この時期になると去年の
サークルでのあの忘年会を思い出す。
3年生の彼は後輩に向けてこう言った
『お前らに伝えたいことがある!!
いいかお前ら!今やれることを全力でやれ!以上!!』

すると・・・
『おぉぉぉぉー!!』

声を上げる後輩
そして、うなずく先輩。
彼は見るからに
大学生活を大学というくくりの中で
最大限にエンジョイした
大学生の中の大学生と呼べる存在だった。
そんな彼も4年生になり
なかなかサークルに顔を出さなくなった
そんな彼にあったのは6月。
スーツを身にまとい
何社もの企業の面接に行っている様子だった。
僕は彼を大学の先輩としては尊敬しているが
人としては・・・『?』
といった感じだった。
そんなある日
少し落ち着いたのか
彼にご飯に連れて行ってもらった。
せっかくなので、聞きたいことを全部聞いた。
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僕:先輩就活お疲れ様です!どうですか?
先:まーーーじで、しんどい!
僕:やっぱそうなんですね、ところで就職先は決まったんですか?
先:おう!決まった!!○○食品!
僕:そうなんですね!!先輩食品会社で働くイメージ無いです(笑)
先:おれもおれも。
僕:でも、何か惹かれるものがあったんですよね?!
先:惹かれるもの・・・か。考えたことなかったな・・・
僕:え?
先:だって、みんな内定とってくなか自分だけないなんてはずかしいっしょ!
僕:まぁ・・・。
先:みんなやりがいとかそんなもん全部後付けだよ後付け!
僕:でも、人生の大きな外枠がそこの会社に決まったわけですよね
先:まぁな。
僕:5年前に入社したそこの社員さんが、先輩の5年後なわけですよね・・・
先:確かに、、、この間まで馬鹿にしてた・・・。苦笑
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彼は僕のイメージどおりの人だった。
【今がよければよれでいい。】
典型的なパリピタイプだ。

このあとどんな話をしても
彼の顔は以前より遥かに暗かった。
今になって気づくことがあったのだろう
にえたきらないものが
彼の中に常にあるようだった。
さぁ、この話を自分に置き換えたときにどうか・・・
僕は彼に心の中でとても感謝した。
彼の言った
『今やれることを全力でやれ』
この言葉の解釈を変えることができたからだ
当時その言葉を僕は
『俺みたいに全力で今を楽しめ!!』
と彼が言っているように思えた。
腑に落ちなかったその言葉を
この解釈が出来たおかげで
彼には感謝している。
『今やれること』=『失敗』
これにたどり着けたからだ。
そのことによって僕は
人生の変化を大学の外の環境に求めた。
そう、『今しか出来ない失敗』をするために。
その一歩を踏み出してから半年。
今ではその一歩を生涯、自画自賛すると
そういえるまでになった。
当然一人では不可能だった。
SNSで多くの人と会った末に選んだ道。
この半年間支えてくれた人や
今出来ることを教えてくれた先輩には感謝している。
そんなことを思いながら
2016年を締めたいと思う。
2017年がさらなる激動の一年でありますように。
*コメントいただけると嬉しいです。