モモから学んだコーチング その2 アナライザへのペーシング
こんにちは
先日、インターネットラジオに出演させていただく事となり、
ミヒャエルエンデの大傑作モモをコーチングの視点からご紹介しました。
経緯は、モモから学んだコーチング その1
↓ ↓ ↓
をご参照ください。
モモをコーチングの視点から読んで、私の学んだ事をまとめていきたいと思います。
その2、「アナライザへのペーシング」
モモの中では、2人の大切な親友が出てきます。
道路掃除夫ベッポと観光ガイドのジジです。
まずは道路掃除夫ベッポのご紹介。
この2人、コーチング的視点で見ると
道路掃除夫ベッポは「アナライザ」
アナライザの方は、「自分のペースで」「正確に」をとても大事にします。
道路掃除夫ベッポの場合、答えの
ペースが、長い時には2時間、場合によってはまる一日考えてから返事をします。
このため、道路掃除夫ベッポは頭がすこしおかしいんじゃないかと考える人もいますが、
モモはいつまででもペッボの返事を待ち、ペッボの言った言葉を全部心の中に大事にしまっておきます。
この「答えを待つ」という事がとんでも無く難しい。
話を盛り上げるためには、相手の質問の回答は1秒でも遅い!
0.5秒位で無いと
という変な思い込みがありました。
「当然、相手も同じ考えだろう」という考えから
質問をして相手が5秒も考え込もうものならば、
答えを誘導するような投げかけをしてしまっていました。
ところが実はこの深く考えている時ほど、スキューバダイビングで例えると深く潜って言っているイメージ。
深く深く潜り、海底にタッチすることができて初めて現れる本心に
コーチングによって幾度となく触れることができました。
沈黙の途中で声をかけることは、スキューバダイビングで潜っていたダイバーを、突然クレーンで空中に引き戻すようなもの。
海底に触れない限り、そして自分で戻ってこない限りは「本当はどこまで深かったのか??」
真実は闇の中になってしまいます。
「では実際の世界では何秒待てばよいのか?」
私もコーチングを学びはじめは感じていた疑問でした。
実際のセッションで2分待って、クライアントがはじけるように話しだしたという話も聞きました。
ところが、モモを見てから「何秒待てばよいのか?」と感じていること事態が、
真のペーシングでは無いと感じました。
真のペーシングは、クライアントがどこまで深く潜っているかが基準。
自分の時計で「何秒?」とカウントしている時点でクライアントとペーシングができていない事になってしまいます。
モモはベッポを深く理解して、いつまででも答えを待つという事が出来ている。
モモから学んだコーチングでした。
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