決算発表に一喜一憂する展開がつづいています。
芳しくない業績を発表したもの、好業績を発表したもの、さまざまですが、芳しくない決算を発表して売られるケースはまだわかり易いのですが、好業績ながらも売られるているような場合はどのように対処すればいいのでしょうか?
一つにはその決算の「良さ」の中身の問題ではないかと思います。
トヨタ(7203)は好決算を発表した直後に「前期良かったのは分かったが今期は伸び悩むのではないか」として売られました。
それでも、今期の伸びが鈍いのは為替の見方や北米での売り上げを慎重に見ていることで伸び悩むのではないかと
言うことで、すぐに売られたところでは買い直され、堅調な展開となっています。
一方で、日立(6501)は前期は悪く、今期は回復が顕著であると発表されたのですが、特に目立って何が良くなるわけでもないことから瞬間的には買われたものの、その後、今期業績に関しての懸念が噴出して売り直されてしまいま
した。
つまり、瞬間的な動きに飛びつくとトヨタの場合は安いところで売ることになり、日立の場合は高いところで買うことになってしまいました。
本当に、業績が好調かどうか、あるいは慎重な見方をしていても現実的にはどうか、など しっかり吟味しないと目先的な動きに振り回されてしまいます。
決算発表数字も瞬間的に皆が知ることも出来、本来動く方向ではない方向に動いてしまう可能性もあります。
もちろん、すぐに動いた方が安く買えたり、高く売れたりすることもありますが、大きな長い目で見るとじっくりと見極め
てから動いても遅くはないものと思います。