ドラミちゃん | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

ちょっと前からペットである猫の様子がおかしく、血尿が出たり、痩せ細り、乳房が膨らんでいるのが気になり、獣医師に看てもらったところ、どうやら重症のようで去勢手術をしていないため、乳がんにかかったようです。

「乳房のしこりが小さいときに来てくれたら・・・」と言われましたが、このような事態になるとよもや思わず、最近では餌もあまり食べなくなり、痩せ細り、目がうつろな状態にまでなってしまい猛省しています。

本当に悲しくてやりきれません。

医師のお話によると、悪性乳がんの他にも、肺に水が溜まり、あまり息ができない状態になっているとのこと。

そして、去勢手術をしていないため、子宮と卵巣が大きく腫れ上がりお腹が膨らんでいるまでになっているそうです。

その手術をするには体力がないことにはできないそうで、今のように肺に水が溜まっている状態では手の施しようがなく、仮に手術をたとしても100%麻酔をかけると死ぬそうです。

残る手立ては徐々に肺に溜まった水を除去し、手術まで持ち込むといった治療を通院でやるほかないようです。

しかし、肺に溜まった水をたとえ除去できたとしても体力が持ちこたえられるかわからず、今のドラミちゃんの状態では強い麻酔をかけると死んでしまう可能性も大きいらしい。

本当は「自然死」を選んでいたのですが、お医者様が

「飼い主さんは最初は手術か、自然死どちらかの選択に悩み、「自然死」を選びますが結局ペットがもがき苦しんでいる姿を見ると病院に飛び込んできます。もうその時には手遅れなのに・・・」

と言われました。

私は、その言葉が胸に深く突き刺さりました。

やはり結果的に死という運命がドラミちゃんを待ち受けていたとしても、もがき苦しんだ姿を最期に見たくありません。

一か八か最期の賭けとして「手術」という選択に踏み切りました。

これから手術の前準備として、週に何度か肺に溜まった水を抜きに通院します。
私の心を支えてくれていたのはいつもドラミ。

胸が張り裂けそう。

もしこれを読まれている皆さんも、ペットがいたら絶対に若いうちに去勢手術してあげてください。

かたや早いうちから去勢をした雑種猫のほうは人間でいうと88歳くらいなのに、まだまだ元気ピンピンです。

とにかくドラミちゃんの手術が成功するよう祈ります。
しかし神様は私に様々な試練を与えてくれます。