河口湖マラソン、タイム以外の楽しみ方
こんにちは
早くも師走ですね。
私の今年目標はマラソンで3時間30分を切ることでした。
そのためのトレーニングを積んで先週の日曜日、河口湖マラソンに参加しました。
しかし残念ながら結果は4時間45分。
一か月前に左膝の関節を痛めてしまい、この一カ月ほとんど練習ができなかったのが原因です。
今回のマラソンはコーチ仲間40人と一緒に走るマラソン。
先々週、膝の痛みが引かなかった私は、今回の河口湖マラソンは初めてタイムではない目標を立てました。
それは「楽しむ」事。
スタートから10km は、チーム監督のペースメーカーとして走る事を目標としました。
痛めていた膝はそれほど痛くならず、ペースメーカーの役割は19km まで続ける事ができました。
ハーフ通過タイムは1時間41分、今までのマラソンで一番早いペースです。
しかし、1か月練習していない状態でのハイペースにより25km地点で足がつり、そこからは全く走れません。
そこからの17kmは、地獄の苦しみの中で歩き続ける事となりました。
しかし、これは予想できていた事。
過去に参加したフルマラソンでは、足がつった事やハイペースで進んできてしまった事を後悔し、
早くレースを終えたいという気持ちで時計とにらめっこしながらタイムに追われて走っていました。
しかし、今回は監督の役に立った満足感がありました。
デジカメを持ちながら走っていた私は、残りの17kmをチームメンバーや、沿道で応援してくれる人、
そして河口湖から見える富士山を写真に収めることを目標にしました。
一緒に走った仲間たちが私を追い抜く度にシャッターを切りましたが、
後で映った写真を見るとみんなが本当にいい笑顔をしていました。
過去2回のマラソンは、目標を達成できていても何か不満が残る内容でした。
もう少し早く走れたのではないか?もう少し調整がうまくいっていたら・・・
今回のマラソンは今までよりも1時間以上遅いタイムでしたが、デジカメに収められていた仲間が富士山をバックに手を振っている写真を見ると、心の中が温かくなるやわらかい喜びを感じました。
幕末の偉大な数多くの志士を育てた吉田松陰は、以下のような言葉を言っています。
たとえどんなに美味な肉や魚があったとしても、腹いっぱい食べたあとは、もう顧みる気持ちにもなれない。
麦飯・野菜・吸物でも、日に三度も食べればもうだれもほしいとは思わない。これに対し理義の楽しみは、胸中に充溢するまでになると、孔子のいわゆる「肉の味を知らず」で、うまい肉を食べてもその味がわからなくなるくらいに人を悦ばすものなのだ。
今回のマラソンは、理義というほど大きなものでは無いですが、
マラソンという個人競技でチームのために行動する楽しみが、松陰のいう「人を悦ばす」ものなのかと感じました。