モモから学んだコーチング その5 モモのコーチング | 何かをやりたいけど整理できていない方へ、行動を起こすヒントを伝えるブログ

モモから学んだコーチング その5 モモのコーチング

こんにちは


先日、BTさん インターネットラジオ に出演させていただく事となり、

ミヒャエルエンデの大傑作モモをコーチングの視点からご紹介しました。

経緯は、モモから学んだコーチング その1

↓ ↓ ↓

http://ameblo.jp/ryoiimura/entry-10144587821.html

をご参照ください。


モモをコーチングの視点から読んで、私の学んだ事をまとめていきたいと思います。

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その5、「モモのコーチング」


昨日はモモの中に出てくる時間泥棒、

灰色の男たちのコーチングをまとめましたが、

今日はモモのコーチングです。


灰色の男たちによって、街全体がイライラしている時、

モモは居酒屋ニノを訪ねます。


ニノは以前はしょっちゅうモモを訪ね、

殺し合いの喧嘩になりかねなかった場面を

モモに救ってもらったこともあります。


ニノも灰色の男たちの影響で効率経営を求め

ぶどう酒一杯しか頼まない常連のお客さん達を

追い出してしまっていました。


モモが訪れた時もニノは忙しそうにしていました。


モモが聞いた質問はたったのひとつ。

「どうしてこんなに長いこと、あたしの所にきてくれなかったの?」


そこからニノ夫婦の喧嘩がはじまります。

一通りの喧嘩が収まると、モモはじっとニノを見ています。

そこからニノはモモに話しかけます。


ニノも常連のじいさん達が好きだった。

でも時代が変わってしまった。

今は自分の店ではなくなってしまったようだ。

だけど今はみんなそうだ。

それでも俺だけまわりと違う事をしないといけないか?


モモはかすかにうなずきました。


ニノはモモにお礼を言い、

その後常連さん達一人一人に謝って、

元のニノ自身が気に行った店を取り戻します。


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この間、モモが行った事は質問ひとつとうなずき一つ。

あとはほとんどニノが自分で話をしていました。

そして、何が自分にとって本当に求めている事かを自ら導きだし、行動に移していきます。


クライアントが求めたゴールをクライアントが自ら行動して取りに行った、

素晴らしいコーチングとなっています。


敢えて挙げれば、モモがニノの事をじっと見ていたこと。

喧嘩に対し、よいとも悪いとも判断を加えず、

ただじっと相手の答えを待つ。


実はニノの前にも同じように友人の所を回るのですが、

イライラしたまま変わらなかった友人もいました。


これらの行動は、友人自らが正しい答えを見つけるだろうと100%信頼している行動のように見えます。

まったく誘導的な所なく答えを引き出している所に、モモのコーチングのすばらしさを感じます。

例え思ったような結果がでなくても、それは友人が選択した行動、

モモの信念にはクライアント(友人)を心から信頼しているという偉大さを感じます。


私もコーチングをはじめて半年くらいの頃、

部下から「質問が誘導的に聞こえます」という強烈なフィードバックを受けました。

「当然、こういう風に考える方が論理的でしょう?うちの会社にあっているでしょう?」

という前提の質問がそうさせたのだと思います。


答えはクライアントの中にある。たとえそれがコーチの望んだ答えと異なっていても。


モモから学んだコーチングでした。

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