仕事でお客さんや業者さんやら人と会うことがありますが、
見てると、
できる人ほど、一人でいろいろと任されていることが多いですね。
先日もある技術者の人が
「ほかの人は二人で作業するのに私は一人ですわ」ってぼやき気味に言ってました。
実際、仕事ぶりを見ていると、テキパキとこなしています。
そりぁ一人で仕事を任されるよなぁって思いました。
これは共通しているみたいやなぁ。
初めから今のようにできたわけではないはずやけど、
仕事をしていると覚えていったり、技術を習得していったりしていくんやろね。
任す側も「彼(彼女)なら安心」して送り出す、任すのです。
はじめは些細な内容のことですらドキドキ状態、必死の状態が、
こなしていくうちに力をつけていくわけですね。
そして、難易度が上がっていったり、完成させないといけない数が増えていったりと
力をつけていっても次のステップが待ち構えていたりします。
ドキドキ状態、必死の状態がやってくるねんなぁ、これが。
ほんで、アドバイスを聞きながらであろうがなんであろうがこなして行けさえすれば力がついていくのです。
力をつけていくと不思議もんで見え方が違ってきます。
すると、力の付き方が違ってくる。
デフレスパイラルではなく、上昇スパイラルに入っていく感じでしょうか。
目の前の仕事に対しても上昇志向や技術や知識の習得への思い、
自分が背負おうとの思いが結果として現れるんでしょうね。
二人がかりでやってるのを一人でするんですから、
そりぁ実力があるってことですわね。
小松叡弘