なにが「保守」やねん、口だけやん | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

愚痴を言いたくもないし、書きたくもないのが本音。本来、同じ方向を向いている方々の文句も言いたくないですし、それぞれの役割分担で活動、行動を起こされている方々がいるのも、すべて理解していますし、私1人で、「これだけやってるのだから、貴方達もこれだけ頑張りなさいよ❗だらしない❗最低❗」などと言うつもりは毛頭ありませんし、人間として完璧でもない自身が上から目線で人にどうこう言える立場ではないのもわかっています。

しかし最近の「保守」と呼ばれる方々、有名、無名に関わらず、本当に日本を「良くしたい」と思っているのでしょうか?

私が非常にガッカリしているのは、教科書採択会議の傍聴に、日教組や共産党が組織的に20~30名の動員をかけているのに保守陣営は、ほとんど0名に等しいのです。

維新の方々も学力テスト最下位脱出以前に教科書採択に関する情報を保護者や様々な方々に周知徹底させていただきたいですし、保守ネット番組も教科書採択シーズンでは、各地の教科書採択情報を拡散していただければ、また状況が変わってくるのではないかと思っているのですが。

私もお仕事があったり、遠方などで行けない場合は、知人などに代理で傍聴に行っていただき、情報を仕入れることくらいはしていますが、この重要な教科書採択会議に私が見た限り、保守陣営の教育関係者、重鎮、議員、誰1人見掛けませんでしたし、代理で傍聴の参加をお願いした方からも保守側の方々が来られているという情報もありませんでした。

大丸の自衛隊イベントが共産党と思われる婦人会の抗議で中止に追い込まれたり、あいちトリエンナーレ2019で、津田大輔が監督した表現の不自由展という慰安婦少女像、反天皇を意図した先帝陛下の肖像画を燃やす映像などなどの反吐が出る催しが、全国の「保守」と呼ばれる方々の非難の嵐により中止になりましたが、この炎上騒ぎ同様に、全国で行われた小学校教科書採択も、とても重要なのです。

いえ、教科書採択は全国に波及し、これからの日本を支え、背負っていく子供達が健全な愛国心、中立で、正しい歴史観に立ち、日本人としてのアイデンティティーを学び、育んでいくわけですから、大人に成長するまでに知識や教養を血や肉のように身につける非常に重要なウェイトを占めています。

この問題は放置ですか?

道徳教科書で、愛国心・郷土愛を学ばせることを「自国中心主義」「他国への排外主義」、礼儀正しい所作については、子供に挨拶の仕方や職員室への出入りの仕方などの「礼儀作法」を教えることは「押しつけ」、小学生からLGBTを刷り込む作戦、福沢諭吉、西郷隆盛等の偉人の負の側面を教えない、吉田松陰に至っては朝鮮半島の植民地化を主張したので、そのような教科書は論外だとか、改憲が載っている、安倍首相の写真が載っている教科書は不適切、「自衛隊が日本の平和と安全を守っている」と強調され、9条は日本国憲法の前文とともに「平和主義」の内容を定義した重要な条項であり、「憲法改正」も主要には9条をめぐって論争が起きているにもかかわらず、9条を教えない教科書は不適切である。

このような難癖をつけて、サヨク・反日朝鮮日教組・共産党が過去から現在まで多数の動員をかけ、暴れまくり、教育委員会を恫喝し、正しい歴史観の教科書、日本人として世界に恥じないマナーやルール、知恵が載っている道徳教科書を採択しないようにしているのです。要請・請願・教科書採択運動等、あらゆる手を尽くして先手、先手を打っている。

私も身体は1つ。ドラえもんのどこでもドアがあるわけではありません。できることにも限界があります。

保守層では、山口文江さんという女性はメールで必死に教育委員会に抗議され、70、80代のお爺さん、足が悪く思うように歩けないお婆さんが無理をしてまでも、この猛暑のさなか未来の子供達のことを想って教科書採択の傍聴に駆けつけ、一生懸命メモを取られてていました。

こんなお爺さん、お婆さんが必死になってこの国を、子供達を守ろうとしているのに他の保守の方々、保守系教育関係者は情けないと思いませんか?

私の尊敬する方々は、どんな地味なことでも率先して、自ら議員さんと人脈を作り、陳情に行ったり行動されています。当ブログの読者の方々でも、逐一、電凸、メールでの抗議をぬかりなくされている方々を批判するわけではありませんので、その辺は、ご理解いただきたいです。

反対にネット空間の多くの「保守」と呼ばれる日頃、威勢の良いことを言っている方々(言論人も含め)のやっていることはどうなのでしょうか?ああでもない、こうでもないと同じお話を繰り返しているだけ。

ハッキリ言ってガス抜きのような行動しかされておらず、ネット上で中傷するだけ。涼しいお部屋で「韓国ガー」「韓国ガー」と、ブツクサ溜飲を下げているだけなのです。韓国人に「こんなことを言ってやった❗どうだ❗」という自撮り動画を投稿し、その再生数でご満悦ですか?

「対馬が危ない」と言いながら、観光に行かれていますか?

黒塗りの街宣車を乗り回している街宣右翼は8月15日に靖国に集まり、徒党を組んで反天連(許せない団体ですが)に対し、暴れて逮捕の派手なプロレスを楽しむだけ。血祭りにあげられる男ひとりいない。

日本の子供達が事実ではない慰安婦強制連行の捏造の歴史、国旗国歌を学ばせない、人としての礼儀、道理を重んじない教科書を採択されようとしている今、そこには団結せず、粘り強い抗議の声を上げない。

地道な行動には目を向けず、注目を浴びそうな派手な抗議だけを好む。

日本の未来が懸かっているのですから、お仕事をされている方は有休を取り、教科書採択の傍聴だって1日くらい割ける時間はありますね。各地方で行われる教科書採択の情報を流し合い、地元の友人に行っていただくことだってできますね。

反日組織の動員力には勝てないと、言い訳しているだけ。もう気持ちでも白旗を上げているのです。ご高齢者であれば、年金生活者の方々でも1つ2つくらい傍聴に行けますね。

有名言論人の方にも言いたい。「日教組ガー」とか「日本の教育ガー」と、散々不安を煽ったり、日本は危機に瀕していると本気で思っているなら、影響力があるのですからユーチューブから抜け出た行動ひとつくらいやってくださいよ。それができないなら、政治家としての道を真剣に考えてください。「本が、これだけ売れた~❗」言うてる場合やないですよ。

みんな口だけは一人前。言うは易し。

ホンマに口だけ立派で何もしない「保守」が多すぎると思います。もう私は、「保守」と呼ばれる方々に何の期待も尊敬もできなくなりつつあります。本当に真剣に日本を憂いているのでしょうか?

かって共に行動していた方々は、あれだけ教育関係にしても精力的に動いていたというのに、今は虫の息ですか?かっての勢いはどうしたのですか?結局、目立ちたいだけだったのですか?

皆様がバカにしているサヨク、朝鮮人ですが、アホウヨ(こんな言い方は本来したくありません。)より、敵をきちんと分析していますよ。

青山繁晴氏が日本の国益と尊厳を守る会、発足にあたり、「どうにかしてほしい、という願いばかり言ってくる人達が多いけど、国民からも背中を押してもらわなければ、おんぶに抱っこではいけない」と仰っていましたね。

今の日本人は他力本願すぎます。相手に、どうにかしてもらおうと考え、依存するのではなく、自身がどれだけのことを、どこまでできるか?を考えていただきたいです。

ホワイト国除外で話題になっている異常な韓国(何度も言ってますが「韓国」という国は存在せず。北朝鮮です。)の戯言と、日本の子供達から闘争心、競争心を奪い、国歌も歌わない、礼儀知らず、常識なんて必要ない、勉強もできない、日本の歴史なんて知らない、坂本龍馬も知らない、夢もなく、その日その日のんべんだらりと生きて、毎日ご飯が食べられるくらいの経済力だけあればいい、このような教育を、されている日本の全国の子供達の問題とを天秤にかけて、どちらが大切なテーマかを。

なぜ日教組、共産党、朝鮮人が血眼になって教科書採択運動等における要請・請願を繰り広げているのか?スパイ防止法、同様に、重要なのが教科書採択問題です。

何度も当ブログで書いてますが、過去にJR大阪駅の反辺野古運動活動家の朝鮮人と思わしき人物が私に発した言葉「この国を中から変えたる」

この言葉を、軽視している保守層があまりにも多すぎると思っています。



以下の記事、如何に関西が自民大阪腐連、公明党が共産党と、ズブズブかわかります。ちなみにフジ住宅裁判には元門真市議、関西生コン・連帯ユニオン顧問の戸田ひさよしも傍聴に来ています。

★育鵬社教科書・「ヘイトハラスメント」でフジ住宅に改善勧告:大阪弁護士会★

住宅販売会社「フジ住宅」(大阪府岸和田市)が2015年の中学校教科書採択の際、従業員を教科書展示会に動員するなどして、育鵬社教科書を採択するよう各自治体に会社組織ぐるみでの働きかけをおこなった問題で、大阪弁護士会は7月11日付で、人権侵害にあたるとして同社に対して改善勧告をおこなった。

●事件の背景
フジ住宅の会長は、育鵬社社会科歴史・公民教科書の執筆陣の母体となった「日本教育再生機構」の代表発起人でもあり、同機構とも関係が深い。

育鵬社の教科書は、歴史修正主義的・復古主義的・極右的といった内容が指摘され、また中学校での学習内容や高校受験での重要内容が欠落していたり一般的な解釈とは異なる特異な説明がされているなどの重大な問題点が指摘されている。

●大阪市での2015年教科書採択
2015年夏(2016年度以降使用)の中学校教科書採択では、大阪市で、採択を決める教育委員会会議に先立って実施された教科書展示会での来場者アンケートで、ほぼ同一内容の文面で、育鵬社教科書の採択を支持する意見が大量に寄せられた。大阪市教育委員会はアンケート回答の筆跡や文面が酷似しているものが大量にあることに気づきながら、教委事務局の責任者は集計担当者にそのまま集計を指示し、「育鵬社教科書の採択を求める声が多く寄せられた」と教育委員会会議に報告していた。

大阪市では、中学校社会科歴史的分野・公民的分野ともに、育鵬社教科書が採択された。

教科書展示会での来場者アンケートでは、育鵬社教科書への意見については、大阪市では3分の2前後が「賛成」と集計されていたものの、他地域では育鵬社支持は10分の1もなく、奇妙な状況となっていた。

●フジ住宅「ヘイトハラスメント」問題とのつながりが明らかに
採択を決定した2015年8月の教育委員会会議当時は明らかになっていなかったものの、約1ヶ月後の2015年9月、フジ住宅の「ヘイトハラスメント」問題が報道された。

「ヘイトハラスメント」問題は、フジ住宅の従業員が、「職場で、職務内容とは無関係なのに、中国や韓国を蔑視する内容の資料を配布・回覧されて読まされるなどして苦痛を受けた」などとして被害を訴えた問題である。

「ヘイトハラスメント」問題の一環として、フジ住宅が育鵬社教科書採択のために勤務時間中に従業員を動員していた問題も告発された。このことで、ヘイトハラスメント問題と教科書採択問題とのつながりが明らかになり、育鵬社・フジ住宅・大阪市教育委員会の関係が問われることになった。

大阪市での教科書採択アンケートも、育鵬社の関係者が従業員を動員して、大量に記入して投函したことが明らかになった。その場でマニュアル通りの内容を記載して投函し、備え付けの用紙を一度会社に大量に持ち帰り、会社で同一内容の文面を作って後日再び会場を訪問して投函するなどの手口で、数百枚単位で投函していたという。筆跡も文面も酷似していると指摘された用紙が20枚以上見つかったことも明らかになっている。

フジ住宅では、「大阪市教育委員会サイドから聞いた情報として、大阪市では、教科書展示会での来場者アンケートが採択の決め手となる」「アンケートで育鵬社教科書採択を希望する声が多いほど育鵬社に有利になる」とする情報が、育鵬社の担当者からもたらされていたとも指摘された。

一方で大阪市教育委員会では、大森不二雄教育委員長(当時。現・大阪市特別顧問)や、育鵬社の親会社にもあたる産経新聞社出身でフジサンケイグループで幹部を歴任した経歴を持つ高尾元久教育委員(当時)などについて、教科書採択不正問題とのつながりの疑惑や、アンケート処理の不適切さなどへの指摘が出た。両氏とも疑惑は強く否定したものの、いずれも任期途中で辞任している。

大阪市会では、自民党・公明党・共産党の各会派の市議が、不正疑惑について繰り返し質疑をおこなっていた。一方で、育鵬社教科書など「ふさわしい教科書」の採択を政策として掲げ、そういう教科書の採択を求める申し入れをおこなったこともある維新は、育鵬社教科書不正採択疑惑について市会では一度も発言しなかった。

●他地域でも働きかけ
フジ住宅は大阪市での事例が大問題になったが、他地域についても、従業員が自らの居住地で、育鵬社教科書採択を求めて首長に手紙を送ったり、教科書展示会での来場者アンケートに育鵬社支持の意見を書き込んで投函するなどの行為を奨励していたという。

●弁護士会、人権侵害と認定
大阪弁護士会では、教科書採択動員問題を含む一連のヘイトハラスメントを、人権侵害と認定した。会社側は従業員に対して、育鵬社教科書を支持する行動を取った場合は会社側に報告するよう求めており、従業員が行動をおこなうかどうかで会社内の待遇で差別される恐れが生じるとして、思想信条・良心の自由が侵害される可能性が高いと指摘した。

●一連のヘイトハラスメントは人権侵害
フジ住宅のヘイトハラスメントにかかる一連の行為が人権侵害と判断されたことは、極めて重要であるといえる。

従業員への人権侵害ということも当然許されないし、また差別や憎悪をあおり立てるようなことも許されない。さらに、育鵬社教科書はこのような人権侵害・ヘイトをおこなう勢力によって支えられているという状況も、極めて深刻なものである。

当該従業員が提訴した訴訟はまだ係争中とのこと。また前述のように、ヘイトハラスメントと一体の形でおこなわれた大阪市での教科書採択不正疑惑については、十分に解決しているとはいえない。

引き続き、必要な対応が必要になってくる。
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