このモデルの変わった点から紹介します。
トップ材のイングルマンスプルース ネット検索では、
マツ科の軽い樹種にもかかわらず、十分な強度を持っています。
音色は木材の特性通り、「柔らかく、レスポンスの良い音」です。
シダーに近いイメージで軽いタッチのプレイでは本領発揮してくれます。
と書いてあります。音色もスプルースとシダーの中間というか
バランスがいい、強く弾けば音量も出る感じです。
フレットサイズが普通のアコギは、スモールタイプ(幅2.0mm)ですが、
このギターはミディアムタイプ(2.5mm)背は高くないです。
ナットとサドルの材質です。
NuBone/ヌボーンという製品名で 商品説明では
NuBoneはGraph Tech社のTUSQから派生するモデルで、音質や特徴がTUSQに良く似ています。
NuBoneは弦振動を妨げることなくギター本体に伝え、
より大きな音量と素晴らしいトーンを得ることが出来ます。とのいう事です。
弾きやすさは、
OMサイズで抱きやすい、ナット幅43mm
ネックの大きさは細い部類で、Cシェイプ おいらには、握りやすいです
ネックの細い順に並べると
ヤマハFS720S < アリアAF-720 < YAMAHA FJX905SC < FG-400D(やや三角ネック)
音は、
ドレッドノートタイプのアコギに比べると、当たり前ですが
低音というか重低音が少し足りない。箱なりが少し足りない。
マーチンD-28を数値10で例えて、比べると (耳の記憶で)
高音=8 中音=9 低音=7 音量=8 共鳴=6 箱なり=7
総括
悪い所
・サイズ的に仕方ないですが、箱なりが普通
・音がタイト
良い所
・ローズウッド単板とNuBoneとフレットのおかげか、サスティーンがいい
・弾きやすい(抱き)
・バランスがよく、まあまあ音量がある
・トップ板厚さが塗装を含め3.0mmで理想的な厚さ
今後の改良点をあげると
箱なりアップ
低音アップ
あくまで、個人的な意見です。