何ヶ月間か母が夕飯を作りにきて

私もそれが当たり前になっていってた。

ある日学校にいる時

いきなり不安に陥った。

母がいなくなりそうで

私は先生に嘘をつき、早退して

急いで家に帰ったら不安は外れ

家にはお母さんがいた。

でも小さい私は詰めが甘く

学校から連絡があって早退した私を

母は怒った。

なんでそんな事するの!

お母さんを困らせないで!

私は自分の気持ちを伝えた。

いなくなりそうで怖かったと。

いるでしょ!またお母さんがお父さんから

怒られるでしょ。

あんたなんか産まんかったら良かった。

そう言われた時、何かが胸に刺さった。

嫌われた。お母さんから捨てられる。

悲しかった。

その数日後、いつも通りに学校から帰ると

やはり母はいなくなっていた。

置き手紙が大きなテーブルに一つ

あるだけで、静かな家で私はひっそり

その手紙を読んだ。

【父に私は貴方の家政婦じゃありません。

別れて下さい。

子供達は暮らしが安定したら

迎えに行きます。】

涙が出なかった。捨てられると分かって

いたから。