講孟余話を読みました。

講孟余話 ほか (中公クラシックス)/吉田 松陰

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講孟余話は、吉田松陰が監獄にいた頃や出獄して幽閉されている時の講義をまとめたものです。
孟子の言葉を吉田松陰が解説するというスタイルなのですが、この人の理解力は尋常でない事が文書から理解できます。

本の構成は孟子の言葉を現代(というか幕末の当時)、我が身に置き換えて解説するというものです。

松陰のすごい所は文の理解力や世の中の観察力。
孟子の言葉も、その当時の現状に照らし合わせて考え、時には孟子の考えを批判しながら論理を展開していきます。

松陰の孟子の言葉の理解力は井戸の様に深く、まるで孟子と直接議論を戦わせたような理解力を持っています。
きっと松陰は想像の中で何度も孟子と議論をしていたのだと感じます。
事実、講孟余話の中でも冬の牢獄は寒く4時くらいに目が覚める、そこで本の内容を考えると理解が進むというような事を言っていました。

その視線には常に国家をよくし、民を繁栄させるというもの。

孟子の言葉を豊富な知識で現代版として解説し、しかも国を繁栄させるために叱咤激励して熱く語る松陰が、
「お前のここが素晴らしい。」
と言ってくれたら、言われた方はやる気になるな、と感じました。