やーやー。今日から新プロジェクトへ正式アサイン(任命)です。場所は羽田付近、詳しいことはここでは言えないけどすごく大きなプロジェクトで、規模だけだったら間違いなく日本最大規模で、業界からの注目も熱いです。影響力の大きいプロジェクトなだけに、社会への影響も(間接的なものを含めて)かなり、ある。
その大事な『定着』部分を僕らの会社が引き受けてます。だから責任は莫大、会社としては失敗は決して許されない。もちろん単純に規模にやる気が比例するわけではないけれど、こういう話を聞くとやはり気が引き締まります。
しかし、ほんとーにこの会社に入ってよかったと思う。みんな力もあるし、熱意もあるし、そしてなにより、人間として正しい。
京セラの元社長が、結果ってのは= 能力×熱意×姿勢 って言った。そして姿勢だけはマイナスになりうるんだって。
どんなに能力があっても熱意がなければ結果はでない。「やればできる」、でもやらないからできない。つまり、できないんでしょ。
逆に熱意があればどんなに能力や経験値において引け目があっても、ある程度の結果は出すことができる。何より、対人においては信頼という絶対的な結果が生まれる。
そして「姿勢 = Attitude」はほんと大事。これだけはマイナスになりうるから。能力のあるものがひがみや手抜きをしたとき、集団というのは疲弊し、破壊される。やる気のない上司、体がでかくて強い子供がするいじめ。政治でも歴史でも証明されてますよね。
逆に、熱意と正しい姿勢があれば、長い目で見たとき、将来能力がついたとき、それはもうすごいことになります。間違いなく結果のメーターが振り切れますよ。そしてそれは外部にも波状に広がるでしょ。
この会社に入って、まだ一人では何もできないけど、大事な外出や会議についていかせてくれたり、二週目からすでに「本番」の仕事に参加させてくれたり、勝負できる場、環境を迷わず与えてくれる。ほんとうに感謝。
手伝わせてくれるみんな一人一人が、感情論からは程遠い、現実的な、でもすごく熱い価値観を持ってるし、それを迷わず伝えてくれる。「一流になりたいんだろ?ならがんばれ。こういう姿勢でいるんだ。」って、見せてくれる。
「自責」の考え方とか、人に対しての優しさと厳しさのバランスとか、仕事に対するこだわりとか。本当の意味でここまで面白い会社ってのは、あまりないのかもしれない。
ただ、どんなに感謝しても、あくまで僕の中では「会社のため」にとか「お世話になったからご奉公」という『義』の感情軸ってのは、基準にはなりえない。これはやっぱ性格的なもんで、自分の強さだとも思ってるし、ずっと変わらないと思う。
でもやっぱり、「こういう人たちといいものを作り上げたい」とか、「この人たちと肩を並べて、競り合って、お互いオサポートしながら前に進んで行きたい」っていう思いはすごく強い。そして、それは僕個人もそうだし、うちの会社としての強さなんだと思う。
そんなだから、「期待してます」って言われても全然プレッシャーじゃないしね。逆にこれからも努力を惜しまないで行こうと、もっとがんばっていいんだって、思います。
今日オフィスをでて羽田に向かう時、会社の人たちに僕の過去二週間分のフィードバックをもらうために勝手にアンケートを配ったら、驚くほどポジティブな反応が返ってきて感謝したのでこんなことを書いてみました。
と、いうわけで、明日からも手抜きなしでいこうと思います。いきます。
そいでは、またー。
りょー