経済の状況を見るひとつのものさしとしてタクシーの需給のバランスがあると思います。
その点から見るとバンコクの経済は、かなり停滞しているようです。
金曜日の朝、9時にバンコクのスワナプームに到着してタクシーで街に向かいました。
タクシーの運転手さんが言うには、
「今日の朝は6時から待っていてやっとお客さんを乗せることが出来たよ。最近、いつも2,3時間は待つんだよ。」
とのこと。観光客もビジネス客も減っているんですね。
土曜日の朝、ウィークエンドマーケットの開かれているチャトチャックにタクシーで向かいました。
タクシーの運転手さんが予定をいろいろ聞いてくるのです。月曜日の1時頃ホテルを出てシンガポールに帰るんだと話すと、1時頃にホテルに迎えに行くからタクシーを使ってくれないか?と頼まれました。人も良さそうなおじいちゃんでしたし、運転もうまかったので「いいよ」と返答。
空港行きのお客さんは、美味しいんですね。
月曜日の1時に荷物を持って出ると車が既に来ていました。
ホテルを出てしばらく行くと、アピシット首相の私邸の前を通った時に、
「全てアピシットの政策が悪い。タクシンの時代の方がタイは良かった。」
と話していました。今のタイも日本と同じくやることなすこと全て裏目に出るのでそのような心境になるのでしょうね。このタクシーの運転手さんの場合は、イサン出身というところもあるでしょうが。
今朝、会社に来る為今度の前からタクシーに乗ろうとしたら、15分捕まりませんでした。
みんな赤ランプ。
景気がいいんですね。この国は。
資源も何もないのに、国の政策だけで成長する国。恐ろしいです。
絶対、はじけるこのバブルと思いながらシンガポールで生活しています。
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