米国株、急落―― ダウ238ドル安で9カ月ぶり安値 ナスダック8日続落
8日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は急反落。前日比238ドル42セント安の1万2589ドル7セントと、昨年4月12日以来約9カ月ぶりの安値で終えた。
ナスダック総合株価指数は8日続落し、同58.95ポイント安の2440.51と、昨年4月2日以来の安値で引けた。
AT&Tの最高経営責任者(CEO)が先行きの業績に懸念を表明したことなどを受けて、売りが優勢となった。
午後中ごろにAT&TのCEOが、米景気の減速により同社の家庭向け事業が悪影響を受けそうだと述べたことが伝わり、同社株が急落。
9日夕のアルコアを筆頭に米主要企業の決算発表が本格化するのを控え、幅広い銘柄に売りが出た。
この日は住宅ローン最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルが経営難に陥っているとのうわさが広がった。同社はうわさを否定したと伝わったが、急落して終了。
信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)懸念が意識され、金融株全般が軟調だった。
ケイン最高経営責任者(CEO)が辞任するとの報道が好感され朝方は買われたベアー・スターンズも、下落した。
ナスダック指数の8日続落は2006年6月2―13日以来。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は前日比2.7%安。
S&P500種株価指数は同25.99ポイント安の1390.19と、昨年3月16日以来の安値で終えた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引で18億4489万株(速報値)。
ナスダック市場は26億1291万株(同)だった。
AT&Tは4%超下落。
アルコアは6%超下げ、ダウ構成銘柄で下落率首位だった。
カントリーワイドは2割を超える急落。
決算が大幅赤字となったKBホームは9%下げた。
半面、金先物相場が過去最高値を更新したことを受け、ニューモント・マイニングなど金鉱株が上昇。
CEOの交代を発表したスターバックスは急伸した。
今日も全面安だよね。 たぶん。