鈴木傾城氏の仰る保守層の弱者軽視の指摘について | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

私が常々思っていたことをよくぞ指摘してくださり、感謝します。やはり保守運動を活発化させるには身内に甘い同調のみでは進化しないと私は思っていたので。

生活困窮者を助けるのも、悩みを親身に聞く耳を持っているのも、すべて日本共産党やサヨク。保守層は全くこの分野に関心がないように見受けられても仕方がないと思います。



とくに正直なことを言いますと、極右といわれる方々に思慮深い方々が、あまり見受けられませんし、中韓人による犯罪、領土問題に関するニュース、それを周知することは私もしていますし、昨今においては最も重要なことですが、それ以外の分野に目を向けるといった幅広いものの見方ができる方が皆無に近いと思っていました。

まず視野が、めちゃくちゃ狭いです。それだけ世間に揉まれてきていない方々が多いのだと思います。

ネット上の保守層のコメントなどを見ていると社会的弱者の方々、高齢、貧困層に対し、本当に酷い言葉を投げかけているものも多く見受けられますし、一番強く感じるのは、結婚もせず、所帯も持たず苦労も経験されたことのない男性が、上から目線で優越感に浸り、「国ばかりに頼り、貯金もせず、自助できない奴は日本に要らない」という発言をされたり、どの面下げてそのようなことを偉そうに人様に言えるのか?と思ってしまいます。

男性は、とくに家族を持って初めて一人前の男として認められ、信用され、人様にものが言えるのです。

生活困窮者を平気で罵る方々は本当の苦労をされたことがない方でしょう。人の人生は十人十色です。皆がそういう生活苦を望んで窮地に追い込まれたわけではないでしょう。

今現在では、昔と違い、これだけ経済的格差社会に陥ってしまえば、結婚し、子を持つ親も、なかなか生活環境が改善されない方々も多いでしょう。

私も人に偉そうに言える身分では決してありませんが非常時に人間が予測して備えられる部分は皆無ではありません。食料、水、懐中電灯、冬でも暖かい防寒着を備えるということは、少し頭を働かせればできますが、そのようなこともしないで常に国家か社会か、知人の助けをアテにする人々も最近多くなったことは認めます。

そういった事態を見据え、人生において国家や社会をアテにせず、自身の嗅覚を研ぎ澄ますといったことが今、如何に重要であるかを学ぶことも必要だとは思います。

但し戦前は、その価値判断が正しく通っていましたが、戦後教育の、成れの果てを見てください。

「軍事を他国に依存している国の国民は、精神も蝕まれる。」と発言した米国のキッシンジャーの言葉通り、すべてのことに、おんぶに抱っこ状態の現代の日本人、「アホ、バカ」と言われただけで死を選んだり、親は過保護に育て、自立とは、どんどんかけ離れた温室育ち教育をされ、打たれ弱い日本人になっているのに今更、徴兵すら行かず、スパルタ並みの籠池方式の教育などできるはずがありません。

愛国教育、自立心を養う教育をしたくてもサヨク、反日国のなりすましが日本には跳梁跋扈しているのですから絶対にできない国にさせられています。というより、現状の平和ボケも共産国や米国GHQの犠牲者なので単に見下すことなどできません。

その前提を踏まえて愛国政党の台頭を考えた場合、領土問題、反日国の蛮行は最も重要ですが、それ以外にも立場の弱い方々に目を向け、声を聞くこともしなければ埋没するだけだと思います。日本の病巣、問題は反日国だけの問題ではなく、日本国家の内部にもあります。

党を躍進させたくないのなら現状で良いと思います。

しかし日本国民の生活に大きく関わってくる経済や(こういった国民が大半を占め、そのような方々に延々と領土問題や外国人問題を説明しても伝わりません。目の前の生活でいっぱいいっぱいなのですから。それは彼らの責任ではなく、政治の責任。しかも現在はコロナ禍における失業、倒産が増加中なのですから自身の生活のことしか考えられないのは当たり前。食べていかなくてはならないのですから。)、生活困窮者、高齢者、自殺者の増加を深刻に受け止め、派遣で働く若者達の声を聞かずして、人に対して思いやる気持ちがなく口汚い差別的な言葉を連呼するだけの冷たい人間(仲間)が、いくら多く集まり立候補して当選したところで、たとえ口では威勢のよいことを言っていても日本を変えることは絶対にできません。断言します。

少子化を改善させること、デフレ脱却、生産性向上のための投資による経済成長がなければ日本は中国とも戦えません。

差別的な発言だけで日本を変えられると思っていたら、それは大きな勘違いであり、世の中そこまで甘くありません。

山本太郎氏が、あれだけ人気があるのも洗脳している部分もありますが、社会的に恵まれていない境遇に身を置いている人々に寄り添い、味方につけている部分が大きいからです。保守層も、あれくらいの狡猾さがないといけないと思います。

そしてもうひとつ言いたいのは、極右の方々は、上から目線でサヨクを「バカ」呼ばわりしたり、軽んじていますが、極右よりは、頭が良い部分があります。

それが証拠に私に散々、妨害行為をしてきたあの関西生コン顧問の戸田ひさよしや、教科書採択時の日教組の教師も後に私に対し徹底した分析、一定の評価をするコメントをブログに書いていました。

ところが極右は、いかがでしょう?

ネットを見渡すと、相手を見下す発言だけで仲間内で馬鹿にし、溜飲を下げるだけ、自惚れた優越感に浸り、全く敵を分析していない方々が多く散見されます。

これは自身にも言えることですが今後は、反日外国人のみならず、日本人の精神の薄弱さとも向き合い、自分のことのように日本国民を思いやり、再び大和魂を覚醒させられるような運動にシフトしていくべきだと思います。外国人に特権を与えているのは日本の政治屋。私達が攻撃すべきは反日国や日本で犯罪を犯す外国人ではありますが、一番の諸悪の根源は日本の議員バッヂを付けていながら日本人のための政治を徹底的に無視し続け、ふんぞり返っているヘタレたアホボン保身職業政治屋なのです。

今こそ日本人は身も心も強くなるべきことにも力を注ぐ必要があると私は思います。

短気な人間で世の中を変えられた方はいません。運動も「忍耐」と「運」は同質のものです。人間はすぐには希望するものが手に入らないことが多いですが、忍耐さえ続けば、人は必ずそれなりの成功を収めると思います。成功のたったひとつの鍵は忍耐だと最近は感じ始めています。

最後に、こういったことを書くと必ず「批判」だと受け取り、敵視する幼稚な人間が現れますが、そういった人物こそ最も子供っぽく、近づけてはならない人物です。上っ面だけ調子のいい人物です。

国家のこと、日本国民を幸せにすること、日本国の共同体を重視して初めて日本は動き出すのだと思います。

私のことを少しでもご存知の方がいらっしゃったら、私が何故このようなことを書くのかご理解いただけると思います。私は他人からどう思われようと意見は言わせていただきます。

すべては日本が良き方向へ導かれるために。