新人時代から7年で変えた社内文化 ~夢プロジェクトインタビュー~
こんにちは
昨日、夢プロジェクトのインタビューを行いました。
夢プロジェクトとは、成功体験・感動体験をインタビューさせて
いただいてその感動のお話を皆でシェアし、
インタビューを受ける人も自己肯定感をあげていただくという
プロジェクトです。
詳細は こちら をご参照ください。
今回いただいた話は、商社の広報部門でご活躍された話。
世界中に展開する600人の会社の文化を変えた体験でした。
当時は、年に一度の幕張メッセでのイベントや、社外のPR活動、社内報
を行う部門に新人で配属され、上司の方と2人体制で働いていたそうです。
当時の社内は、90% が男性。
Top ダウンで必ず否定から入る風潮で、担当者・特に女性の意見はなかなか汲み入れて
もらえない風潮だったとの事です。
15人の編集委員で作る社内報も
社員にほとんど読んでもらえず、へんだなぁ~という声は挙がるものの
「控え目な社風だからうちはうちでいいんだ」と上司に押し切られてしまい
ほとんど毎回同じような社内報を出していたとの事でした。
その方は、新卒新人という立場にも関わらず
こういった風潮に「変だ」と感じて周りの方を説得し
7年間かけて社内の風土を変えていったというお話でした。
まず驚いたのが、新人の頃に感じた「変だ」という思を実際行動に移していった実行力。
積極的に異業種交流会に参加し、自分の意見をぶつけて
「やはり変だと感じている自分は間違っていないのだ」
と感じたとの事でした。
「社会人入社早々に異業種交流会に参加するのも意識が高いと思いますが、
そこで声をかけ自分の意見をぶつける積極性にが素晴らしいですね」
とお伝えしたところ、
「はい。あの頃は必死でしたから。
一日24時間仕事ばかりで電車の中で倒れるほどでした。
セミナーの後パーティー形式だったのでセミナーの質問をしました。」
と、おっしゃっていました。
セミナーで隣にいた人では無く、なんとセミナーのプレゼンテータに
直接質問をしていたとの事でした。
周りに流されて当然の入社1~2年目で、
「大企業病 => 変に違いない。 => 自分がなんとかしなくちゃ。」
という気分で動いていたとの事でした。
そのセミナーで講師をされていた人からは、
「会社の雰囲気を変えようと思ったら10年はかかるよ」
とその時は言われたようですが、結果としては7年で会社の雰囲気が変わったとの事です。
また、その雰囲気を変えていく手段にも感嘆しました。
自分が直接上司に伝えても取り合ってもらえないと感じると、
その上司は誰の言う事を聞き入れるかを見極め
「メインの人がなびいてくれると、雪なだれ式に」
変わっていったとの事です。
「自分と同じ事を、声の大きい人が言うだけで、回りの人がウンウンとうなずいていたので」
その人に自分の意見を言ってもらうまでにも、
「直観で味方になってくれる人に自分の気持ちをぶつけ」
「普段日の当たらない人にスポットライトをあてて」
「他社の事例を出しながら」
切り崩していったとの事です。
15人の編集委員でも、大人数で意見が言えない人がいると判断し
5人ずつ3チームに分けて活動したとの事です。
そして本音が出やすい雰囲気で
チーム毎にオリジナル企画で競争させたとの事です。
会社が傾きかけ、「こういった時期に社長はどんな事を考えているんだろう」
と、社長インタビューを実現させたり、
「世間の常識、会社の非常識」
を営業マンを通じて取引先にアンケートをとったり
といった行動をしたようです。
もともとフットワークが軽くなかった社風では、会社が危機的状況で
こういった企画を許可した部長も英断だと思いますが、
その説得に「常に数字をストックしていった」
からできた事との事です。
こういった行動によって、社内報の反応も徐々に変わっていったとの事です。
これらの行動をとれたのも、編集の原稿をまとめる外部委託先の人の力があったからこそとの事。
「その方がマスコミ紙とはこういうものだというのを叩き込んでくれた。」
「その方が常に『あなたはどうしたいの』と聞いて、『あ、いいねぇ』と言ってくれた」
と、仕事の付き合いを超えた付き合いがあったからと教えてくれました。
このような活動を通して、5年目には会社が変わる風潮ができ7年で風通しが良くなったとの事です。
その頃にはリーダーとして、期待に応えたいという思いで頑張っていたとの事です。
ご自身に3つの成功要因を確認したところ、
「チャレンジ心」
「適材適所」
「メンターの存在」
はじめは、「新人の自分なんかが」という気持ちがあったものの
実際体験してみると、「広報の仕事をやるために自分の強みがあった」と思う位の
体験だったとの事でした。
そして、「自分が適材適所で生かされると、人も適材適所にしたくなる」との事。
またなんといっても「メンターの存在」。
私自身がインタビューをしていて
「この人から仕事で何かお願いされたら、一生懸命助けたいと思うだろうな」という雰囲気をもった方でした。
今回も、あと2人の方にオブザーバーとして参加していただきましたが、
その時の話は後日アップデートいたします。
ありがとうございます。