全体の破損状況
まずは全体的にチェックしましょう。目で確認して、マシンを転がしてみて、沈めてみて。ガタツキが大きければ何か問題があります。サーキットの時間を有効に使うためには、万全な状態でコースインしましょう。
ビス
私は最低でも負担のかかる部分のビスは締めてチェックします。無事に走れていても緩んでいることもあります。デッキ裏側・ステアリング系・足回り系など重点的に。あまりによく緩む場合は、ネジロック剤を付けるか交換です。
ダンパー
このメンテナンス嫌いな人も多いですよね?私も、手が汚れるし時間かかるので好きではありません。エア混入だけならそのまま走らせている人もいますが、オイル漏れはマシンも汚れるしカーペットも汚してしまうので注意しましょう。
コード類
コード類は縛っておくのはもちろんですが、何らかの拍子に他と接触してしまうこともあります。電気系は二次災害を引き起こすこともありますので、しっかりと確認しましょう。また、狭いスペースにたくさんのコードが行き来するので、負担のかかるような縛り方は禁物です。中で断線は避けましょう。
ピニオンギヤ・スパーギヤ
ギヤ山は目視できるのでチェック。ホコリの詰まりも取り除きます。特にスパーギヤの山欠けは、音も大きくなり駆動効率も悪くなります。スパーギヤとピニオンギヤの噛み合わせ具合は繊細です。色々ネットなどに出てますが、私はまずはベッタリ噛み合わせて、かすかに離して固定してます。
ペルト・プーリー・シャフト
駆動系の命となる部分です。ベルトは毛羽立ち始めてないか、噛み合わせ部分は曲がってないかなど、チェックする項目は多いです。毎回メンテナンスする部分ではありませんが、チェックは怠らないようにしましょう。
足回り系
クラッシュの衝撃を受ける部分ですが、見落としがちなのがアクスルやハブ。ビス穴から割れたりベアリング部分がガバガバになったり、樹脂製の部分もシャフトの部分も確認しましょう。シャフトの曲がりは交換をオススメします。
ボディ
クラッシュの衝撃はボディが吸収してくれます。その分、割れたり曲がったりします。応急処置もできて即交換にはならないですが、数千円もする高価な買い物なので補強も必要です。補修パーツもいろいろ発売されているので、探してみてください。初級者のうちはボディを大切に、衝突をしないように走ろうとすれば上手くなりますよ。
コネクタ類
抜き差しの多いバッテリーとのコネクタ部分は、気を使ってください。消耗するので接触が悪いとショートを起こします。アンプをダメにしてしまってからでは遅いです。発火も怖いので、常にチェックしましょう。
樹脂パーツ
アルミやカーボンパーツで頑丈になればなるほど、それより柔らかい部分への負担は増えます。私は中級者になった時期がよく壊れました。スピードも上がるし、衝撃も大きくなるし。自在にコントロールできるようになるとギリギリを攻めたくなるんですよね。
ダンパーステー
頻度は低いですが、マシンから突出している部分なのでチェックを。カーボン製であっても、地味に割れてるときがあります。これが分かりにくいんですよね。よく見ましょう。ツーリングカーはジャンプすることまで考えて設計されてないけど、クラッシュや乗り上げで飛んでいくこともあります。ダンパーを支えている部分は頑張っていますからね。