こんなのが親切?
パリ滞在22日目。
滞在日数も残りわずかになってきたので、この日は早めに起きて行動する事にした。
とりあえず友達が仕事に行くのを見送って、日本からのアタシ宛のメールをチェック。
親友から「風邪は大丈夫?」というメールが入ってた。
とりあえず平気やで~というメールを返して、食器の片づけをしてから出かける事にした。
なんとなく和菓子が食べたくなったので、また『十字や』さんへ出かけた。
行ったのはいいねんけど、コレと言って食べたいものがなかったし、
値段も結構高かったので、何も買わずに店を出た。
これからどうしよ~と考えながら道を歩いていると、アタシの前方を歩いている男性がパスポートを落とした。でも彼は全然気付いていない。
アタシ以外にも結構人が歩いていて、誰か拾ってあげればいいのに誰もが気付いてないかのように無視している。
この人パスポートなかったらメッチャ困るんちゃうん?と思って拾って声をかけようとしたら
その人は結構早足で、はるか先の方を歩いていた。
急いで走っていって「これ落としましたよ」と声をかけると、スゴイ感激されて「お礼がしたいからお茶をご馳走させてくれ」と言われた。
アタシとしてはお礼が欲しくて拾った訳とちゃうから「何もいらん」と断ってん。
でも「あなたのような優しい人は見た事が無い!是非ご馳走させてくれ!」と半ば強引に連れて行かれた。
とりあえずカフェに入って、アタシはアールグレーを注文した。
その時になってアタシは初めてまともに彼の顔を見た。
ハッキリ言って痛かった・・・
。別に何かを期待していた訳では無いねんけど、一刻も早く立ち去りたい気分になった。顔だけ見ればキモイとしか言いようがなかった。
とりあえず、話をしてみてんけど、なんかメッチャ聞き取りにくい英語・・・。
頑張って話を聞いていたら、どうやら彼はイタリア人でデザイナーをしていて年齢が29歳だということが分かった。
ハッキリ言って到底29歳には見えない。アタシはてっきり40台半ばだと思っていたくらいだ。
彼は自分のことを色々と話してくれて、仕事で世界を転々としていると言っていた。
日本、パリ、イタリア、ギリシャなど各国を多忙に行き来していると言っていた。
彼がデザインしたという服やバッグの写真をアタシに見せながら
「あなたのような優しい女性は今までに出会ったことがない。あなたは日本人ですか?
僕は仕事で1週間前まで東京にいました。パリには観光でいるのですか?
今度日本に行った時に会ってくれませんか?それまでに何度かコンタクトを取りたいので
電話番号とメアドを教えてください。」
とやったら質問攻め&くどき入ってるし・・・ホンマにめっちゃウザかった。
ただ落としたものを拾っただけやのに。こーゆー事になってチョット怖かった。
とりあえず普段滅多に使わないホットメールのアドレス1つを教えて、そそくさと帰ることにした。
なんかすごい疲れた気持ちで家に帰ってくつろいでいたら、友達が帰ってきた。
そして「今から友達(男)の家に行くねんけど、一緒に行く?」と誘ってくれた。
歩く事15分。友達の家(アパトルマン)に着いた。
彼の部屋はとてもシンプルで小さなキッチン、リビング、ベッドルーム、シャワールームがあった。
リビングにはTVと棚が1つ、椅子が3つ、小さな机が2つだけ。
ベッドルームには大きなベッドとPCデスク。
どの部屋も白がベースカラーになってて、とても清潔な印象を受けた。
でも、問題は彼自身。どこで覚えたのか知らんけど、メッチャしょーもない日本語を連発している。
「なにしとんじゃ、こらー」
「お尻、お尻」
「君の声が優しすぎて」
ホンマに意味不明なこと言い過ぎ・・・。
マジでドン引きのアタシをよそに、彼が使う日本語が面白すぎると大ウケのアタシの友達・・・。
どこがどう面白いのか全く理解できんかった。
この翌日、意味不明の日本語を連発するこの男にアタシは市内案内をしてもらう事になる。
ボチボチ治ったので墓地へ行く
パリ滞在21日目。
昨日の風邪の事も考えて13時ごろまでベッドでゴロゴロしていた。
おかげで少しは楽になったけど、鼻水がジュルジュルと・・・汚い![]()
友達から「今日は墓地に行ってみる?」と言われて、滞在日数も残りわずかになってきたので
即OK。風邪なんてスグに治るさ!と気合で出かけた。
イチオ、観光地にはなってるみたいやけど、でもやっぱり墓地・・・
当たり前だけどお墓がたくさんあった。
この日訪れたのは『ペール・ラシューズ墓地』だった。
この墓地にはショパン、コレット、ヴィクトル・ユゴー、ビゼーなどかなりの有名人が眠っている。
ピアノを習っていたアタシとしては是非ともショパンのお墓だけは行ってみたかった。
結構広い敷地内をウロウロして、たどり着いたのはたくさんの花が備えてあるお墓の前。
今でも世界中の人に愛されているショパンのお墓だった。
すごいなぁという気持ちの反面、やっぱり多少なりとも薄気味悪いもんやなぁとも感じたアタシでした。
この日は行動を開始した時刻が遅かったので、お墓めぐりだけで終わってしまった。
そのまま家に帰るのももったいないので、友達が「何か食べて帰ろうか」と提案。
もちろんOKして、何を食べようかと話をしていたところ、なぜかギリシャのファーストフードに決定。
初めて食べるアタシは少しドキドキ。
ファーストフードと言ってもサンドウィッチみたいなもんなんやけどね。
友達とアタシが食べたのはナンみたいなパンの中にレタス、ペッパーソース、ドレッシングと
子羊の肉が挟んであるものだった。
今までに食べた事の無い味にアタシの喉は少々つまり気味・・・
まずくはなかったけど、なんか複雑な味やった。
パリ滞在も残り1週間。自分なりに100%満喫して帰らないと!と気合を入れるアタシだったが、
その前に何が何でも風邪を治さないと話しにならないと思いつつこの日を終えた。
笑えるお風呂事情でついにダウン
パリ滞在20日目。
昨晩からやたら寒いなぁと思っていたら、朝方になって完全に体調を崩した。
喉は痛いわ、咳は出るわ、関節痛いわ、熱あるわでホンマに最悪状態。
ホントは昨日行ったカルーゼル・デュ・ルーブルに行って、土産を買うつもりだったのに。
それにまたアンジェリーナに行くつもりやったのに。←またかい!
予想外の事にショック!
それにしても体調管理には気をつけてたのになんで風邪ひいたんやろう?と思っていた。
すると思い当たる出来事が昨夜あったのを思い出した。
家の風呂の調子が3日ほど前から悪く、シャワーのホースがシャワーボタンに切り替えると
グルグル巻きになって全然水(湯)が出ないという状況になっていた。
要は途中で水(湯)が詰まって、メッチャ少ししか出ないという状況やってんけど・・・
おかげで蛇口の方しか使えないという有様になっていた。
シャンプーするのに、わざわざ頭を蛇口に持って行って髪を洗わないといけないのだ。
メッチャ気ィ悪い状況だった!
でも想像してみてほしい。かなり笑える格好で頭を洗っている事になる。
そうそう経験できる事ではないし、自分でもなかなか面白いシチュエーションだと思う。
日本にいる親友に、このことをメールで送ったら、
蛇口に頭突っ込んで髪洗ってんの?想像したらメッチャ笑えるねんけど!
でもちょっと不便やなぁ・・・。なんか湯が出んかったりと問題ありですなぁ。
フランスもシャワーが基本なん?日本みたいに湯船につかって、のんびりせーへんのかなぁ?
という返信メールをもらった。
「ごもっとも!」と思った。ゆっくり風呂に浸かりてぇ!!!![]()
結局寒い中、蛇口で頭と体を洗うという状況だったので風邪をひいたのだった。
アホらしいやら情けないやら・・・
この日体調を崩して、完治するまでには5日ほどかかった。
二度目のアンジェリーナ
パリ滞在19日目。
この日もアタシはモンブランを求めてアンジェリーナに行った。
あのマロンペーストとふわふわの生クリーム。
ホンマにたまらん!美味しくてサイコー!![]()
何気に前に座っている夫婦らしき人たちを見ると、ペットの犬
を店内に連れ込んでいる!
アタシはマジでビックリした。だって日本では無い光景だからだ。
日本では盲導犬同伴可の店なら多々あるのは知っている。
でもどう見てもあの犬は盲導犬ではない。
きちんと手入れがされ、服まで着せてもらって、ふわふわのマルチーズだ。
これが当たり前なのか?という疑問を持ちつつ周りを見てみると
他にも犬を連れて入っているお客さんがいた。
日本とは全く違うなぁと文化の違いを勉強したアタシだった。
なんだかんだしているうちに時間はあっという間に過ぎて2時間以上も滞在してしまった。
アンジェリーナをあとにしたアタシは、カルーゼル・デュ・ルーブルというルーブル美術館に
繋がる地下のショッピングセンターに行った。
そろそろ土産を少しずつ買っておこうと思ったからだ。
このショッピングセンターは本当に便利だ。メトロの駅から直接アクセスできるし、
地下だから雨が降っていても普通に買い物が出来る。おまけに日曜もオープン!
こういった状況だから人は多いが、それでも個性的なブティックがそろっているからアタシは好きだ。
このカルーゼル・デュ・ルーブルには『逆さピラミッド』といって、
ルーブル美術館の『ガラスのピラミッド』の逆さまバージョンがある。
ここは待ち合わせにはもってこいだとアタシは思う。
とりあえずウロウロしていたアタシは、『セフォラ』という化粧品店を発見。
結構カワイイものが多々売っている。店内をウロウロすると友達が欲しいといっていた香水を発見。
とりあえずそれを買った。あと化粧品と。
他にも色々見たかったのだが、3時のおやつタイムの時間にアンジェリーナに行って
2時間以上も費やしてしまったので、時間があまりなくなってしまった。
また明日見に来よう・・・
そう思い家に帰ることにした。
でも結局アタシは翌日この場所を訪れる事が出来なかった。
モンブラァァァァン♪&パリのトイレ事情
パリ滞在18日目。
2週間以上経ってアタシはルーブル美術館を訪れた。
友達から「ルーブルはメッチャ広いでぇ!」と聞かされていたが、実際に行ってみてその広さに圧倒された。
ルーブル美術館を満遍なく堪能しようと思えば3日はかかると聞かされていた。
でも元々美術にはあまり興味のないアタシ。
有名どころだけ抑えてさっさと帰ろうと思っていた。
でもあの『モナリザ』だけは必ず見ようと決めていた。
美術館でチケットを買って、日本語のパンフレットを片手に目的の場所を目指した。
とりあえず目の前にあった入り口からテクテク歩いた。
傍目にイロイロ見ながら歩いていたが、やっぱり興味がわかない。
しばらく歩いていると、美術や世界史の教科書で見た事のある像が出てきた。
パンフレットで確認してみると、サモトラケのニケだった。
「ホンマに教科書どおりやなぁ」
これがアタシの正直な感想である。
それからしばらくすると、また見た事ある像があった。
美術に興味のないアタシでもさすがにこれは分かった。『ミロのヴィーナス』だ。
教科書では前からしか載ってなかったので、アタシはグルグル像の周りを回って観察した。
やっぱり前からのアングルの方がいい。←当たり前だ!
ちなみにこれが『ミロのヴィーナス』である。
このあとアタシはひたすらモナリザを目指して歩いた。
標識の通りに進んでいるのになかなかたどり着かない。そう言えば、美術館のあらゆるところで
絵画の模写をしている人を見かけた。みんなとても上手だった。
しばらくすると、通路の向こうのほうで人だかりが出来ている。
もしかすると・・・という期待感をこめて少し足早にそこに向かった。
見つけた!モナリザーーーーーー!
さすがに大勢人がいた。本当は撮影禁止だったのだが、みんなカメラに収めているので
アタシもそれに紛れてパシャ!![]()
その写真がこれだ。
モナリザの絵はアタシの想像よりもはるかに小さかった。
アタシはかなり大きい絵だとばかり思っていたから正直ビックリした。
モナリザの絵はどこに立っても自分を見ていると言われていたのを思い出したので、
実際に確かめてみようとアタシは色々な場所に立った。
やっぱり、どの位置に立っても見られていた。結構気色悪いものだなぁ・・・と思った。
そのあとしばらく館内をウロウロしたあと、もう一つの目的地に向かう事にした。
アタシがずっと行きたかった老舗サロン・ド・ロテのアンジェリーナだ。
ここでモンブランを食べる事がアタシのパリでしたい事の一つだった。
店に入るとチョット高級な感じがした。
とりあえず席に案内してもらって、モンブランとアールグレイのセットを注文した。
少々値がはるが、そこは妥協する。
ガイドブックを読みながら待っていると、やって来ましたモンブラン!
思っていたよりも大きいので食べきれるかどうか不安になった。
ま、とりあえず食べてみようとパクッと一口。
結構甘いけど、オイシーーーーーーーーー!ストレートの紅茶とメッチャ相性抜群だった。
渋皮入りの少しグレーがかった茶色のマロンペーストの中に入っているふわふわの生クリーム。
その下には少し固めのメレンゲ台。アタシは一気に虜になった。
でもやっぱり甘いというのと少し大きめなので、食べるのに時間がかかった。
一つのケーキを食べるのに40分を費やしたのは初めてだった(^^;)
でも帰国するまでにもう一度来ようと心に決めた。
このアンジェリーナのモンブラン。日本でも買うことが出来る。
場所は2箇所あって、1つは東京・銀座プランタンの中。
もう一つは大阪・阪急百貨店の地下だ。
アタシは帰国してから3度このモンブランを食べたが、本来の大きさでは700円するが、
少し小さめのモンブランも売っている。味もパリで食べたものより少し甘みが抑えてある。
有名なので機会があれば食べて欲しいなぁと思う。
話が戻るが、アンジェリーナに1時間ほど滞在したあとオペラ座に行った。
とりあえず中に入ったのだが、奥まで行く事は出来なかった。
どうやらチケットを購入しないといけないらしい。
フランス語のオペラを一人で見ても仕方ないので、しぶしぶ帰ることにした。
このあと、(汚い話だが)すごくトイレに行きたくなったアタシ。
公衆トイレを使うのは勇気がいったので、再びルーブルに向かった。
でも、ルーブル内にあるトイレは有料。アタシには初めての経験だった。
日本ではキレイで無料のトイレはあちこちにあるが、パリは全然違った。
アタシが使用したトイレはコインを入れてドアを開けるというタイプのものだった。
初めてなだけに全く利用方法が分からないアタシ。マジで困った・・・
前に2~3に並んでいたので、どーいう風に利用するのかをジッと見ていた。
とりあえずコインを入れれはそれでOKというとても簡単なものだった。
自分の番になってかなり限界の尿意と戦いながらドキドキしながらコインを入れるアタシ。
トイレーーーーー!!!!ヤバイーーーーーーー!!!!
2分後、スッキリ感と共にトイレをあとにした。
いやぁ、初めての経験はホントにドキドキするもんだ(笑)
時計を見ると18時をまわっている。
友達が帰宅する時間になったので、アタシはメトロに乗って家に帰ることにした。
2時間歩いて
パリ滞在17日目のこと。
この日フランスでは祝日だった。
昨日は友達と朝方まで飲みながら話していたので、起きるのが遅くなってしまい、
この日行動したのは17時を過ぎてからだった。
この日は2時間ほど歩きっぱなしだった。さすがに疲れた。
でも相変わらず市内は夜のライトアップがきれいだった。
この日歩いた中ではオースラルリッツ駅付近を歩いていた時に、
駅の古さとライトアップがとてもマッチしてて本当にきれいだった。
近くの橋の上から、オーステルリッツ高架橋をわたって駅に入るメトロを見た。
そのあと、すごく大きな植物園の南側を歩いたんだけど、その植物園の南西端に
国立自然史博物館(Museum National d' Histoire Naturelle)があって、
中に恐竜の化石が展示されているのが見えた。
外からだけど初めて恐竜の化石を見たアタシは少々興奮した。
だってホンマに大きかったし!(当たり前やけど)
そのあとモスク(Mosquee)の横を歩いた。なんとなくアラブチックだった。
「ここはアラブレストランやティールームがあるねんで」と友達が言った。
他にもハンマームというトルコ式浴場もあるねんでと教えてくれた。
どうりでアラブ系の人が多いわけだ。
それからリュテス闘技場横を通って裏通りに入った。
この場所にはメッチャおしゃれなバーが多々あってBar好きのアタシはメッチャ目移りした。
雰囲気もすごく良くて、まるで映画の世界に入ったような感じだった。
大学が近くにあるから平日も週末も学生がメチャ多いねんと友達が教えてくれた。
確かに学生がたくさんいた。中にはアタシみたいに観光してる日本人もいたが・・・
赤色がメインのバーや色とりどりのバー、こじゃれたワインバーや木々が植えてある上品なバー。
ホンマにメッチャ素敵やった。
正直全ての店に片っ端から行ってみたかった。
家に帰ってから友達がお腹の調子が悪いというのでおじやを作る事にした。
というか、友達は4日ほど前からお腹の調子が悪いらしい。
アタシの作った料理がサイアクだったのか・・・
アタシは全然平気やのに・・・
友達のお腹が繊細なのか、アタシのお腹が鈍感なのか・・・
どっちにしても、へこんだアタシだった。
フランスご飯事情
パリ滞在16日目。
憧れのフランス料理。確かに美味しい。
でも純日本人のアタシは贅沢かもしれないが、たいがい飽きていた。
毎日毎日、洋食三昧。
あぁ日本食が食べたい。メッチャ恋しい日本食!
日増しに日本食に飢えているアタシがいる。
うどん、天婦羅、味噌汁、日本茶、寒いこの時期、鍋物もいいなぁ。
でも何よりも白飯!これに限る!
炊き立てホクホクの白いご飯。
考えただけで無性に恋しくなるアタシ。
しかしながら、ここパリでは市販で売ってるご飯は日本食とは全然違う。
まるでコーンフレークのような箱に入ってご飯が売っている。
まず最初にこれに驚いた!
友達が作る白飯を見ていたのだが、作り方が全然違う。
これにもメッチャ驚いた。
日本では炊くのが主流だが、こっちでは煮込むのだ。
沸騰した湯の中に米を入れる。で、芯がなくなれば出来上がり。
確かに白飯だが全然味が違う。はっきり言ってマズイ!
ハッキリ言わなくてもマズイ!
そのまま食べるのは避けた方がいいとアタシは思う。
チャーハンなりピラフになりして食べた方がいいと思う。
パサパサでふっくらモチモチ感はない。
こーゆーご飯を求めるアタシはホントに純日本人なんだと思う。
結局パリでふっくらご飯に出会うことはなかったが、和食の店はたいがい利用させてもらった。
やっぱり和食を食べると幸せを感じる。
よっ!憎いね、この日本食!![]()
マジギレ!
パリ滞在14日目のこと。
早いものでパリに来て既に2週間経っていた。
この日の朝、友達から
「男友達なんやけど、(アタシに)市内の案内をしてくれるよう頼んでおいたから会ってみて」
と言われた。
なんて優しいマイフレンド!
友達が仕事に行く前に、彼の写真を見せてもらって、13時過ぎに近くの教会の前に行くように言われた。
でもこの男のせいで、私はパリでの貴重な一日を無駄に過ごす事になる・・・
昼食を取って13時になったので、待ち合わせ場所に向かった。
すでに彼は来ていて、お互い軽く自己紹介をした。彼との会話は英語だったのでとりあえず一安心・・・。
(どこを案内してくるんかな~~)とウキウキのアタシ。
軽く話も終わったあと、
「買い物に付き合ってほしいんだけど」と彼が一言。アタシは快くOKした。
これが無駄な一日を過ごす羽目になる第一歩とは知らずに・・・
歩く事30分、どうやら目的のショップに着いたらしい。
ショップに入ると、やたらと日本のTVゲームが置いてある。
どうやらここはゲーム販売のショップみたいだ。
彼が店員らしき人と話しているので、アタシは店内をウロウロしながら待っていた。
PS2やゲームキューブなる日本製の物が多々あった。
かれこれ30分ほどウロウロしていたが、たいがい飽きてきたので
彼のいた場所に戻るとまだ店員と話をしていた。
そしてアタシに「PS2とゲームキューブどっちがいいと思う?」と聞いてきた。
アタシは別にどうでも良かったので
「好きな方にすればいいと思うけど。アタシはPS2は持ってるけどゲームキューブは持ってないから性能の違いはよく分からんけど」
と答えた。
すると彼は「店員はゲームキューブの方がいいと言ってるんだよね~」と言う。
それからまた悩み始めた。結局1時間ほどその店に滞在して彼はPS2を買うことに決めたようだった。
(あ~、長い買いもんやなぁ・・・)すでに疲れ気味のアタシ。
しかし支払いをする時になって、新たな問題勃発!
彼が持っていた小切手らしき物はその店では使えない事が発覚。(クレジットカードならOKだったみたい)
すると彼は「じゃあ止めるわ」と言って店を出た。
(1時間待たされて、結局止めるんかい!)と思わずツッコミを入れそうになった。
店を出た後、彼が「違う店に行こう」と言い出した。
(ちょっと待て!諦めたんちゃうんかい!)
そう思いつつも、買い物が終われば市内を案内してくれると思い直して2軒目に向かった。
2軒目の店は10分ほど歩いた場所にあった。
店内に入って、彼はイロイロ見出した。そして再び店員と何かを話し始めた。
15分ほど待って、ついに買うのかな?と思ったら
「ここは高いから(この店は)止めにする」と言い放った。
少しいらつきモードが入り始めたアタシ。時刻はすでに15時半をまわっていた。
それでも今度こそ案内してくれるはず!と期待していた。
ところが「違う店に行こう!」と言い出す始末・・・。たいがい振り回されて疲れてるアタシ。
もういい加減にしてほしかった。
また歩く事15分。いよいよ3軒目に到着。
でも、ここでは値段が手ごろだというのと、さっきの小切手らしき物が使えるらしく彼はスグに目的の物を買った。しかしアタシは見ていた。
どうもゲームソフトを買っていない。普通本体買ったら一緒にソフトも買うもんじゃないの?
気になったアタシは彼に「ゲームソフト買わへんの?」と聞いてみた。
すると彼は「今日は買わない。明日買うから」と言った。
(今買おうが、明日買おうが一緒やと思うけど)と思いつつも「そうなんや」と返答した。
そして彼に「じゃあ今日はゲームしないんやね」と聞いてみると
「ゲームはしないけど、(日本の)アニメと映画を見る。黒沢明監督の映画最高だ!」
なんて言っている。話を聞いている限りではどうもオタクっぽい・・・。
(でもまぁ、とりあえず買い物も終わったしいよいよ観光開始!どこに行くんかな?)
と思っていたら彼が「バスに乗ろう」と言い出した。
結構時間をロスしたけどいよいよ観光開始!とウキウキのアタシ。
彼となぜか日本食の話をしていた。
しばらく乗っていたらどうやら目的地に到着したみたいだった。
バスを降りて歩いていると、なにやら見覚えのある景色。
最終的に着いたのは待ち合わせをした教会の前だった。
「じゃあ、帰ろうか!」と彼。しかもメッチャ満面の笑顔。
(はぁ!?
観光はどないなっとんねん!
あんた、アタシの友達から依頼受けたんちゃうんかい!)
キレキレモードのアタシ。
ひきつりながらも笑顔で「今日って街を案内してくれるんとちゃうかったん?」と聞いてみた。
すると彼は
「あれだけ街中歩いたら観光になっただろ?」
この一言でついにブチギレ!ぶん殴りたい衝動を抑えてサヨナラの挨拶もせずにその場を去った。
メッチャ無駄な時間を過ごしたことで気がおさまらないアタシはいつも買い物に行くスーパーで
シードル(りんごの発泡酒)を、近くのパン屋でサンドイッチとチョコを買い家でやけ酒していた。
しばらくすると友達が帰宅。
アタシの様子を見て「どうしたん?」と驚きを隠せない様子だった。
アタシはさっきまでの出来事を延々と聞かせた。「ごめんな~」と謝る友達。
アタシは友達が悪くないのは知っている。何よりも奴に謝ってほしかった!
この夜は友達とさっき買ってきたシードル1本と家にあったワイン1本をあけた。
次の日、二人して二日酔いになったのはいうまでもない。
モンマルトル!
パリ滞在13日目のこと。
この日は生理痛がひどくて、ルーブル美術館にいく予定を変更して部屋で寝ていた。
(あぁ・・・今日一日もったいない~(T-T))
と思っていたけど、夕方になって体がだいぶ楽になったのでリビングのソファー座っていたら
外でオバちゃん2人が井戸端会議をしている。たぶん世間話かなんかだと思うんだけど、
どこの国でもオバちゃんは一緒なんやなぁ・・・と実感した。
何をしゃべってるのか理解できたらよかっったんだけど、ホントにフランス語がダメなアタシ・・・。
理解なんてとても無理!と痛感した。
友達が帰宅して、一緒に夕飯を食べる頃にはスッカリ生理痛も治まっていた。
夕食後、友達がアタシをモンマルトルに連れて行ってくれた。
始めに訪れたのは『サクレ・クール寺院』。外観もすごかったけど内装もすごかった。
中では撮影禁止だったから写真にはおさまってないけれど、天井にキリストやマリアなどが
描かれていてホンマにすごかった。圧倒された!
行った時に司教さんが聖書を読んでて(もちろんアタシには理解できない)、数人の人が祈ってました。
寺院を出るとパリの夜景が目の前に!メッチャきれかった。
その後『テルトル広場』に行ったんだけど、ここはレストランやカフェに囲まれてる場所で、
似顔絵を描いてる人がたくさんいた。なんか映画の『アメリ』の世界に入ったみたいだった。(^^)
少しモンマルトルを歩いた後、車に乗って移動開始。
途中で『ムーラン・ルージュ』があって、スゴイたくさんの人が並んでた。
その通りはいわゆる“ピンク街”でSex-shopなるものがメッチャあって驚いたの一言だった。
なんか、大阪の梅田、神戸の福原みたいやった・・・だってメッチャ呼びこみの人とかおるし・・・
しばらく走って、ルーブル美術館の前を通ってオペラ座の前まで来た。
夜のオペラ座ってすごい魅惑的やった。昼間の雰囲気とは全然違ってた。
そのあと『コンコルド広場』に行った。この場所からは西にシャンゼリゼ通りがあって
その向こうに凱旋門が見えた。反対の東側にはチュイルリー公園とルーブル美術館がある。
北側にはマドレーヌ寺院があった。この広場の中央には噴水と大きな彫像。
友達にこれは何なのかを尋ねたところ、『オベリスク』という名の物だということが分かった。
友達の説明によると、昔この彫像のところにギロチン台があってルイ16世やマリー・アントワネット、
他にも革命家たちが処刑されたらしい。
現在では本当にきれいで幻想的だけれど、昔は血で染まってたんやろなぁ・・・って思ったら
少し怖くなったアタシだった。
この後シャンゼリゼ通りを走ってライトアップされた凱旋門の横を通って、リングロード(大阪でいう環状線みたいなもん)を通って帰宅した。
帰宅した頃には日付は変わっていた。
日中は生理痛で苦しんでいた事もすっかり忘れ、有名スポット巡りをしたことでメッチャ興奮状態のアタシ。
日本の友人にメールしたりして、この日眠るのは数時間後の話となる・・・( ̄- ̄;)
初めての雨
パリ滞在12日目の事。
この日アタシがパリに来て初めての雨が降った日だった。
秋も深まった頃の雨は少しブルーな気分にさせる。
な~~~~んて!あたしには全く関係ないこと!
雨が降ろうが雪が降ろうが、知ったこっちゃない!
小雨になったのを見計らって、この日もウキウキで市内へ出かけるために駅へ向かっていた。
しばらく歩いていたら本格的に降ってきたのでアタシは傘をさした。
普通に歩いていたら、どうも周りに違和感を感じる。
大通りで信号待ちをしていた時、それが何かに気付いた。
全員ではないが、半分ぐらいの人が傘をささずに普通に歩いているのだ。
濡れたまま普通に歩いている。
この日は吐く息が白くなるくらい寒かったので、アタシはみんな風邪ひかへんのかなぁ・・・と思っていた。
それと、傘をさしている人のほとんどは折りたたみ式の傘を使用していた。
(普通の傘やったら持ち運びが不便なんか???大して変わらんと思うけど・・・)
初めて雨が降ったこの日、アタシは文化(習慣)の違いを勉強したような気がした。
ちなみにこの日アタシは『ジュンク堂』に出かけた。
別に買う書籍はなかったのだが、なんとなく行ってみたかったから行っただけ。
日本の雑誌とか見てたけど、普通に高かった・・・
日本価格の2倍はしてたぞ!
この日途中の路地で『ジャンヌダルクの黄金像』を発見。
(これがジャンヌ・ダルクかぁ・・・)
と思い、写真を撮ろうとしたけど雨が降ってたので後日撮る事にした。
ちなみに下の画像が後日撮ったジャンヌ・ダルクの像です。





