ヴォーカルだって大事よね その2 | へびめたとギターとわたし。

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物書きする素人メタルギターヴォーカリストが気の向くままに書き散らかすブログです。

 レジェンドクラスのバンドすら数多いるこの時代、たった数個挙げたくらいじゃ足りないのは当たり前の話で…今回も引き続き、好きなヴォーカルをピックアップしていきたいと思います。

 

 べ、べべべつに零細ブログにしてはアクセスの動きが良かったからとか、そんなんじゃないんだからねっ!!

 

 

 オジー派の皆様、先日は大変失礼いたしました。筆者はJudas Priestから洋楽メタルの道へ入っていったので、どうしても真っ先に挙げるのはああいった形になr以下略!!!

 

 というわけでBlack Sabbathのヴォーカルとして、またソロで唯一無二の魅力を放ち続けるオジー・オズボーンです。

 

 この人は吃音なんじゃないかとも言われていますが、まあとにかく歌は巧くはないのに説得力が人類最強クラスにあるという、本当に稀有なヴォーカリストです。

 

 特にBlack Sabbathは七十年代特有の泥臭さとライブ感の強いバンドなので、現代音楽にそこまでハマれない人には、七十年代…オススメしたいですねぇ。

 

 

 

 

 そしてこの人も最右翼として挙がってこなくちゃならない、ドイツの至宝Scorpionsのクラウス・マイネ。

 

 この人も大概やべえ超絶ハイトーンを誇っていて、しかも地声からバカ高いというギフト持ちなもんで、七十四歳となった今年も新譜を発表するという、人類最強ハードロッカーお爺ちゃんでもある。

 

 初期にはギター仙人ことウリ・ジョン・ロートが在籍していたり、神ことミヒャエル・シェンカーがいたこともあったり、そもそも中心メンバーがその神の兄であるルドルフ・シェンカーだったりと…この三人の関係性をほじくり返していくと楽しいんですが…今回はヴォーカル特集なので割愛!()

 

 Scorpionsはウリジョン在籍時の初期と、九十年代くらいまでの代表曲だらけの中期(?)ベストなどがあるので、個人的には初期と中期のベスト両方を買うのがオススメです。

 

 

 

 そしてそして…ライブセットが巨大すぎて島国まで来れないという笑える事情により海外では絶大な人気を誇るのに、日本ではイマイチ知られていない最後のスーパービッグネーム、Mercyful Fate、King Diamondのキング・ダイアモンド。

 

 その特徴の最たるところである裏声主体という歌唱法は、最初は「ンン~?」とか思うんですけど、慣れてしまうと癖になるという。

 

 特に年を食ってからは、地声で低く唸る声などに渋みが増していて、よりコントラストが強くなって魅力的になっているという。裏声も潰さず使っていれば、円熟していけるという例ですね。

 

 ちなみにこのライブではベースが元Poodolesのポンタス君で、後述のKryptniteでも弾いていたり、ステージの脇でコーラスをやっているクソ美人が御年六十六歳のキングの奥さんだったり、契約しているレーベルがすんげえドB級メタルの巣窟だったりと、色々とツッコミどころ満載で楽しいです(?)。

 

 

 

 

 

 と、誰でも知ってるよ!というヴォーカルを挙げたので、お次はちょっとマイナーなところを…

 

 

 

 スイスのBonjoviことGotthardの初代ヴォーカル、スティーブ・リー。

 

 この人は二千十年に交通事故により亡くなっているんですが、ハードロック好きな人には是非知っていただきたいミラクルヴォイスです。

 

 エリック・マーティンよりもしゃがれ具合が強く、声質はFair Warningのトミー・ハートをもっと高音強めにした感じとでも言いましょうか。

 

 この人の声も絶品です。

 

 

 

 お次は筆者大好きスウェーデン(笑)から、元The Poodolesのヤコブ・サミュエル。

 

 似たようなハスキーヴォイスが並んで申し訳ないんですけども…見た目がジャック・スパロウ枠ということでご勘弁を(?)。

 

 この人、The Poodolesで一回だけ来日したんですけど、その後バンドは解散、ヤコブも表立ったモノはこのプロジェクトバンドが最後っぽくて、近況が知りたい人の一人です。

 

 このバンドが継続してくれてたらなーーーーーー!と思わずにはいられない。

 

 

 

 

 

 

 

 最後はロック王国イギリスから、先日Iconicというビッグネームばかりを集めたスーパーバンドで売り出しが開始(笑)されたネイサン・ジェイムズ。

 

 この人は先述のウリジョンのライブにもサポートヴォーカルとして参加していたりと、実力派折り紙付きなんですが…お聞きの通り自身のバンドは、ち~っとばかり曲が弱いのが難点。

 

 そこでフロンティア・レコードはスーパープレイヤーばかり集めた鬼ヤババンドを組んで、そこでネイサン・ジェイムズを売りに出すという荒業に打って出るという…ネイサン、かなーーーーーりVIPな扱いを受けてます(笑)。

 

 まあとにかくこの人は振り切ったパワーヴォイスさえ捨てれば、一つ二つ上のレベルに上がれそうだとは思う。

 頑張れネイサン!