来週から3月期決算企業の決算発表が本格化します。
以前は上場企業の決算発表は大半が半年に一度で年に2回でした。
しかし、情報開示の透明度向上の要求が強まったこともあり、2004年4月以降は四半期に一度で年に4回の決算発表が新興市場企業だけでなく東証一部上場の企業にも義務付けられています。
このため、現在ではより企業の業績状況が把握しやすくなっています。
今回の決算発表のピークは5月15日での300社以上の東証上場企業が発表を予定しています。
これは東証が上場企業に決算期末から45日以内の発表を要請しているためです。
以前は主要企業の多くが4月中に決算発表を行っていましたが、今回は米企業改革法による内部統制ルール(不正会計を防ぐため会計処理プロセスそのものを文書化してチェックする制度)の適用の影響で4
月下旬発表の常連だったソニーを初め日立製作所、TDK、パイオニアの発表日が5月中旬にずれ込む見通しです。
今回は今2008年3月期の見通しが企業から発表されます。
市場の関心も既に前2007年3月期よりも今期へと移っており、今期が大幅な増益になるとの観測記事がでたソニーは報道を受けて株価が上昇しました。
しかし、最近は当初予想を控えめに発表し、四半期ごとの発表時に修正をするといった傾向があります。
市場でも今回も今期予想が低めに出て、株価に悪影響が出るのではないかと心配する向きもあります。
来週の主要企業の決算発表は、23日の花王、HOYAを皮切りに27日には注目企業の多くが決算を発表する予定で、決算発表前半の山場となる見通しです。
来週の主要企業の決算発表予定
23日 花王(4452) HOYA(7741)など
24日 ヤフー(4689) ファナック(6954)など
25日 シャープ(6753) アドバンテスト(6857)
ホンダ(7267) リコー(7752)など
26日 資生堂(4911) 新日本石油(5001)
JFEホールディング(5411) 東芝(6502)
富士通(6702) 京セラ(6971) 日産(7201)など
27日 信越化学(4063) 富士フィルム(4901)
新日鉄(5401) 住友金属(5405) 松下電産(6752)
村田製作所(6981) 三菱重工(7011)
マツダ(7261) 三井物産(8031) 全日空(9202)
JR東日本(9020) NTTドコモ(9437)など
(決算発表予定日は変更となる可能性があります)