★アール姉さんのキャラクター製造所★ -33ページ目
水の音がする

ここは
幻想のカエデの川

虹色の水
流れる色
鮮やかな
星のような
カエデ

私はいつも
ここに来て
想いを
カエデに変えて
流しているんだ

流して
流れて
辿り着く先に
たとえ
何もなくても
私は想いを
カエデに変えることを
やめない
決してやめないのさ♪
君を待っていた

ずっと
ずっと
待っていた

ようやく
決心がついたようだね
君はもうすぐ
ここを旅立ち
新たなるスタートを
始めるんだね

そう
時間は待ってくれない
そうだ
旅立つ君の為に
私からの贈り物があるんだ

これは
私のたてがみ
銀色のたてがみ

君は
この銀色のたてがみをつけて
この場所から
旅立つんだよ

さぁ、行くんだ
銀色のたてがみを持つ君は
この世の果てだって
銀河の彼方だって
どこへでも
行くことができるんだ♪
どうしたの?
今日の君は
元気がないね
君は君なりに
毎日毎日
頑張っているというのに

僕達は君の頑張りを
ちゃんと見ているよ

だからそんな顔をするなよ

君は昔より
臆病になって
立ち止まることが増えた

君は昔より
自分ばかり傷つけて
ヘラヘラと笑う

そんな君を
僕達は知っている


そんな君を
僕達は見守っているんだ
だから
君が勇気を失くしたとき
僕は君に
この黄色い手を伸ばし
輝く光の道を指差した

君が誰かを
信じられなくなったとき
僕は君に
このオレンジ色の手を伸ばし
信じる心を灯した

君が誰かを愛したとき
僕は君に
この赤色の手を伸ばして
君をギュッと抱きしめた

そんな僕達のことを
君は知らないだろう

だって君ときたら
僕達の下でいつも
凍えながら
眠ってばかり
ほらよく見てごらん
君の手の中には
僕達の黄色い手が
いつでも傍にある

君の手の中には
僕達の赤い手が
いつでも傍にあるから

だからもう
そんな顔するなよ♪

