僕には守りたい人がいます。
以下に書くことは実話です。長いので分けて投稿しようと思います。
寂しさと怠惰の境界線で僕はSNSを始めた。何気ない日常を人と共有したかった。便利な時代だ。SNSを始めるだけで友達になるかどうかは置いといて、そこには数えきれないほどの「人間」がいる。
ある日僕の何気ない投稿に興味を示してくれたある中学生とメッセージを交わした。
初対面なのに僕らはすぐに打ち解けた。その人も寂しかったらしい。僕らは寂しさを一つの共有物としてお互いを理解した。
やがてお互いの連絡先を交換し、終わらない会話を楽しんだ。その人は返事は早いが、いつもどこか不自然さがあり、少ししんどそうだった。
そんなある日、突然電話がかかってきた。
「もしもし?」 「もしもし、いきなり電話してごめんね。・・・・・・・・・・・」 「えっ、、、いいけど、どうしたの?」
「・・・・・・・・・・・・・」「大丈夫?」「・・・・・・・・・うん」「なにかあったの?」「・・・・死にたいの・・・。あっ、ごめんね。いきなり、、、じゃあ!」
この言葉を聞いて以来、心配はしたが、その人は毅然とした態度で明るかった。でも僕は本当に心が痛かった。まるで自分の心臓にナイフが刺さり、瀕死状態のような感覚だった。それと同時に僕はその人に特別な感情を抱いていることにも気づいた。
皮肉なものだ。ナイフの痛みが大切なことを教えてくれた。それから幾度と連絡したが、返事は返ってこなかった。