石油資源の枯渇が懸念される中、オイルサンド・オイルシェールが注目されています。
オイルサンドとは、極めて粘性の高い鉱物油分を含む砂岩のことをいいます。
母岩が砂岩ではなく頁岩の場合にはオイルシェールと呼ばれます。
現時点で採掘可能な原油量はおよそ60年分といわれていますが、世界中に埋蔵されているオイルサンド・
シェールから得られる重質原油は220年分といわれており、開発が進めば資源需給の緩和に繋がると
見られています。
これまで原油価格で1バレル70~80ドルが採算ラインとされ、コスト面の高さから商業化が進みませんでした
が、現在の原油相場は採算が取れる十分な水準であり、日本企業も本格的な事業参画を推し進めています。
オイルサンドから原油を得る際のCO2排出量や廃棄土砂の処理、有害物質を出さない回収技術の確立など
問題は山積みですが、日本企業は技術開発に積極的に取り組んでおり期待されています。