ツアーへの意気込み | ひとりでできるもんオフィシャルブログ「仮面をとったら一般人ブログ」Powered by Ameba

ツアーへの意気込み

明日からツアー始まるので、ツアーへの意気込みでも書いてみようと思う。


中島美嘉のメアドGET


以上。


嘘です。関係者様、大変申し訳ありません。

そうですねー、今回はバックダンサー武村涼平としての参加ではなく、「ひとりでできるもん」というパフォーマーとして参加させて頂くわけですが、最初は荷が重いというか、俺でいいのかな?なんて良い意味で疑問があったんですが、ゲネプロを終え、完成系を目の当たりにして思う事もあります。



その前にダンス界の現状を少し書きます。


今、ストリートダンサーの言う「ダンサー」という職業は「バックダンサー」「インストラクター」その延長で「振付師」位しか無いんですよね。僕みたいな「ショーダンサー」は、はっきり言って、「職業」としては収入面や寿命を考えると微妙です。故にそれで成り立っているダンサーは残念な事に数える程しか居ないと思います。
それがストリートダンス界の現状です。

何故か?

それは単純で、「日本人が認めてないから」です。娯楽として、「ストリートダンス」がまだまだ日本人に受け入れられてないんです。日本語しか話せないし英語が理解出来ない人が圧倒的に多い、ダンサーも然り。元々馴染みが無かった。公の場で取り上げられる事が少ない。色々理由はあります。

文化を伝えて行く「インストラクター」は興味を持った人達に、雰囲気を作る「バックダンサー」はそのアーティストを好きな人達に、それぞれ重要な役割があるからちゃんと仕事になっています。

僕みたいな「ショーダンサー」はどうでしょう?重要な役割って何でしょう?

「余興」
これがメインですかね。ただ、現状で必要としてくれている場が圧倒的に少ないです。要は仕事として現状はあんまり必要無いかもしれないって事です。逆に言うと、その程度のパフォーマンスしか出来ていないという事。

「ダンス界の裾を広げる」
これも重要ですが、メディアが動いてくれなければなかなか難しい部分でもあります。

まぁそんな所ですかね。自分がメインでやる分、出来るだけ見てくれている方々のハートを掴まなければならない。仕事にする為に。であれば、日本人が解りやすい事をしないといけない。芸人と一緒かもしれませんね。僕がネタを作る時に一番気を使う所です。

日本でやるなら日本人に合ったやり方で。

色々な方々の努力で近い将来、きっと海外みたいにダンサーが「アーティスト」として認められる様になるでしょう。素晴らしい事ですね。

僕は今回、ツアーに「ひとりでできるもん」として参加させてもらう以上、自分の色を出来るだけ出して行きます。

「そこら辺のダンサーじゃダメなんだよ。ひとりでできるもんじゃないと。」

そう言われるように。

「また次も宜しくね。」

そう言われるように。

「あの曲はひとりでできるもんがいないと。」

そう言われるように。

「あの仮面の人面白いね。」

そう言われるように。

頑張ります。

そして今回、「バックダンサー」としてではなく、「スペシャルダンサー」として紹介もされます。今回のツアーを通して、ダンサーに「バックダンサー」ではなくアーティストとの「共演」、「特別参加」という新しい方向性を示せればと思っています。

自分じゃないと意味がない。他では務まらない。ショーダンサー日和に尽きると思いませんか?

そこに行くまではかなりの運や努力、コネクション、が必要になってきますが、自分の色でアーティストをサポート出来る。嬉しいじゃないですか。

その先にはきっと、「メジャーデビュー」などの自分を最大限に売り出す未来も有ると思っています。ダンサーからメジャーシーンへ。若い子達には是非頑張ってもらいたい。俺は色々と難点だらけだから。。



本当に今回のツアーは自分にとって特別な経験になるし、今後に生きてくると思っています。
やり過ぎないように思いっきり楽しんできます!!


長くなったけど、新宿ー伊勢原の60分退屈しないで良かったwww