【ご報告】欲に目が眩んだ酒鬼薔薇聖斗の手記を出版した太田出版社に抗議へ | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

未だに被害者遺族を苦しめ、意思を無視し続けている酒鬼薔薇聖斗の手記“絶歌”を回収し、出版差し止めの気配すらない、誠実さの欠片もない冷酷な鬼畜太田出版に対し、猛烈な怒りに駆られ、東京まで抗議遠征してまいりました。

この日は、例の新幹線での焼身自殺が発生したため、新幹線に大きな遅れが出てしまい、その後のお仕事にも影響が出て、どっと疲れました。↓↓

新幹線で焼身自殺した林崎容疑者、パチンコ好きで消費者金融に借金 岩手の姉「自殺の原因は借金」
http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015070401001900.html

新幹線で手荷物検査導入なら、一人あたり500から1000円の値上げに? 専門家がコストを試算
http://thepage.jp/detail/20150704-00000003-wordleaf


本当は、罪人に対して石を投げたくないというのが本音です。

たとえ罪を犯したとしても(残虐非道な罪以外)、立派に更生をされ、真面目に生き、贖罪意識を一生背負いながら生きていらっしゃるなら過去の罪を咎めるようなことはしたくありません。

しかし今回の件は、さすがにあまりにも被害者のご遺族の精神を軽視し、殺害された被害者児童の魂をも苦しめ続ける蛮行であると判断したため、いてもたってもいられずの行動でした。

この日は読売新聞社をはじめ、マスコミの方々も情報を聞きつけ、お越しになられていました。

まずはじめに、関東の様々な有志の方々が応援に駆け付けてくださり、お手伝いをしてくださいました(^O^)

関東の皆様は、本当に皆様優しく、おにぎりさん、まりさんに関しては、ものすごく思いやり溢れるお人柄で私のために集まった方々からカンパを募ってくださり、私にご寄附をしてくださいました。

ボウズさんも参加者全員にお茶の差し入れをしたり、物凄く機転の利く方で、私の飲んでいた飲み物がなくなると、颯爽とお茶を買ってきてくださったり、大変お世話になりました。

この行動に賛同し、ご参加くださった関東有志の方々には、思いもかけぬご親切を賜り、お礼の言葉もございません。そして、ご寄附くださった方々にも、ひとかたならぬご支援をいただき、今さらながら感謝の念を禁じえません。本当にありがとうございましたm(_ _ )m

さて、太田出版の入っているビルの1階が保育園で、なんと抗議開始の30分後にはお昼寝の時間というタイミングの悪さ!しかも15時まで!

とても慌ただしい抗議になりました。

それでも関東の有志共々、欲に目が眩んだ酒鬼薔薇聖斗の手記を出版した太田出版社に怒りの声を上げてまいりました。

酒鬼薔薇聖斗は、前科がつくこともなく、30代という立派に責任も果たせる中年男性になっていながら、ご遺族の意向を堂々と裏切り、自ら矢面に立つことなく、石を投げられる覚悟もなく、実名を晒さず、無責任に“少年A”のままの、あの少年時代のままで手記を世間に発表したのです。

しかも“自己救済”という言い訳と、自身の利益のために、被害者児童たちを再度殺し、再び世間から注目を浴びるために利用したのです。

それに付け加え、「被害者児童の親御さんたちは、酒鬼薔薇聖斗から送られてくるお手紙を読んで失意のどん底でも酒鬼薔薇聖斗を許そうと血を吐く思いで努力をされていたに違いない!」と、同志である山道さんも怒り心頭でした。

その思いを、くしゃくしゃに踏みつけ、過去を封印し、そっとしておいてほしいというご遺族感情を逆撫でし、またその扉の鍵を強引にこじ開け、被害者児童の名や、事件内容がマスメディアを通じて世間に公表され、過去の記憶が鮮明に思い出され、浮かばれない被害者ご遺族のメッタ刺しにされたような苦悩、苦痛を酒鬼薔薇聖斗や、太田出版はどう感じているのでしょうか?

酒鬼薔薇聖斗や、太田出版には人間としての血が、かよっていないのでしょうか?

この手記を多感な時期の青少年が読み、刺激を受け、酒鬼薔薇聖斗をカリスマティックな殺人鬼として崇拝し、悪影響を受けてしまう、模倣犯を生み出す恐れもあるのです。

実際に海外でも、アメリカではチャールズ・マンソン、ジョン・ゲイシー、ジェフリー・ダーマーという3大シリアルキラー連続殺人鬼がその後、世界に与えた影響は計り知れません。

皆様にはチャールズ・マンソンという殺人鬼をご紹介します。彼が起こした事件というのは、以下のサイトをご覧ください。

歴史に残る凶悪事件マンソンファミリー
http://husigimystery.info/allan/?p=640

このチャールズ・マンソンという人物は、白人と黒人のハルマゲドンを“ヘルター・スケルター”と呼び、砂漠にヒッピー的な疑似生活共同体「ファミリー」のみで隠れ住むよう信者をそそのかし、洗脳するカルト集団の親玉でした。

そしてハリウッド女優シャロン・テート夫妻らを自らの信者に惨殺させました。

その後チャールズ・マンソンは映画化され、本の出版などでミュージシャン、反社会勢力に大きな影響を与え、なんと、チャールズ・マンソンは死刑制度が一時的に廃止されたことで、自動的に終身刑に減刑され、80歳にして、26歳の女性と獄中結婚したのです。

「お腹にいる赤ちゃんだけは助けて!」と懇願したシャロン・テートを胎児もろとも惨殺したこの男が、被害者ご遺族の思いをよそに、終身刑で生きながらえ、26歳の若い女性と結婚するという幸せを掴み取ったということを皆様はどう思いますか?

そしてこの殺人鬼と結婚された女性の肉親の胸中は?

法廷では反省もせず、うすら笑いを浮かべるような凶悪殺人犯です。

26歳の美女が80歳の連続殺人鬼を好きになった、2人は獄中結婚
http://matome.naver.jp/odai/2141638165403653501


人間の根底にある悪の心“見たい”“知りたい”という欲求を、すべて満たしてしまうということは、犯罪の抑止というよりも、その犯罪への好奇心を逆に駆り立て、刺激してしまう恐れに繋がるのです。

ですから週刊誌、殺人鬼による自伝本の出版、マスコミの対応などは細心の注意を払わなければならないのです。

すべてを曝け出し、垂れ流してしまうことが犯罪の抑止に果たして役立つのか?ということを真剣に考えなくてはならない。

このマスコミや、犯罪の欧米化というものを日本は食い止めなくてはなりません。

連続殺人犯を欧米の殺人鬼のようにカリスマ的に持ち上げ、どの面下げて、このような厚顔無恥な振る舞いができるのでしょうか?人間の皮を被った悪魔ではないかと思えるような所業です。

当日、私達が街宣をしていると太田出版の入っているビルの窓から男性がニヤニヤ笑いながらこちら側を撮影しているのを関東有志のカメラマンさんが激写されていました。

しかも許せないのは、私は数日前に太田出版社に対し、出版差し止め要望書を持参し、抗議に行く旨を伝えていたのですが、全くなしのつぶて。

当日も訪問しましたが担当者が出てくることはなく、世論に必要のない大きな波紋を投げかけた責任感など微塵も感じさせない、まったく不誠実な対応であり、太田出版は、やはり鬼畜と結託し、利益を貪る悪魔に魂を売り続け、本来の出版社としての夢や希望を与えるという企業理念とは相反する行為、存在意義のない、ろくでなし、ひとでなしの出版社であることが、まさに証明されました。

死人に口無しとばかりに、被害者児童、被害者ご遺族の名誉を汚し、貶める権利は太田出版にはなく、法が許しても天は許しません。外道の行いは必ず因果応報として返ってくるということを頭の片隅に覚えておいていただきたいです。


このような、とんでもない出版社と共に、酒鬼薔薇聖斗のような鬼畜を世にはびこらせないためにも少年法の改正、サムの息子法など、海外の少年法に照らし合わせた法整備も日本には早急に必要だと思います。

アメリカでは、たとえ少年であろうが殺人犯は名前も顔も住所も、すべて公表されているのに対し、日本では、川崎市河川敷中1男子リンチ殺人事件の加害者である主犯格の少年を、たいそうに箱のような物に入れて上空からも地上からも見えないように手厚くプライバシー保護をされ、実況見分を行っている映像を見て、心の底から日本の少年法の異常性を垣間見た次第であります。

過去の記事にも書いた刑務所入所経験のある男性の証言が示すように、快楽目的、残虐性のある殺人など更生の余地がない事件に対しては、未成年であろうと、なんだろうと死刑、厳罰化しなくてはならないと思います。

「女児が嫌がって泣き叫ぶ姿を見ると興奮する。また出たらやる」

と言っていたような連続婦女暴行犯の、このような鬼畜が、刑期の短縮を早めるため、刑務官の前では病んだ精神状態から、心身ともに正常に改善しつつあるという見せかけの偽善者面をしていることもきっとあるはずです。

鬼畜の芽を完全に取り去ることは、いつ何時、開花するか分からず、本当に難しい問題だと思います。

しかしこれ以上、被害者が我慢を強いられ、泣き寝入りするような法整備は改められなければなりませんし、凶悪殺人を犯した者は自らの死を以って償いをするという当然の措置を、既に殺された被害者より、まだ生きている加害者の人権を尊重しようとする死刑廃止論者の感覚には“公正”や“正義”という概念が欠落していると思います。

そして現世に非理法権天の概念が大きく欠落していることに危機感を覚えます。


https://www.youtube.com/embed/lt4gl8ifBcQ


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