例えば、
15才の小僧と85才の老人とでは、
歳を分母においた場合、その大きさの違いによって、
必然的に1年間に対する人生のウエイトが変わってくる。
85才の人からみると、きっと1年間はあっという間か。
このワタクシにおいても、
20前後の歳にくらべ、1年間が早くなったような感覚を受ける。
この1年間はどうであったか。
1年間が早く感じるということは、充実していたのであろう。
しかし、今年はなかなか自分のペースにおいて走れなかったという
気もしないでもない。
そうなのである。神様は走らせてくれなかったのである。
もう少し余裕のあるペースを維持したく思っていた。
それは、やはり、去年のこの時期に、
ワタクシの会社人生においての最大の転機たる職種の転換があり、
今年は初めから駆け足であった。
それでも夏前には慣れ、自分の判断において職場をまとめられる
所まできていたのだが、10月にまた部署の異動があった。
先輩や同僚とも信頼関係が出来てきたなと思ったさなかでは、
やはり寂しさはぬぐえない。
またしても相当な駆け足を迫られ、そしてこのスピードは
現在も維持され続けているので、少し足が痛い。
そう、マイペースでと言うのは、決してただ日々漫然と
仕事するという意味ではなく、自分が持つ最大の能力を効率よく引き出せる
ペースという意味である。
そのスタイルに余裕が出てくると、当然余暇でも活動的になるが、
現在は余暇は本当に休みとして使いざるを得ない。
疲れているのである。笑
仕事して疲れ、余暇で休むというのは、確かに正論で、
まったく問題がないように思われるかも知れないが、
余裕という部分で少し足りない。
今年がそのようであったから、
来年はマイペースを目標にしたいと思う。
歳を重ねるごとに1年間が早く感じるというのは、
人間が持つ本能あるいは機能であって、その感覚が
歳に比例した充実感や満足感を得る、あるいは自己人生において
肯定から納得させるためのものではないだろうか。
そう考える。
すると、マイペースであっても、どうせ年末には1年間あっという間
であったと思い返すのであるから、結局その方がいい。
そう、日常は、ゆっくりいこうではないか。