悩みがあるだけ幸せ、今を大切に生きる社長からのメッセージ
こんにちは
先日久々に人生ハイライトインタビューをさせていただきました。
今回インタビューさせていただいたのは、
鈴木安子さんから
ご紹介いただいた
有限会社フルーヴ代表取締役の手塚貴子さんです。
手塚さんは着想・最上志向・親密・個別化・戦略の強みをお持ちです。
お仕事にぴったりな強みがそろった手塚さんのお話はやはりお仕事を中心でした。
とても気軽にお話ししていただきましたが、ひとつひとつの視点は非常に鋭く
仕事のやり方、起業の心構えとして大切な要素がたくさんつまっていました。
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エジリ(鈴木安子さんの旧姓)さんに会ったのは最初の会社を辞めてプラプラしていた頃でした。
結婚式に参加した時の先輩の同級生がエジリさんだったのです。
何やってるの~と聞かれて、プラプラしていますと答えたら
「私派遣業務やっているから登録しなさいよ」
って言われました。
派遣先が同じビルの会社だったので、それからよく会うようになりました。もう20年以上の付き合いになりますね。エジリさんは世話を焼いて欲しい以上の事はしない人だから、付き合いやすいですね。
そういうと、エジリさんを都合のいい女に扱かっていますよね。
私は、成功体験も失敗体験もすぐ忘れちゃうんであまり覚えていないですね。
失敗は経験だと思っているので、自分の中ではあまり失敗と思っていないですね。
会社員で働いていた頃は、体調が悪く、眠れない事もありましたよ。
ひどい時は、貧血で薬を手放せない状態でした。
医者に行くと診断書に「自律神経症」とか「うつ」とか書かれていました。
「先生、私うつなんですか?」と聞いたら、
「こう書かないと薬だせないんだよー」
と言われました。
「でも、その薬って副作用とか無いんですか?」
と聞くと、
「本当のうつの人はこんな薬の量じゃ効かないよ」
と言われ、じゃあ大丈夫かと思いました。
その頃は眠れなくて死ぬんじゃないかと思っていましたが、
薬を飲み始めて4-5年経って一人暮らしを始めた頃元気になりました。
家族とかいると愚痴を聞いてくれるじゃないですか。
一人暮らしになって、家賃とか払って全部一人の責任になると、そういうのが全部治っちゃいましたね。
薬が最後の一粒になった時、その薬をずっと持っていたのですが、ある時持っていくのを忘れてしまって、それでも大丈夫だったので、
「あ、もう私は大丈夫なんだ」と思いました。
それからですね。薬が手放せたのは。
この頃は、広告代理店で働いていた頃でした。
この商品を売るために営業しなさいって言われました。
私は飛び込み営業がOKで、だいたい売れますね。
この商品は、どこに売れるんだろう?
一番欲しいと思う人は誰なんだろう?
こういうものを売るならどうしよう?
ポイントポイントでじっくり考えてから飛び込みします。
あと、飛び込み営業でコンタクトした人は大事にしますよ。
次の機会にもう一度コンタクトしたりして。
この経験では「ここに売りたい」ってお客様には最初に営業してはいけないって事を学びましたね。
売りたいって思ったらどうしても最初にコンタクトとっちゃうじゃないですか。
そうすると、全然知らない質問とかされてうまくいかないんですよね。
例えば、あるビール会社に行き「あ、ビール業界だったらこんな質問されるんだ」
って事をつかんでから別のビール会社を訪問すると上手くいきますね。
例えばここの喫茶店のテーブルを売っているとするじゃないですか?
テーブルいくらなのって聞きますよね?
私は「じゃあ椅子はいくらなの?セットで買うといくらになるの?」って
どんどん確認していくんです。
だから、私は自分の経験した事は少ないですが、経験したかのようにはできますね。
自分が興味を持って、色々なことを聞くので。
広告代理店では仕事を鍛えられましたね。
当時の上司が、いつも企画を考えて持って来いというんですよ。
しかも紙に書いて持って来いというんです。
夢のような企画を書いていくと「お前の考えている事は代理店ごっこだ。
他の会社の真似をしろ」というんです。
「えー、そんなのでいいの?」と思いましたね。
考えたことを書くということと、他を真似ていいんだということで
おかげでいろんな発想ができるようになりました。
上司に言われて企画を書こうとするのですが、全部をまとめきれない事が良くありました。
どうしようと思っていると、同僚が
「手塚さん、そんなに全部書かなくったっていいじゃん。
どうせちゃんと書いてもだいたい駄目出されるでしょう?
ここまで出来ていますが、どうですか?って聞いてみな。
そうしたらこれをやれ、あれをやれって言ってくるから
その段階で今から詰めますって言えば納得してくれるでしょう。」
と言われました。
これを聞いて、仕事はお客さんのため、相手は違うものを要求しているかもしれないのだから、案は完ぺきなものでなくてもいいんだと思いました。
でも当時は仕事ばっかりだったんですよね。
土日も仕事で平日は夜遅いし。
自分の時間が無いので、やーめよって思いました。
仕事を辞めてからお金がない、ヤバイって思いましたね。
会社員ってどんなに文句が言おうが、病気になろうがお金もらえるじゃないですか。
会社だったら仕事は誰かが代わりにやってくれますよね。
今は自分が病気になったら収入止まりますし。
会社員っていいなとつくづく思いましたね。
心を入れ替えてもう一回会社員になろうと思いました。
私はこの時間と引き換えにお金をもらっているんだという気持ちで臨んだら、
仕事に対する気持ちが変わるかもと思いましたね。
でも会社に勤めてみて、やっぱりだめだなと思いました。
よっぽど大企業だったら違うかもしれませんが、会社は経営者の考えで決まります。
自分の考えたようにやるには、自分が経営者になるしかないですね。
その頃友人に、一緒に仕事やらない?と言われて「やろう!!」って会社を作りました。
会社を始めた想いですか?
忘れちゃったなー、
楽にプレッシャー無くできたらいいねって言ってた気がするなー。
時間的余裕をもちながら、得意な事を生かしてお金になればって
言ってた気がするなー。
インターネットでお店を立ち上げたら、必ず売れるって言われていた頃でしたね。
毎月売上が50万とか100万になると思っていたのですが、
今月の売上が1万円という事が続きましたね。
あ、ここ蚊多いね。
ほら、捕まえた!
私うまいかも。
売上1万円だったら明日食べるのも困るじゃないですか。
1年間位売り上げがほぼゼロでしたからね。
もう会社を辞めるか続けるかしかないと思っていて、
友人に相談したら3つ答えがあると言われましたね。
「え、3つ?2つは思いつくけどと・・・」と思って聞いていたら、
「一緒に立ち上げた友人と会社を続けるか、会社をたたむか、お前が会社を買うか」
って言われました。
当時は会社作るのに資本金として300万円かかるのですが、
折半で出した150万を相手に払い、買い取れっていうんですね。
私もなけなしの150万を使ったからもうお金無いよって思っていました。
その時、母に相談したら
「あんた一人ならできるからやってみなさい。お金は貸してあげるから」
って言われました。
後で母に聞いたら、私が母に相談する時は考えて考えて考えてから言うから
全部やりたい事なんですって。
自分の会社になってから、仕事を手塚さんに出したいって人が増えましたね。
手塚さんにって、仕事が増えました。
それまでも私も参加して二人で一緒にやっていたんですよ。
知り合った人が新しく紹介してくれて、
メルマガの原稿書いてくれない?とか
ホームページ作ってくれない?っていわれて。
相手が困っている時、何かしてよって言われた時は、助けてあげるようにしてますね。
エジリさん(手塚さんを紹介してくださった鈴木安子さん)からも
オーストラリアで寿司を開業した人がパッケージを作ってくれる人探しているんだけど
って話が来るんです。
言われた情報それだけですよ。
パッケージって何って思うじゃないですか。
寿司のパッケージって事はお持ち帰り用ってことかなー、って想像して
持ち帰るのだったら水漏れしないようなやつを探しているのかなー、想像膨らませますね。
想像してから、合いそうな所を紹介しました。
その時は、いろいろ融通が利くけど最低ロット10000とかで販売するような大企業と、商品への細かな融通は聴けなくって、ちょっと高めだけどロットとかの無理は聴いてくれるような小さめの会社と2社を紹介しましたね。
実際に私が知り合いでなく、責任が持てないような紹介はしないんですが、
「こんな条件で探している所があるんだけど、紹介してもいい?」って聞いてそれぞれのパッケージの会社を紹介しました。
合意の上で紹介すれば、後は自分たちで決めることですからね。
エジリさんに言わせると私聞き出し上手みたいですよ。
なんでそう思うの?これは?って理由を知りたいから聞いていくと、これ!っていうのが見えてくるんですよね。
でも人間関係ではよく悩みますね。
どうやって伝えようかって。
特に仕事関係者だと、大体大喧嘩になってしまいますね。
「さあ才能に目覚めよう」を読んで、あーそうだからかって納得しましたね。
親密性で近づきたいのだけど、あまり近くなると喧嘩になるんですよね。
で適当な距離を保つようになるんでしょうね。
あるとき噂話とかで出てきた相手の話しを、何で聞きたいのかって考えると、自分の興味本位でしかないって気づいたんです。
その時、私がどうにもしてあげられない事を聞くのはやめよう、自己満足のために聞くのはやめよう、相手のためになるような事を聞くようにしようと思ったんです。
好奇心を満たすだけの質問はしないことにしてから楽になりましたね。
今の夢ですか?
そーですねー、なんだろうなー。
目標とか立てると、達成してしまった後が大変なんですよ。
私が60歳で営業しているのは無理だから、50歳までに自分が動かなくても利益を生むシステムは作りたいですね。
どうやって一生収入があったり、やりたいと思うことをつづけられたり、強みを生かし続けられるんだろうかって。
現場の常識で成功体験を積み上げていきたいですね。
人を大切にという部分が大きいので、ビジネスを考えている人の中で私を生かしたいですね。
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初対面にも関わらず、あっと言う間の3時間のインタビューでした。
今を大切にする手塚さんは、ラフな中に軸があり、軽快さの中にパワーがある女性でした。
また人に対するバリアがとても低く、色々なお話を気兼ねなくお話いただきました。手塚さんの会社のホームページは、手塚さんの人柄がそのまま会社になっている感じでした。起業された社長らしく、仕事に対する取り組み姿勢の厳しさや仕事の質の高さは言葉の端はしに溢れ出ていたのですが、重たい言葉を私の理解にあわせてとても軽くポンポンと伝えられていました。
その明るい雰囲気でポンポンと出てくる言葉の中に、剣道のように話しのコア切れ味鋭く踏み込んでいく会話は、まさに親密性を感じました。
仕事において、相手がどんな立場にいるのかを鋭く観察している様子に個別化を感じましたし、困っている人に対してどのような手段を打とうかというアイデアに着想を感じました。
たくさんのアイデアの中から最善の手立てを選ぶ戦略性、最上志向があるからこそ、目標とか立てると、達成してしまった後が大変という言葉に行きついているのだと感じました。
インタビュー中に起業を試みていた方へのアドバイスをした手塚さんの言葉に、
手塚さんの社長としての心構え、優しさ、今を大切にする手塚さんの生き方が凝縮されている気がしました。
最後に、起業の大変さを知っている手塚さんが起業を目指して悩んでいる人に向けた言葉をご紹介します。
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みんな今の仕事を続けようか、起業しようか、どっちにしようって悩むんですけど、
みんな夢と現実のはざまで悩むんだと思うんです。
そんな悩みがあるだけ幸せじゃないですか。
今夢をやんなくちゃいけない理由なんて無いですよ。数年先でもいいんですよ。
お金がほしいんだったらお金を得る手段を考えないと。
やりたい仕事をやってお金がほしいんだったら、
なかなか成功できなくて苦労する苦しみも含めてやりたいと思えるかどうかですね。
それが嫌なら辞めればいいんです。
(完)
人生ハイライトインタビューは、1年半ほど前からはじめた私のライフワークです。
様々の方からあらかじめその方の強みをお聞きして、人生のハイライトインタビューをさせていただいています。
現在、33人の方をインタビューさせていただいています。
他の方のインタビュー記事は、
また活動内容をPDF にまとめました。
(無料です。)
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