決算発表もたけなわですが、取引時間中や昼休みの時間帯に決算を発表すると日中で大きく動きがでることがあります。
はっきりと「予想を上回った」決算であるとか、「配当を増やす」といったような「買い材料」とされるような発表であれば買えば良いのでしょうし、逆にはっきりとした売り材料、「赤字転落」などと発表されればわかり易いものと思います。
ただ、そうしたわかり易い発表は「まれ」であり、大方は「12%増益」とか「通期見通しを550億円に修正」といったような発表であり、果たしてこれを好材料として反応して良いのかそれとも芳しくないものなのかがわからない事の方が多いのではないでしょうか。
こうしたときに気をつけなければならないのは目先筋と言われるディーラーなどの動きです。
決算動向などにおかまいなしに「動いた方に付く」と言う動きも多く、発表直後の売り買いに振り回されてしまうのです。
ただ、今回の決算発表でも見られたことで、毎回決算発表時期になると見られることですが、好決算を発表しながら「材料出尽くし」などと言って売られることもあります。
ただ、そうして売られたところは案外「押し目」となって、その後上昇する事が多いのも事実です。
つまり、発表数字をしっかりと吟味し、決算数字の割りに買われ過ぎているのか、売られ過ぎているのかで判断すれば良いのです。
慌てて目先的な動きに乗らなくても、最終的には売られ過ぎ、買われ過ぎの修正が起こり、その修正の過程でも逆方向に買われすぎた売られ過ぎたりすることも多いのではないかと思います。
決算発表に右往左往せずにしっかりとその相場の本質や銘柄の業績、株価の動きを吟味することが、投資で成功する秘訣ではないかと思います。