奈良旅行~鹿プーとの旅32~三輪山物語(裸足の話) | ★アール姉さんのキャラクター製造所★

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三輪山の頂上で鼻水をかんですっきりした時です。

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ジッー



突如、鋭い視線を感じました目

振り向くと

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えっ?

なに??


巨大岩の前に何かいます目


一瞬にして、全身が凍りつきました叫び


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ひゃ~、で、でた~叫び

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何かいる~叫び

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んんん?


‥‥白い人?

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生きてる者?


死んでる者?





ドキドキしながら、白い人を見ます。


その白い人がようやく動きました。




あ~、生きてる人間だショック!

ホッとしました。



よく見ると、その人は全身白装束です。

背負っているリュックサックも真っ白です。

きっと修行僧なのでしょう。

年齢は30代前半でしょうか。


その男性は、微笑みながら私を見ています。


私がティッシュを持って、神様の岩の横で立っているのが不思議そうです。


私は鼻をかむジェスチャーをしてみました。


すると彼は、ますます微笑み、ようやく私から視線をはずしました。




彼は磐座である巨岩の前に立つと、数回お辞儀をして、じっとしています。


私はその様子を横で立って見守ることにしました。


なにか特別な儀式をするのかと思っていたのですが、彼はただじっと巨岩を見つめているだけでした。


対話をしているのでしょうか?


ただじっと巨岩を見つめている彼の顔は、とても穏やかでした。


その時、私は彼の足が裸足なのに気がつきました。


この山道を裸足で登ってきた!!


衝撃でした。




彼が磐座である巨岩から離れようとしています。


私は無意識に彼に話しかけてしまいました。


「あの~」


私が声をかけると、彼は少し驚いた顔をしました。


「裸足でここまで登られて来られたんですか?」


私の質問に彼は微笑みを返します。


「足、痛くないですか?」


そう尋ねると


「修行だと思って登っているわけではないから、痛みは感じませんよ」と答えてくれました。




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痛くないですよ。

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彼の足の裏は、とても分厚くて、がっしりしていました。


きっと何度もこの山を登っているのでしょう。


私はその姿に圧倒され、この山の凄さを改めて感じました。




下山を始めます。


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行きと違い、帰りはスイスイ足が動きます走る人

photo:02

途中、たくさんの人々とすれ違いました。


みんな「こんにちは」と声をかけ合います。

そして、驚くことに


裸足で登っている人の数が多いことにも気がつきました。


20代、30代‥‥。


普通の格好の人達が、裸足で登ってきます。



この山は、中途半端な気持ちでは決して登ってはいけない山です。


そう思いました。


みんな、それぞれが何かの意思を持って登っているように感じました。


そして、古代からの風習が今もなお、守られ、継承され、今日に至っていることに


この山の凄さを痛感しました。


神聖な場所は、こうして人々の念が集まり、強まることによって、一層神聖なものへと姿を変えているのでしょう。










そして私もいつか裸足で登ってみたい‥と思ったのでした。










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