知っていると会得しているの違い | 何かをやりたいけど整理できていない方へ、行動を起こすヒントを伝えるブログ

知っていると会得しているの違い

こんにちは

コーチングの世界では、
「知っていると会得しているでは大きく違う」
と言いますが、今日それを体感したことがあるので、忘れないようにメモっておきます。

コーチングを学んでいると、知識としてコミュニケーション術は知っています。

例えば、「相手の話を引き出したい時には、相手を承認する」という事。

相手の存在を認めてあげる事によって、相手に安心感を与えて話を引き出すという方法です。

コーチングの学習では比較的早い段階でこの知識は手に入れる事ができ、また継続的に知る事なのでコーチングを学んでいる人は忘れることはないと思います。

しかし、そのスキルを使いこなせるかどうかはまた別な話。

これはどこから来るのでしょうか?

知識として知っているという事は、基本的に左脳で理解している事になります。

左脳は意識中枢、言語中枢等と言われていますが、要は自我として機能する部分。

相手を承認する事ひとつとっても、

「ここで相手を承認すると、私が知りたい事を話してくれる事が期待できるはずだ。」

「ここで相手を承認すると、相手は喜ぶはずだ」

というように、計算が入ってしまいます。

そして、相手が期待通りに動かなかった場合は、そのギャップが焦りにつながってしまいます。

「こいつ、せっかく俺が承認したのに、なんで無反応なの?」
みたいな感じです。

このように考えている事自体がまだ知識として知っているというレベルだと思います。

しかし、この知識というレベルを繰り返し繰り返し使っていると、体の中にこの知識がしみ込んできます。

部下との面談やコーチングをしていても、「承認するタイミング」が来ると虫の知らせのようにふっと「今ここでこの承認だ」と思い浮かんでくるのです。

この感覚は、「こういう事を聞きたい」という自意識が大きいと感じ取れないサインですが、長年繰り返しコーチングや面談などを繰り返す事により相手が話したいネタを持っているタイミングが体でしみついているのだと思います。

もちろん、このサインは外れる事もあります。

ただ、経験が長い人ほど当たる事が多いです。

このような人は、言葉一つ、メール一通で人の心を動かします。
承認に自我の計算が入っていないので、相手の心にダイレクトに響くのです。

人の心を動かすような文書を読んで、「知っている知識と会得している知識」の違いを見たような気がしました。