人間関係があれば必ずと言っていいほど悩みがあると思います。
今日から何回かに渡って原始仏教を説いていたブッダの考え方を基にした悩みを解決、また増やさない方法を紹介したいと思います。

今日はこの3つを紹介します。
1、心の状態を理解すること
2、無駄な判断(反応)をしない
3、自信をつけるには?

まず一つ目、心の状態を理解することです
というのは満たされない心があるといったことや悩みがあるという事実を「ある」と認めることです。
そしてその原因を知り、取り除く方法を実践します。
これは医学的な処方箋に似ています。

それでその原因とはなんなのか?それは執着です。さらにその執着の原因はやはり、心の反応なのです。
人間関係が思い通りにならない現実に焦り反応しています。
となれば、やらないといけないことは、「無駄な反応をしない」(2つ目)ことです。
無駄な反応をしないとは満たされない心があり、心は求め続けるものと理解しておくことなのです

ここで心の状態を確認する方法
①私は緊張しているなど言葉にして確認
②感覚を意識すること
これはマインドフルネスと呼ばれるものですがのちに詳しく書いていこうと思います。

2つ目の無駄な判断をしないとは
そもそも人間が良くも悪くも判断するのは気持ちいいからです
判断すれば自分が認められたり、わかった気になれるからです
判断とは、こうなければいけないということを他の人間から学びそれに執着していることが原因です。
無駄な判断をしないためには「人は人、自分は自分」と明確な境界を作ることです。
もう一つは自分が正しいなどと思い込みを素直に認めることです

最後に自信をつけるには
やってみる
体験を積む
ある程度の成果を出す
周りを認めさせる
ある程度の成果が出る見通しがつく
つまり経験値を積むだけでいいのです


参考文献:草薙 龍瞬 「反応しない練習」