フィードバックをすること
こんにちは
で
さんからコメントいただきました。
(コスモスさん、ありがとうございます!
すっかり返信が遅れてしまって恐縮です・・・)
> >答えはクライアントの中にある。たとえそれがコーチの望んだ答えと異なっていても。
>
> ずんときました。
> そうなんですよね、コーチはその人の目的地へと導くのですよね。
>
> 最近思うのはその人が望んでいることが
> その人に向いていないように思えることの場合、です。
コスモスさんもお仕事で深い葛藤があるのだろうなと感じました。
一言で言ってしまえば、上記のような状態の時には私だったら積極的にフィードバックをします。
コメントで返信しようかとも考えましたが、長くなりそうなので記事にさせていただきました。
●STEP 1:
例えば「似合う服が欲しい」というのがゴールの場合、
コーチングでは本人の似合うというイメージを共有するところからスタートします。
コンサルティングの場合は、お客様よりも情報をたくさんもっているという原則がありますし、
お客様もコンサルティングの方の意見を聞きたいというモードだと思うので、
ここで情報の提供をする事になると思います。
ここはコーチングでも一緒で、何が何でもクライアントから答えを引き出すという事では無く
コーチが持っている情報があれば、その情報は積極的に開示します。
コーチも「あ、この答え俺知っているんだけど・・・」という意識を持ったままセッションをすると、
質問が誘導的になってしまったり
クライアントから「何か隠しているのかな」と思われてしまったりするからです。
ただ、ここでこの情報を採用するかどうかはクライアントの意志を尊重します。
●STEP 2:
似合う服のイメージがコーチとクライアントで共有できたら、
次に現状とのGAP を分析し、行動につなげるというステップになります。
例えば、実際どんな服を買うかという場合が行動に相当すると思います。
ここで、クライアントが目移りしてしまう場合があると思います。
自分に似合うイメージというゴールに向かっていたが、
途中で目に入ったかわいい服を買いたくなった場合などです。
この場合、コーチはフィードバックする事が大切なミッションになります。
フィードバックの語源は、大砲の砲手に対して、
着弾地点が目標物からどのくらいずれていたかを知らせるというところからきています。
クライアントが明らかに似合わない服を選んだ場合は、
「似合っていませんよ」という事をフィードバックする必要があります。
コーチがついていながら似合っていないという事を知らずにその服を買ってしまった場合は、クライアントはその服が似合うんだと勘違いをしてしまうからです。
この服かわいい、と瞬間的に湧き上がったクライアントの欲求が、一時的なものなのか、それとも目標が変更
されたのか?そこを見極めながら、そしてクライアントに確認を取りながらコーチはフィードバックをしていきます。
もちろん、クライアントが選んだ服を頭ごなしに
「あなたの選んだ服はあなたに似合っていませんよ」
とフィードバック(というか否定)する事には語弊がありますから、伝え方は工夫が必要となりますが。
例えば、
「あなたはクールなイメージの服を選びたいとおっしゃっていましたね。
この服は、ホットなイメージになる服です。」
等できる限り記述的に言う方法や、
「私はもっと落ち着いた服の方があなたのイメージに会うと思います」
と言った、アイ(私)メッセージという方法でフィードバックをしていきます。
そして、このフィードバックを受け取るかどうかもクライアントの責任となります。
ただ、クライアントがどうしてもゴールに向かいたく無いという状態の場合は
コーチングでは解決しない場合もあります。
当然、Goal に向かうためのモチベーションアップであれば、コーチングを活用していきますが、
本人にその気がなくなってしまっている場合にはコーチングは機能しなくなってしまいます。
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ありがとうございます。