★かつての「マルコー」が日常化している★
昭和になっても、1980年代までは、30歳は女性の生殖機能の区切りと考えられ、「マルコー」と呼ばれていました。
30歳以上で初めて出産する人は、産院でカルテに「高」という字のスタンプを押されていたからです。
中には、母子手帳を発行する時に「マルコー」を表紙に押してよこす自治体もあったようです。
マルコーの由来は、日本産婦人科学会の用語「高年初産婦」にありました。
同学会は、今、35歳以上で初めての出産をする人を「高年初産婦」と定義し、注意指標としています。
これが、当時は30歳以上とされていました。
その改訂は、1992年のこと。
海外では35歳を境界線とする考えが主流になったため、全国の大学教授に対してアンケート調査がおこなわれた結果、学会の定義は5歳引き上げられました。
学会の広報誌によると、医学が発達して高年初産の安全性が向上し、今の医療レベルを考慮すると「妊娠にいたずらな不安を与える」という意見があったようです。
そしてマルコーのスタンプも、「差別的だ」と言われる時代になり自然に消えていきました。
そして今、当時のマルコーは全国の平均値になりました。
35歳以上の出産も、経産婦を入れると全国では4人に1人となっています。
東京都23区では3人に1人と、半数に迫る人数が35歳以上です。
都心部ではもうほとんどの人は、40代でなければ、高齢出産だと感じません。
ある都心の病院では廊下で妊婦さんたちが
「35歳から高齢出産と言われるなんておかしい」
「現代では40歳からにすべきよね」と話していました。
でも、それはおそらくあり得ないことです。
遅く出産する人が世界中の先進国で増えて、その実態がますます詳しくわかってきていますが、女性の生殖能力が30代半ばから変化してくることは、すでに疑う余地のない事実だからです。
確かに30歳では、まだ加齢の影響は小さいのですが、30代も半ばになると20代とは明らかに様子が違ってきます。
その筆頭が、卵子の細胞質が古くなり、分裂がうまくできなくなっていくという問題です。
分裂がうまくいかなければ、染色体(遺伝子が折りたたまれたもの)の本数に間違いが起き、「不妊」「流産」「染色体異常」といった問題が起きる確率が増加します。
これが不妊治療の専門医が盛んに警告して最近ではテレビなど大型報道番組も作られ、ようやく世間の注目を引くに至った「卵子の老化」です。
★最後の妊娠チャンスは「閉経の10年前」★
人は何歳まで妊娠できるのでしょうか。
「閉経までは産める」と思っている人が多いようですが、それは基本的にあり得ません。
専門家の間では一般的に、女性が出産できる最後のチャンスは「閉経の10年くらい前」と言われています。
閉経年齢は、日本女性を対象にした最近の調査によると、平均が50歳。
そして45歳から56歳の範囲内に8割の人が入ると言われています。
それから10年を引いてみると、一般的には40歳くらいまでは産める人が多いということになりますが、早い人は30代後半でも安心できません。
ただ、遅くまで産める人は40代中頃でも出産できるという風に大きな個人差があります。
これは、体外受精の現場でも同様です。
妊娠できない女性が増えてくるのは30代後半ですが、それでは出産できた最高齢の女性は何歳だったかというと、どのクリニックでも大体46、47歳くらいまで妊娠例があります。
妊娠力は突然ストンとなくなるわけではなく、ゆっくりと時間をかけて少しずつ減少していきます。
「妊娠までの月数がかかる」
「妊娠しても流産しやすい」
といった、産めるか産めないかよくわからないあいまいな時期を経て、少しずつ妊娠しなくなっていきます。
脳下垂体からの女性ホルモンの分泌は確かに閉経まで続き、子宮内膜は増殖して、やがてはがれ落ちて「月経」が起きます。
ですから、見かけ上は生殖可能な状態が続いているかのように見えます。
しかし、30代後半になると、卵巣の中では、卵子の老化がどんどん進行しています。
40代になると、子どもになる力のある卵子はほとんどないか、あってもわずかになってしまいます。
女性の妊娠力が長持ちするかどうかは、持って生まれた資質、性生活の頻度、それまでの出産回数、喫煙、疾患、そして精子の状態などいくつもの要素に左右されます。
でも専門家たちが異口同音に言うのは、妊娠力とは何といっても「若さ」だということです。
食生活や規則正しい生活は、一般的な健康のためにはまぎれもなく大切なことですが、そうした生活上の注意が妊娠力にどう影響するかはまだ明らかではありません。
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