周りを熱くさせるには、本気であることを見せる事 | 何かをやりたいけど整理できていない方へ、行動を起こすヒントを伝えるブログ

周りを熱くさせるには、本気であることを見せる事

こんにちは

先日以来、数々の幕末の偉大な志士を生んだ吉田松陰が、どのようなコーチングをしていたのかという事を調べています。

(関連記事:吉田松陰に学んだコーチング)

講孟余話 ほか (中公クラシックス)/吉田 松陰

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が届き、読み始めました。
しかし、この本今まで私が読んだ本のように
「さささっっ」
と読める類の本ではありません。
多分、2度・3度と読まないと理解できない本だと感じました。。。

始めの数十ページ読みましたが、吉田松陰の熱さが伝わってきます。

この人、とことん理想の状態を極めて考える人だったようです。
そして博識。

「思うに、仁義は道理上なすべきものであり、利益は、なした仕事の功利・効用として期待されるべきものである。道理を主とすれば功利・効用は期待しなくても自然とやってくるものである。」

要は志を持って道理の上に仕事をすれば、必要な利益は自然と付いてくる。と言っています。
そして

「そのうえ功利・効用を主とする者は、やることがみなおざなりになって最後までやりとげることが少ない。またたとえ少しはやりとげることがあったとしても、それを永く持続するだけの執念が足りない。」


と目の前の成否に振り回されるなと説いています。

政治に対しては、

「民を恵むという美しい言葉は耳にするけども、それが民衆にまで及んで実際に民がその恩恵にあずかるところまでいっていない。それゆえに農民・商人・旅人たちも、孟子が述べているような気持にまではなっていないわけである。」

と、今の政治は言うだけで、理想を実行し現実に落とし込んでいないと嘆いています。

「今日、政治の責任ある地位にある人をみると、たいてい量見が狭く、人を容れるだけの器量がない。だから才能・学識・枝芸に秀でた人物がいても、藩内の人でなければ決して招いてその意見を聞こうとしない。」

と、なんか今の日本の事を言われているような気がしないでもありません。

この吉田松陰という人、昔ハエが顔に止まって痒くて掻いたら
「痒いというのは私心だ!」
と言って気絶するほど殴られたという幼少時代を過ごしているので、
理想を追う厳しさは一級品です。

「まぁ理想はそうだとしてもさ、やっぱりなかなか上手くいかない事もあるじゃん・・・」
と言おうものなら、吉田松陰は実際行動も起こす人なので必ず論破されてしまいます。

高い理想を掲げて自らもそれに妥協することなく突き進んでいく。

これが松陰の魅力のひとつだと感じました。