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RYOのBLOG

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歪んだ形のカミソリみたいなリフと、痛みと憎しみが渦巻く中でも人間の温もりの在処を教えてくれるようなバンド


個人的に一番長い付き合いで、一番慕ってるバンド

voの拓さんと知り合ったのはもう5年近く前になる


初めて会った時、別なバンドで出てたvoの拓さんは、初対面でも気さくに紳士的に話しかけてくれるし、二度目に会った時も俺の名前も覚えてくれてて、いわゆるいい人ってイメージだった


それは間違いだったと後から気づくようになったんだけどね


ブラックジョークのセンスが抜群で、その言葉の節々から感じる事があるんだけど、相当根暗なんじゃないかって思うようになった


でもめっちゃいい人だから。


ライヴの姿は普段と全く違って、皮膚が剥がれた肉体から血が滲み出すような声で、嘲りや悲しみ、そして光の届かない奥底に灯りを灯そうとするような声で歌う


例えるなら、ほとんどガス欠のライターで点火しようとすると、たまに大きな火がバチッ!ってなるんだけど、それに近いと思う


自分にとって大切なものが消えかけてる、または失ってしまっている、そんなガス欠の心に「諦めんな!まだテメーは生きてるだろうが!」って何がなんでも火を点けてくれる、そんな曲ばかりだと思う


俺がゴジラの曲に完全に引き込まれたきっかけは、初めてDAYFLATで弘前にライヴしに行った時にゴジラが演奏したノラって曲


ゴジラの前に出番が終わって、自分のライヴの出来が最悪だった俺はクソみたいに落ち込んでた


あの曲は惨めな自分をさらに惨めにさせるくらい、最高の曲だった
でも同時に救いを与えてくれて、惨めなままで終わりたくないって思わせてくれた


ライヴ後にトイレで一人で鬱になってたんだけど、その時当時のベースだった柏葉さんと、現ドラマーの二三弥さんは俺の話を口を挟まず黙って聞いてくれた


ここから少し柏葉さんの話になります


柏葉さんも拓さんに負けず劣らずいい人だ
ぶつきらぼうで怖そうなんだけど、俺の悪ふざけに呆れながらもよく笑ってくれてたし、俺がメンバーと不仲になった時も話聞いてくれた、すげー面倒見のいい先輩

オフでたまに一緒に酒吞んだりするときもあって、そんな時はいっぱいくだらないこと話してくれる

二回目の弘前遠征の時も一緒に連れてって貰ったんだけど、その時のDAYFLATのライヴは奇跡的に最高のライヴをぶちかませて、俺達を観てた柏葉さんは感極まって涙まで流しながら観ててくれたらしい


翌朝柏葉さんの車でメンバー全員を送って貰ったんだけど、他のメンバーが降りて柏葉さんと二人だけになった時、柏葉さんは「本当にありがとう」って言ってくれた


殆ど眠れなくて、その後すぐバイトがあってしんどかったはずなのに、そう言ってもらえて嬉しかったし、申し訳ないような気持ちにもなった

でも、柏葉さんに気にかけてもらった分はライヴで返していこうと決めて、少しは恩返しが出来たかと思う


別にそんなのいいよって言われるだろうけど


柏葉さんがゴジラを脱退してからその姿をずっと見ていないし、今は何をしてるのかさえもよくわからなくなってしまった

今までのお礼が言えないままなのが引っかかってる




去年から新ベーシストとして、ごりさが加入した新生ゴジラはこれからも力強いライヴを続けていくと俺は信じてる

ごりさは芯の曲げられない子だと思うし、
諦めてるようで諦めるつもりのない拓さんがいるんだから、きっと大丈夫だと俺は信じてる




そうそう、ドラムの二三弥さん


忘れてたわけじゃないよ!
というかインパクト強すぎて忘れようがない笑


当時から打ち上げで酔ってバカばっかしてる俺のさらに上を行くバカをやれるのが二三弥さん


しかもシラフで


俺と二三弥さんが打ち上げに出ると、座敷はいつも死屍累々の焼け野原状態だった笑


詳細はとてもここには書けないから、知ってる人はああアレか、と苦笑いしてほしい


実は何故か二三弥さんとあまり会話を長く続けられないんだけど(仲良くないとかじゃない)、それでもふざける時は一心同体になって、良識ある、主に女性バンドマンのひんしゅくを買うパフォーマンスを二人でぶちかましてきた


最後に拓さんに会った去年の10月の打ち上げの夜、二人便器に並んだ時に、「RYOくん、最近二三弥を満たせる相手が全然いないんだよ~」って拓さんに言われた

早くまた対バンして一緒に打ち上げ出よう、って言ってもらえたみたいで嬉しかった








その直後






必死の抵抗も空しく、俺は酔った二三弥さんから全力のディープキスを喰らった


その時、俺の中のリミッターが外れた



気づいたら俺は拓さんとも熱い口づけを交わしてた



本当にバカだよな笑




でも、真面目な話もくだらないことも共有できるバンドマン同士の繋がりが俺は大好きだ






ATOMIC GODZILLA





今まで本当にお世話になりました。



大好きな大先輩のあなた達を、
俺はこれからも一方的に慕っていきます。



また対バンさせてください。






盛岡のライヴハウスに逃げ込んできた全ての弱者を奮い立たせる、
傷だらけのレジスタンス達へ。