みなさん奇天烈なハイトーンヴォーカルは好きですか?筆者は超好きです!!!
というわけで今回は思い出した順で、「ハイトーンヴォーカルだよなぁ~」って人たちを羅列していきたいと思います。
まず最近やたらと頭の中で再生されることが多い元祖北欧メタルの片翼(?)ともいうべきTNTのトニー・ハーネル。
バンド自体はノルウェーですが、ヴォーカルのトニーはアメリカ人です。
流石にいまは年を取ったので突き抜けるハイトーン…というかシャウトは出なくなっていますが、声質はほとんど変わらないのはビックリですね。
お次は実は七十年代末から活動している古参勢ともいえるアメリカのRiot。
Riotは特にアルバムThundersteelが名盤と言われていますが、当時のヴォーカルのトニー・ムーアがまあ強烈なハイトーンで最高です。
ライナーノーツなんかを見ると「スピードメタル」という、あまり浸透せずにメロスピに取って代わられたジャンルにカテゴライズされていたりと、時代を感じたりもできます()。
そして忘れちゃいけないハイトーンといえばマーク・ボールズ!()
マーク・ボールズはアメリカの人ですが、この人もそういわれるまでは「北欧のどっかの人でしょ?(笑)」みたいに思われていそうですね。
近年は活動をしているのか何なのか不明瞭になっているので、ちょっとキャリア的に怪しい気配が漂っていますね。
最後はSteelheartのマイク・マティアビッチ。現在は本名のミレンコと名乗っているようです。
クロアチアで生まれ、七歳のときにアメリカに移住したそうで、気持ち的にはどちらが母国と思っているのか微妙なところですね。これが十歳くらいだったら、「育ったのはクロアチア」と思いそうな気がしますけど。
どーでもよかった。
若い頃はほんとアホみたいに最高音付近をバンバン出す曲をやっていて、そりゃあまあ年食ったら同じようにはできないよね…とか思いますが()。
ともあれ、全員が全員、全盛期は世界最高峰レベルのミックスボイス使いであることは間違いないですね(約一名、今もフツーに全盛期のキーを維持しているハゲもいますが)。
オマケでまさかのマーク・リアリ並みの馬鹿ハイトーンの後継者を見つけてしまったRiot改めRiot Vをひとつ。
アメリカ人のトッド・マイケル・ホールはこれだけ強烈なのに、長いこと野に埋もれていたという、才能だけじゃダメなんだねぇ…の典型みたいな人です。
この曲で始まるArmor of Lightは良質なパワーメタルアルバムなので、お好きな人にはオススメの一枚となっています。
とりあえずはよRiot Vの新譜出ないかな。