こんにちは!
コーチング1年目の教科書を運営しています
三ツ井 亮平です
コーチやコンサル、カウンセラーの方は、
本命商品を成約する前に
体験セッション、
お試しコーチング
個別相談
などを提供して、
相手にしっかり良さを
わかってもらってから
継続セッションを
やるのか、
やらないのか
を決めてもらうと思います。
このときによくあるのが、
『ちょっと来月まで試してみてから』
『来月に◯◯があるから、それから考えます』
という回答です。
『タイミングが来たら、本気で検討します』
ということです。
で、その結果、来月になっても
返信ありません・・・。
そんな経験はないでしょうか?
それは、
『相手が本気になれていない』
ということです。
価値を決めるのは、相手です。
でも、コーチやコンサルなどは、
相手の人生を変えるサポートです。
だからできることは、全力でやるべきです。
その時に、多くの人がやってしまうのが、
『解決策を具体的に与える』
ということです。
そして、相手は
できるような気分になって、
『ちょっと試して、結果がでなかったらまたお願いします。』
となります。
体験セッションでやることは、
相手を変わる決断をさせることです!
決断には、3つの種類があります。
1 〜できたらいいな。〜すべきだな。
2 絶対しなければならない。いつかは!
3 絶対しなければならない。今すぐに!
この3段階があります。
世界トップコーチのアンソニー・ロビンズも言っています。
人生を変える最初のステップは、決断から始まる。
でも決断のレベルが弱いから、もとの人生に戻ってしまう。
体験セッションでは、相手が
3 絶対しなければならない。今すぐに!
にすることが重要なんです。
せっかく体験セッションまで来てくれたんです。
相手の人生を変えることに、こちらがコミットしなくってはいけないんです。
じゃあ、どうやって、
『今すぐ』という決断を作るのか?
痛みを与えること
人が本当に変化するのは、
痛みが限界点に達したときに、変わる決断をします。
・これ以上太るのはもう我慢ならない!
・これ以上長い間、お金がないのは嫌だ!
・これ以上、満員電車に乗る毎日はうんざりだ!
・これ以上彼氏がいないのは嫌!
ってその人の中で限界に来たときに
人は、変わる決断をします。
この痛みが限界点に達していないと、
『まぁ、今の人生に特に問題はないし・・・』
と考え、先延ばしにしてしまうのです。
今は、いいかもしれない・・・
でも、何もしなければ、その人は将来痛みを感じることになります。
それを防ぐのがコーチなどの役目です。
コーチングやコンサルティングには、
なにかしら現状に満足していないから来ているわけです。
現状と望む未来の間には
『障害(壁)』があります。
この壁を乗り越えられないからきています。
どうやって痛みを与えるのか?
今、この障害を乗り越えなかったら
どんな未来になるのかを想像してもらうこと
質問を使って、未来を見せてあげるのです。
こちらから、
『このまま言ったら、彼女ができずに孤独になりますね』
とは、言っちゃダメです。
相手は、自分のことは自分が一番わかります。
『◯◯の障害をこのまま持ち続けたら、最悪どんな結果をもたらしますか?』
『◯◯の障害を取り除けなかったら、3ヶ月後は、どんな結果になってしまいますか?』
『その障害を持ち続けたら、5年後、どんな代償を支払う必要がありますか?』
こういった質問で、相手の未来を見せてあげるのです。
「そんな痛みを与えるなんてできないよ〜」
っている方もいるかもしれないですけど、
相手のためを思うなら、
今、変わって
その痛みの未来が
現実にならないように
食い止めることが
コーチなどの仕事です。
解決策を与えても、
『今、本気で変わりたいという状態』になっていないので、活用してくれません。
本やセミナーで、
素晴らしい話を聞いても、
この情報はすごいと思ったのに
活用しなかった経験はありませんか?
活用しない人が多いのは、
『今、変わらなければならない!』という状態になっていないからです。
だから、体験セッションでは、
相手自身が
『今すぐ私は人生を変える!』
という感情の状態にする
ことが重要です。
解決策などは、継続セッションで
具体的に教えればいいのです。
これを体験セッションでやるか、
やらないかは
大きく成約率にも関わりますので、
ぜひお試しあれ!