☆ロBオとジュリA子☆   第2回 | りょうちんのブログ  ~思えば遠くへ来たもんだ~

☆ロBオとジュリA子☆   第2回

 
「だれの手引きでここまでいらしたの?」
「恋の手引き。 唆(そそのか)したのは盲目の恋の神(キューピッド)」
「私がすぐに落ちる女だとお思いなら、私は眉(まゆ)をひそめて、いやと言ってスネてみせるわ・・・おやすみなさい! この胸の甘いやすらぎ」
「えっ、こんな満たされぬ思いのままに、行ってしまうのかい? ジュリA子」
「すてきなロBオ、心変わりしないでね」
「ああ、すばらしい夜! 夢のように甘すぎる。 現実とは思えない」
「もうすぐ朝だわ。 やっぱり、行って」
「君の小鳥になりたい」
「そうしてあげたい。 でも、かわいがりすぎて殺しちゃうわ。おやすみ♪」




ロBオくんとロレンス神父さまが、なにやらゴソゴソと密談をしているようです。。。
神父さまは言いました。
「よし、わしに考えがある。力を貸そう。うまくいけば、モンタギューとキャピュレットの争いを終わらせうるかも知れぬ・・・!」




そのころジュリA子は、お付きのばあやをロBオのもとへ使いに出していました。
「ばあや、頼んだわよ。とどけこの想い・・・!! キラッ☆」

 

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